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お店を去るとともに、責任を取ってウチに連れてきた子たちです。
なので特に植物自体には愛着はないのですが、
この子たち個人的に、いや個葉的に愛着があるので、何とか
生き延びてもらいたい(好みだとか何だとかはどうでもいい)
と切に願ってやみません。(もう戦い疲れて息も絶え絶えなのばっかりいるけれど)
■ ■ ■
まずはレッドエッジ。お店に居た時は(既出ですが)こんな営業ぶり。
「アレンジ次第で雑貨に色々な表情をつけてくれるのがタイルの良いトコロです」
と、売れ筋でもない死に筋でもない、微妙な「タイル」を一押しする係でした。
愛称は「ジジ」。
黒猫も魔女も関係ないのです。
正式名(?)、コルジリネ・レッドエッジ、でジジ。
ジジは新参者で、なかなかに付き合いにくく、繁忙期にうっかり来られると、
つい目を離してしまって、何枚か枯らしてしまいました。
葉が枯れても根っこが無事なら次の新芽が出てくるのですが、
乾燥もすぎると根っこが傷んで、下から枯れてしまいます。
そうなったら根っこは見捨てて、上の方を水栽培で救命してください。
うまく機嫌が直れば、写真のように水だけで根っこが出てきます。
…そういう隠れ営業もしていたジジですが、
如何せん七咲がいなくなると水をやってくれる人がいなくなるので、
生きてはいられまい。(到底、210円で売れる風貌でもないし)
と観念して、廃棄処分の葉っぱ一本で、連れて帰ってきました。
家にあった空きビンとハイドロの残りで、育成に挑戦。
土と鉢でも良かったのですが、
今から冬になるので、いきなり土に居住替えするのが怖く、
かと言って、水だけではやはり冬を乗り越えられまい、と推測して
ハイドロ in!
ハイドロを入れると、根の張り方が段違いにイイです。
ちゃんと勉強して、防腐剤や栄養剤などもセットしてやればいいのですが、
今から冬になるので、あまりハイソな居住替えにするのも怖く、
とりあえず、これで様子を見ます。
なんでもかんでも怖いへたれな七咲に引き取られたのが運のツキ。
と、わりきってくれたのか、ジジは順調に根をのばしてくれました。
11月くらいまでは、葉を落としながらも新芽が生長し、
なんとか冬を乗り越えるための体調を整えつつあるな、と安心したものです。
数日前には新たな新芽を発見し、
そんなことより冬越えの為に体力を温存してくれ!!
と、少々やきもきしたのですが、まずは順調です。
葉っぱが2枚ほど白くなってきてますが、順調です。
■ ■ ■
とはいえ、ジジは、余所の店で、
7号ばちに美しく成長した姿を見てしまったので(そりゃもう別嬪さんです!)
うちの子もこうなって欲しい!!
という野望があるので、春になったら(七咲が慣れている)土に戻す!
・・・と思います。
ジジの意向をまったく聞かない姿勢がいっそすがすがしい。
殖やすなと 言われてまだも 増え続け
って感じですが、大丈夫。七咲はちゃんと育成計画を練っておきました。
ジジが7号鉢に育つ頃には、大鉢連中の誰だかが倒れているかもしれないから、
居住地にはまず問題なかろう!
と踏んでます。
(別の意味で問題が大ありな発言をかましましたが)
倒れてなかったら、その時また練り直します。