葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

彩雲閣

2007-08-21 21:48:39 | 100均観葉図鑑「さ」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *乾燥を好むので、水やりは控えめに
       葉っぱには水をかけないように気をつけて

 
□ □ 


サイウンカク、と読みます。

太い柱のような幹は濃い緑色で多肉質、その角に刺が並びます。
写真では見づらいですが、その幹から枝分かれ(?)の様な感じで
同じ柱のような幹が生えています。

葉っぱは淡い緑で、形は丸く小さいです。乾燥や寒さで落葉します。
茶色い葉っぱは、古くなって老いているのかと思われます。
手触りはまだ枯れた感じではなかったのでそのままにしています。
その色のコントラストも、格別の趣だと思うのです。

と、個人的にかなりお気に入りの部類ですが
お客様からの人気も、群を抜いています。

過去に発注が可能だった時期には、何をする暇もなく完売していました。
おそらく今回も、何をするでもなく完売するのでしょう。

その、崇高な渋み、荘厳な趣、圧倒的な侘び寂び・・・。
この子の褒め言葉ならいくらでも量産できます。
できれば、長く店で愛でていたいなあ、と思うのですが(買いなさい)。
はてさて。

不幸な事故で上の方の幹が折れてしまった時
例によって挿し木をして様子をみていたのですが
バッチリ再生しました!(何の疑いもなく売れました)結構、頑丈です。

売場のスペースが確保できれば近日中に店頭へ並べます。
待ちきれないお方様は、お声をおかけ下さいネ。


 □ □ 


さてさて。

今回の特別入荷で、久しぶりにサボテン一族がお目見えしたわけですが。

この一族のブログは手こずるだろうなあ。と身構えていたのですが
案の定、大変、手こずっております。(進行形で)

その最たる原因は、名前です。

個人的には、「このネーミングセンスには脱帽だ!!」
って感じで、一族のどの子の名前にも惚れぼれするのですが
(力士や、舞妓さんの名前にも惚れぼれします。名前フェチです)

ブログを作成するにあたって、性質を確認するために図鑑をめくるのですが
名前でヒットしたのは、この子だけでした。
何故に?!といつもなら驚愕するのですが、この子に至っては
ヒットしたよ、おい!!と、逆の驚愕がありましたよ。

だってなんか、あり得ない名前ですもん。(失礼)

どこが彩で雲で閣なのか、この姿からは全く想像できません。
名前だけ見れば、どこの料亭だ?と思わずにはいられません。

その図鑑でヒットしたのは、この子がサボテンではなかったからでしょうか。
多肉系です。
ミルクブッシュや、ハナキリンと同じ仲間でした。

他の子は見当たらなかったので、とにかくサボテン専門サイトをめぐりました。
朝からめぐっているのに

めぐりおわりませんでした!!!

広すぎだ、サボテンフィールド(しかも目当ての子は見つからず)

そんなこんなで、まずこの彩雲閣からブログってみたわけですが。
名前、と言えば思い出さずにはいられない。

一文字違いで大違い、事件。

100円ショップという広大な売場(衣食住総なめだ!!)で仕事に手こずり、
まだ植物エリアの方にまで目が行き届かなかった昔。

お客様に、この子について訊ねられました。

「これはランの仲間なの?」 と。

え?どう見てもサボテン系なんだが?と思ったのですが
植物界を熟知しているわけではないので断言は禁物だろうと自戒し

「いえ、サボテンだと思うのですが」 と返答したところ
「思うって何?わからへんの?」 と叱られ、即座に不勉強を詫びましたが

その後のやりとりでも、なぜか執拗にランにこだわっておられるようなので

「これに似たようなランがあるのですか?」 と逆に尋ねたところ
「ここにランて書いてるからやないの!!わからんのやったらもうええわ!!」

と大変、ご立腹でそのまま去っていかれました。

すみません、と言う間もない幕切れだったのですが、
どうしても腑に落ちなかったので、鉢を手にとり名前を確かめました。

・・・ああ。

サイウンカクの

「閣」 が 「蘭」 に 見 え た の か !!

と、しばしその場で立ち尽くしてしまうほど、感情の起てようもない
やるせな~い事件でした。

そしてこれを機に、植物の猛勉強を開始したのです!!
となればいい話なのですが、当時は

「歳をとったら老眼鏡は手放せないな」

としみじみ思ったわけであります。
(昔、非常口の絵を見て、肉、と読んだばあちゃんが身内にいる)

今だったら入荷の子の名前はすべてインプット完了しているので即座に
「お客さん、蘭ちゃいまんがな!閣でんな!」
とノリで突っ込めるんだけどな・・・。若いって苦いわ。

 

てな感じで、サボテン一族は思い出語りに終始しそうな勢いです。
(広大なフィールドに白旗寸前)


ヤマカル

2007-08-20 22:02:30 | 100均観葉図鑑「や」

☆ 調査中 ☆

求ム情報 <(_ _)> よろしくですぅ

 

サボテン一族の入荷により、のっぴきならないほど
「追いつめられ週間」に突入です。
☆ 調査中 ☆ の看板はいつ外されるのでしょうか?
調査も投げや・・・いやいやいや。

それはさておき。

入道雲のようにむくむくと突き出た小さな柱に、
小さな産毛のようなトゲがびっしり生えています。
触っても痛くありませんが、この子の世話が終わった手をみると
細かいトゲがいっぱいついていて、さながらにわかサボテンの様・・・。

人気が高く、入荷するとすみやかに、お買い上げされていきます。
例によって観察できるのは短い期間ですが、不調になった事がありません。

鉢いっぱいに生えているので隙間から水をやることもできず
世話という世話をしたことはないのですが、この姿を見ていると

分解したくてたまらない衝動に駆られます。

ぶどうのように、一粒一粒、はがしていったら何が残るのだろう?
というのが、その動機です。

平凡な予想では、何も残らないだろう、というところでしょうか。

大段に予想してみると、中に小さな観音様の像とかが入っていたらいいなあ!
などと思ってしまいます。ミーハー根性ここに極まれり!

何が入っていると思いますか?(思いませんか?)

 

そんな妄想で楽しむ人はあまりいないかも知れませんが。
わりとあちこちで見かける姿ではないでしょうか?

「電磁波を吸収してくれる植物」として紹介されています。

この情報に関しては、素人の七咲、まったく何とも言えませんが
(電磁波そのものに興味がないので、効果ありとも無しとも思えません/汗)

当ブログの 他愛ない営業(苔玉)8/16 のコメントの下の方で
(七咲の長いコメントはすっとばして下まで行ってくだされ)
色々な情報を(当ブログ比)お寄せいただいたので
そちらも、ついでに御参照いただければ幸いです。

↑このコメントでいただいた「セレウス」、そしてこの「ヤマカル」などで
検索をかけると途方もないほど色々な姿のサボテンがヒットします。
上の写真とは似ても似つかぬサボテンもぞろぞろ出てきます。
奥が深いわ、幅は広いわ、で何が何やら・・・
というのが今のところの調査結果で恐縮です。

Cereus jamacaru

これが学名っぽいですね。セレウス ヤマカル と読めます。
(ついに外国サイトにまで足を突っ込んでしまった)
というわけで、同一物だと思っていいかな!思っちゃおうかな!!

なんて強引に決着をつけておいて。

この子を初めて見たのは、たぶん、10年ほど昔・・・かな。
もらったんだか、なんだったんだか忘れましたが、実家にいました。
(今もいるかどうかはわかりません。んー最後に見たのはいつだっけかなあ)

第一印象は

ニョロニョロだ!!(Byムーミン)

でした。

名前も知らなかった当時から今まで、お店でこの子をみると
「ニョロニョロサボテン」「にょろ」
などと勝手に呼んでいる私としましては

ヤマカル、とか、セレウス、とかいう名前をみても
この子を思い浮かべることはなく
逆にニョロニョログッズを見てサボテンを連想する、という有様。

おまけにニョロニョロは電気を帯びているんですよ?
通じるものがある!!(科学に疎いので「電」つながりですいません)

ヤマカル(セレウスサボテン・セレウスペルディアナス)


特別入荷

2007-08-19 08:06:15 | 業務日誌

イレギュラーで、観葉40鉢と多肉40鉢がきました。
今回は、すべて5鉢づつですヨ。


■フィロデンドロン(5/9)・・・でかいよ!並べられないよ!!(待機中)

□サンデリアーナ(5/20)・・・今回は、濃い緑に白い筋入りです

■コーヒーの木(2/10)・・・つやっつやです!新芽も出てます

□ハナキリン(7/7)・・・いい枝ぶりです。花は小ぶりです

■ユッカ(8/7)・・・今回も葉っぱ部分のみです

□ディフェンバキア(6/11)・・・おお?いつもと違う。葉っぱが細長い

■ポトス(5/19)・・・斑紋入りの方です

□テーブルヤシ(2/4)・・・お、久しぶり!茂ってますな

■金のなる木(5/21)・・・うわー!頭重そう。折れないでね?

□不夜城(4/21)・・・ちょっといつもより小ぶりかな?

■彩雲閣(ブログ未)・・・格が違う!と云わんばかりのご立派なお姿で

□牡丹玉(ブログ未)・・・ちょっと細身だ。まあ、でかくてハラハラするよりは良いか

■ヤマカル(ブログ未)・・・まだ形が整う途中、という感じな

□金晃(ブログ未)・・・この子の入荷史上、一番でかい!お買い得だ!!

■涼雲(ブログ未)・・・いつも同じような感じで安心する

□日の出丸(ブログ未)・・・この子も、いつも同じ。かわらないって素晴らしい


□ □ □


さすがに観葉の方はブログ記事が充実してきました。
サボテンの方は順次、アップしていきますよん。

さて今回の特筆は、コーヒーの木。
相変わらず、美しいですが、
今回初めて土の上にコーヒー豆の抜けがらを発見!!

うおー!この豆からこの葉っぱが成長したのか!やっぱコーヒーなんだー!
と、感動したので、この感動をお客様にもぜひ!
と、豆の残骸残しときました!いやあ、至れり尽くせり。(エ?)

大体、土の上にこぼれてる古い根や枝や枯れた葉っぱなんかは
掃除するのですが(取り除くのですが)今回は、こんな訳で。

あ、ハナキリンも掃除してなかったワ。とげが痛いので。(ピンセット忘れた)

□ □ □


いきなり納品されて

「え?!何故に?!いつ発注した、私??」

とものすごく混乱しましたが(荷受場にある段階でこじ開けて確認してしまったよ)

本部が、多肉植物の数量を確保できたので、と送ってくれたものでした。
(良かった・・・まだもうろくしてない。大丈夫、大丈夫)

これからも多肉の入荷は、こんな感じで本部が手配してくれた時に限ります。
ものすごく貴重なので

お見逃しなく!


他愛ない営業(保水剤)

2007-08-18 15:50:06 | 業務日誌

苔だま、ハイドロ、ときてトリは保水剤です。

袋にゼリーのような物体が入っています。
なんだかおいしそうですが、食べられませんのでご注意。(誰も食べませんか)
当店で取り扱っているものは栄養剤もバッチリ入っております。

この保水剤は、乾燥したものを水に浸すと100倍膨らむ、
という、「膨らませるタイプ」もありますが
当店では思いのほか売れませんので(過去の実績上)取扱しておりません。
(スペースの都合上、ご了承くださいませ)

使い方は、先にご紹介したハイドロと同じ。

植物の土を洗い落として、水の漏れない容器に入れて
この保水剤を隙間なく詰めます。

カラーは売れ筋のクリアー、水色、緑、オレンジ、ピンク、の
5色に絞って販売中。(スペースの都合上、以下同文)
写真の子は、水色ですね。

あとはこのまま何もすることはないです。

ないですが、日が経つにつれゼリーが乾燥してきますので
減ってきたな、と思ったら新たに足してあげてください。

え?また保水剤買うの?!不経済だわ!!

と思われた方は、ハイドロのように水を足してあげてもいいです。
その場合の注意点としては、

栄養剤の効果は期待できない

という事と

ゼリーが水の腐敗で濁る、もしくは色があせる

という事を念頭に置いてください。

それでも良い、買うよりいい。と思われた方は、
別に色つきのゼリーにこだわらずとも、クリアータイプを買って
中身の見えない容器に入れておけば濁りの問題はないでしょう。
成長させたかったら、時々、栄養剤を与えてあげてくださいね。

不透明の容器なんて、そんなの保水剤の魅力半減だわ!!

と思われた方は、まあ一袋105円ですし、ペットのえさよりは安いわけで
透明の入れ物に入れて、お好きな色でお楽しみください。

ちなみに人気は、1番水色、2番緑、3番クリアー。ですね。
これが冬になると、1番オレンジ、2番ピンク、3番クリアー。になります。

売場で季節を感じるのは、こんな風に色の売れ行きの移り変わりです。


写真を思いのほか撮ってなかったので
近々、撮影会をしようかと思ったのですが
気がつけば、保水剤の見本アレンジは写真の子を残して完売してました。

写真の子はシンゴニウムです。

ここでも売れないのか、シンゴ。
そんなに私の元がいいのか、シンゴ。(思いあがり)


他愛ない営業(ハイドロ)

2007-08-17 20:43:54 | 業務日誌

苔玉アレンジをご紹介したついでに
ハイドロアレンジも、ご紹介しましょう~。


■ハイドロの手順は単純なのヨ?の巻

当店では勿論ハイドロボール一袋105円です。
(おっと何リットル容量か忘れてしまいました。ちょっと小袋です)

植物の根を傷つけないように土を落として
お好きな容器にセット、そこにハイドロボールを隙間なく詰めこみ
出来上がりです。簡単でしょ。
(作業を文にすると簡単ですが、実際は、根っこが張っているとちと手間です)

毎日の管理はお水を根っこの4分の1ほど入れておくだけ。

家の中で鉢に虫がつくのが嫌な人や
土で育てるのが苦手な人にもオススメしてます。
植物にもよりますが、初心者でもまずまず成功します。
(店の放任環境でも難なく生き伸びてますので)

上の写真は、ミニワイングラスとシンゴニウムです。
(確か冬~春頃制作です)

 

■ハイドロのお世話はお好みで♪の巻

この写真は、冷茶グラスとディフェンバキアです。

放任といいましたが、ワンランクアップのお世話として
根腐れ防止剤や水の防腐剤を底にいれると尚いいです。

うちの店では扱っていないので、竹炭を入れてます。

良いです、竹炭。

各段に、生き生きですよん。(竹炭は売ってます)
売り場の相方が、水栽培の子に入れてくれてるのを見て、お!と思ったので
いっちょハイドロにも入れてみました。(ありがとう!相方サン)

あとは栄養剤ですね。
ハイドロ用の液体肥料も売ってます。
(当店では扱っておりません)

店では、普通の園芸用の液体肥料を4~5倍に薄めてあげたりもします。
(使用上の注意をよく読んでお試しください)

栄養剤をあげないと、ちっとも成長しません。
もう1年以上立つティーポットのクッカバラは全く微動だにせず。
自分で作っておいて、造花か?!と疑ってしまうほどです。
(ぎっざぎざになるのを楽しみしているのに!←5/13参照)

小さいままがお好きな方はいいですが、成長させたいなら御一考ください。

 

■ハイドロの手間暇は道具次第☆の巻

この写真は、ぐい飲みと折れちゃったゼブリナです。
この子はいま新芽が出てきてます。
新芽が大きくなったら、見目の悪い葉は落とします。

このようにどんな容器でも楽しめるハイドロカルチャー。
あとは、紅茶ポットやティーカップ、爪楊枝立て、などなどでもアレンジしてます。
要は、水が漏れない容器ならなんでも来い!です。

しかし、上のガラス系の器なら水の内容量が確認できますが
このように中身が見えない容器は、水が確認できません。

不安であれば、水位計というものを売っています。
(当店では扱っておりません。って、あーもー狭いって悲しい)
(いや、狭い、というだけの問題ではないのだが)

これを指しておけば水の容量がわかる優れものです。
園芸コーナーや、園芸店などで聞いて見てくださいね。

 

 

■ハイドロのお楽しみはこれからだ!の巻

先に述べたように、透明でない器は中身が見えなくて不利そうですが
見えないことで有利でもあります。

ガラスの器だと、水位計は不要ですが
ハイドロが汚れたり根が這いまくったりしてるのが見えて
ちょっと見た目が難あり、のような状態になります。
(気にならない人は、オッケーです)

ガラスの美しさはいつまでも保てないので、そこはまあ汚れてきたら

「生きていくというのはこういう事だから」

と割り切ってみましょう。(人生観をも育むハイドロ。嗚呼ハイドロ)

割り切れない人は、ガラスをあきらめていっそそのデザインは
土では不可能!とも言える究極を誇れるオリジナルな器を探しましょう。
(長靴、とか?)

ガラスを諦められない人は(水位計たけーよ!と思った人は)
ガラス容器を平凡なものにして
(家にあるその辺の要らなくなったグラスとか空きビンとかで)
鉢カバーでオシャレしましょう。

和風のかごや竹コースターをまいたりして侘び寂びにしたり
洋風のバスケットやランチマットをまいたりしてカントリーにしたり
お部屋に合わせて着せかえたり、季節ごとに気分を変えたりして

いくらでもアレンジをお楽しみいただけます。

アレンジにはぜひとも当店の小物雑貨を吟味してくださいませ。
お声を掛けていただければ、及ばずながらお手伝いつかまつります!

105円ショップの商品は1点だと105円にしか見えませんが
組み合わせ次第では、そこらの雑貨屋などにも引けをとらぬわ!
と自負しておりますとも!

(なんで最後いきなり大上段に構える?)


他愛ない営業(苔玉)

2007-08-16 22:59:30 | 業務日誌

 

せっかく作ったので記念撮影してみました。

苔玉はなぜか人気があってよく売れるので(内心、解せないんですが)
手元に残らないだろうな、という思い出作り。
(小学生の、夏休みの宿題か)

上の画像もそうですが売れないハートファーンで制作。
器は、ひとつだけ売れ残っていた(2年越しくらいさ)とんすいです。

売れない物の同志を組み合わせるだけで
売れるものになる。

これぞまさしく錬金術!!

(言っとけ言っとけ)

 

この子が真先に売れました。

やはり売れ残ってた1点もののとんすいです。
下に敷いた青のカラーサンドと相まって、夏らしく涼しげだったのが
売れた勝因でしょうか。

もうすぐ秋がきますけど・・・。良かったんでしょうか。

 

この子は乾燥に負けて、葉っぱが一枚だけ残った子なので
お値段格安で210円にしてましたが。(まあ売れないだろう、と)

店員、痛恨のミス。

一緒に並べてた苔だまの葉っぱがたくさんある子と
取り換えっこされて、見栄え良く210円で売れてしまいました。

まさか取り換えっこされるとは思わなかったので・・・茫然自失。

というわけで、この葉っぱ一枚の子は今、この下の皿(↓)に入ってます。

 

この左側の子が上の皿の子と取り換えられて去っていきました。

まあ・・・幸せになってくれれば・・・。

この2連の皿は310円設定なのですが。
悲しいのでなにかオプションつけておきますね。

カエルさんがいいですか?・・・まだいたかな。カメさんはいたんだが。
(まあ土曜に出勤して何か良いもの探します)

 

この白の器も売れ残った1点もの。

葉っぱは、やはり売れ残ってなかなか去っていかないシュロチク。

1鉢をほぐして3つにしてみました。
下に紫のカラーサンドを敷いてます。

 

テレビでやってた苔玉の作り方通りに作ったので
間違いはないです。

ないですが、土を混ぜ込んで泥団子にして、そこに
苔を張り付ける(最近本で見つけた)やりかたもありました。

うちのは、根を苔で包み込んで玉にする方法なので
土は入っていません。
土植えにしたかったら、この苔玉のまま埋めてください。
(その際、てぐすは切ってくださいね)

と、お買い上げくださった方が
ここを見ている可能性は限りなく低いですが、ご報告まで。

 

皆様の元で、元気に過ごせますように。

夏休みのしゅくだ・・・じゃなかった。

苔玉のご紹介でした~。


他愛ない営業

2007-08-15 17:43:16 | 業務日誌

4/14にご紹介したアコルスです。正真正銘、あの写真の子です。

まだおったんか!!

という驚きはあれども(3/30のペペジュリーもいます)まあ長い付き合いです。
もう情が移って、離れがたく感じております。

「わかった!君は営業部長だ!営業部長に昇格しよう!」

というわけで苔玉にアレンジしてみました。
湿地帯に生息する植物だし、大丈夫だろう。多分。

他にも売れないハートファーンと売れないディフェンバキアで
合計7つ苔玉を製作しております。

セット価格で315円から販売してますので、御気に召されましたら
どうぞ、お買い上げください。

七咲の愛情をたっぷり込めた製作です。


□ □ □


アコルスに関して言えば、もうまったくもって売れない。
売れるわけがない。
そう写真撮影時に達観していたので、毎日出勤しては

「お!今日も売れてないね!」

と挨拶するのが習慣になってしまい、いないと逆に寂しくて泣きそうかもな。
なんて世迷言を日に日に重ね、とうとう

わかった!あれだ!私が退職するまで居ればいい!
退職記念に私が買ってやるから!!

と、固い絆を確認したのですが。

だったら今買ってやれ。(虫の息だから)

と冷静に思っちゃったりなんかして。

でも例によってウチにはもうこれ以上葉っぱちゃんを養う余裕はない!
(経済的に、というより、この暑さでまいっちゃってる子がいっぱいいる・・・)

という苦悩の末、営業部長に昇進したわけであります。

他の6つは販売しますが、この子だけは非売品です。
私が退職するとともに、売場から姿を消すと思いますが
(もっと早かったらご臨終です)
その時まで、この営業部長をどうぞ、よろしく。

「お!部長!今日も売れてませんなあ!」

と挨拶してください。


ミルクブッシュ

2007-08-14 23:14:37 | 100均観葉図鑑「ま」

     *太陽大好き!夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


□ 
□ 


過去に入荷しましたシリーズ、その5。

えー。
・・・枯れてるわけではございません。

緑の茎のみの多肉植物です。
葉っぱは生えてきてもすぐに落葉するそうです。

前回の冬の間に、何度か続けて入荷しました。
それ以外での入荷はなかったので、この先もないかも知れません。

人気のほども、あるような、ないような。
なんだかよくわからない状態で、いつの間にか売れていました。

売れずにたむろしている光景を目にしていたので
多少、やきもきしましたが、丈夫で不調を訴えない子らだったので
まあ好きなだけたむろっていればいいさ。
といつものごとく放任。

どこかのお店でみかけたら
「ちょっと、枯れてるわよ~」と思わずに愛でてやってください。

うちではミニ鉢なので、まさに「枯れ木状態」ですが、中鉢くらいだと

まさに枯れ木も山のにぎわい状態

・・・じゃなかった(汗)
海底の珊瑚のような趣がありますので、ね。

面白いインテリアになると思います。


□ 
□ 


うちの店に入荷して初めて知った植物です。

植物、というかなんか、骨組みたいですけど・・・。

まあ開店時から今まで、実に多様な植物をみてきたので
これしきでは驚かなくなりました。

こんなヤツもいるんだな。

・・・これくらいで。

人はこうして感情が摩耗していく生き物なのか。
寿命が長いというのも因果なものよ。(もうろくじじいか)

これがまだ日も浅い時期だと、

え?! 珊瑚って地上でも栽培できるのか?!

と大騒ぎしていただろうな、と思うと
過去の自分の「ケツの青さ」というものを実感できて

寿命が長いというのも滑稽なものよ。(滑稽なのはアンタの脳だ)

などと常に自己を分析してみたりしなかったり?
(コレを分析、といわれてもな・・・)

ミルクブッシュ(アオサンゴ フィンガーツリー)


パキラ

2007-08-13 07:36:44 | 100均観葉図鑑「は」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給すると良いです

 

観葉植物の代表格でしょう。

すっきりと一本伸びた幹から、長く枝を伸ばしてその先に葉をつけます。
大きめの葉っぱは鮮やかな緑で、艶々しています。

 

 

遠い過去、どうしても!欲しかったパキラです。

しかしその頃、ベンジャミンを枯らしまくっていたので
絶対に手を出してはならない!と自戒。

それがこの売り場にきて、105円で入荷した瞬間に

あっさり理性の防波堤決壊。

105円、って人をなんなく懐柔してしまう絶妙な金額です。
「100円均一」というだけで、普通の売場で買った方が安いものまで
気がつけば時遅し、と買ってしまう恐るべき魔境の店。

(スプーンをまとめ買いするお客様にはついつい言ってしまいます)
(あのう、5本買われるならあちらの日用品で5本セット398円ですが)

 

 

☆ただいま作成中☆


発注

2007-08-12 08:21:37 | 業務日誌

・観葉アソート 40鉢・・・その時出荷できる鉢物がごちゃ混ぜでくる

・多肉アソート40鉢・・・観葉に同じく。しかしただいま長期欠品中

・パキラ 40鉢・・・最近ようやく欠品解除

・クワズイモ 40鉢・・・品薄情報あり。欠品は運次第

・がじゅまる 40鉢・・・時々、欠品する

・ラブリーハート 40鉢・・・うちの発注時期と相性がいいらしくタイミングよく入荷

 

これが鉢植えの発注書の中身です。

頼まれてもいないのに、発注書までバラシテしまうサービス精神。
どこぞと違って、情報公開満載でお届けしております。
(いやまあ、別に隠す事象がないというだけですが)

しかし、多肉アソートはもう1年以上欠品中ですし、他の子も頻繁に欠品します。

やはりひとつの種類を一度に40鉢出荷するのは厳しいのでは?
と思わずにはいられないのですが、載ってる以上は容赦なく発注する。
そんな無節操な私をお許しを。

しかし「厳しいのでは?」という不安からイベント時にしか発注できません。
(もう苦しいのでアナタとは取引しません、とか言われるのが怖いので)
無節操なくせに気弱です。

今回は、お盆でメーカーさんがお休みになるので
アソート80鉢とパキラ、ラブリーハート各40鉢づつ。

普通にアソートを2倍量発注して、観葉160鉢にすると

弱い子が大量に入荷する恐れがあるので、なんとか避けたい。

売れない子が大量に入荷する恐れもあるので、何となく避けたい。

売れないくせに弱い子が大量に入荷する恐れがあるので

それだけはなんっとしても!避けたいのだ!

という叫びでございます。

今回でいうと、ディフェンバキアが2倍きたら泣きそうでしたし
(こなくてもちょっと泣きそうでしたが)
コリウス、ハートファーンが2倍きたら叫びそうでした。

「ウチで生き伸びる覚悟があっての狼藉か!」

なんと、自分で呼び寄せておいて、これ以上はない無体なセリフ。

「殿ご乱心!!」

と叫びたいのは葉っぱちゃんたちの方かも知れません。

大丈夫です、仲良くやってます。
時々、殿様ごっこするだけです。(それはそれで痛い)