春直前に根が切れ、自力で立てない状態にまで追い込まれていたパリィです。
普通、「根腐れ」は目に見えないので(葉っぱの不調は解っても)、
その被害に気付いた時には、退っ引きならない状態!
にまで追い詰められている事が多いのですが。
ウチの子は根腐れが目で見えている!
究極に、退っ引きならない状態!!
…のっぴき、で変換できないから(いちいち退く、引く、と打って送り仮名削除)
日本語じゃないのか?と疑いましたが
検索したら一応日本語でした。
あまりメジャーじゃないのかしら?
退引町を崇拝している七咲としましては、ぜひとも流行らせたいトコロですが
そんなに力まなくても、他にも退っ引きならない子がいっぱいいるので、
この件に関しては七咲に協力的な葉っぱちゃんたちです。
そんな状態の子を、
よくもまあ3か月近くもドン引きしていたものだぜ!!
と、いう感じですが、GW中、ようやく、植えかえることができました…。
これが植えかえ前の状態です。
(表)(裏)
左側の根っこが完全に切れて一人で立てないので、割りばしで支えてます。
あの茶色い部分の、半分ほどが根っこです。
なんというか、去年の春夏で土の中から盛り上がってきまして…。
この鉢じゃ浅すぎなんだよな!?
と思っていたので、今年は一応植えかえ予定だった事はだったのですが、
それ以前に、冬に葉が枯れ始め、いきなり根が切れました。
去年とまったく同じ!!
「またかよ!」 とツッコミたいものの、
「お前だよ!!」 ってツッコミ返しがきそうな展開。
去年の夏はこんなん↓だったので、
1シーズンでよくぞ復活した!!という風にも見えますが
七咲が必死で復活させたので(水!栄養!水!栄養!スパルタスパルタ!)
そのスパルタが、根っこに負担をかけたのかもしれません。
加えて、この子は冬にも平気で成長するので、加減がムツカシイ…。
①潅水を続ける→成長する 「いかん!冬に成長させてる場合じゃない!」
②潅水を控える→成長したのが枯れる 「枯れるのはもっとダメだろう!」
③潅水を抑える→成長しながら古いのが枯れる 「ああ!お年寄りには優しく!!」
④葉水で乗り切る→枯れる 「どっちにしろ枯れるんかい!!」
↓
①潅水を続・・・? (む、無限ループ…)
こんな具合で、どれを優先させればいいのか迷いまくって、
結局、潅水を抑えて葉水、にしてたのですが、上記をまるで裏切らず
古い葉は枯れ、新芽は伸び(③)、根っこは切れ(①)ました。
それでもまだ、マルボウズにするには至っていないので
去年よりは、良い
と、解釈した方がいいのか、…どうか。
(時に自分の一抹のポジティブさが恨めしくなるネガティブ人間)
植えかえ画像は、去年の記事がありますので割愛させていただきまして
(何しろ大きい子は速攻で植えかえないと!という強迫観念)
古い鉢の中の土、その全容。
去年の植え替えとまったく同じです。
主要の太い根っこ以外は、全部切れてしまってます。
これだけ大量の根っこが切れるという事は
パリィにとって何かが相当な負担だろうと思われるのですが
今のところ、植え替え後は元気です。
08年に「観葉植物の土」で植えかえたのですが
それで丸坊主にするほどトラぶったので(それで、っていうのもなんですが)
07年に使っていた「室内・ベランダ用の土」に戻してみました。
相変わらず、いつまでも湿っぽい土で七咲は苦手ですが
これで様子を見てみます(苦)。
盛り上がった根っこも土に埋めたので一人で立つようになりましたが
割りばしの支えは、滅法楽だ!という事に気づきました。
植えかえするときに、一人だと植物を固定しながら土を入れるので
大変な上に時間もかかり上手く詰められなかったのですが(不器用チャンピオン)
新しい鉢でもこのように割りばしで植物を支えてから土を入れると
両手が使えてとても良い!!
と、不器用七咲が大絶賛していましたので、大きい子を植えかえる時には、
我こそは不器用チャンピオン!とお嘆きのお方様。
一度お試しになっては、いかがでしょう。
(こういうのも怪我の功名、といっていいのかどうなのか)
パリィの過去記事
コチラ(2009年3月)・・・わかっちゃいるけど手が出せない編
コチラ(2008年)・・・放任しすぎて、がっくり弱ってます編(件の丸坊主はこれ)
コチラ(2007年)・・・放任環境でがっつり育ってます編