2016年7月30日(土) 伊勢山上 表行場と裏行場
以前からチチに
お山のお寺にお参りに行こうか…
お伊勢参りだよ と
御誘いを受けていました
お山のお伊勢参りとは…いかなるものか?
期待に胸を膨らませて 御利益ある事を願い
伊勢自動車道を走り 一志嬉野ICから約20分の所にある
飯福田寺に向かいました
飯福田寺(イブタジ)
三重県松阪市飯福田町273
当山は伊勢山上と称され、ご本尊は『薬師如来』。
大宝元年(701年)、役小角(えんのおづぬ)により開創された霊場である。
広大な表行場・裏行場を有し、古来より諸侯国司をはじめ、信奉の参拝者は多く、
北畠家の祈願所として栄える。
また、天正11年(1583年)には、織田信雄に寺領・百十五貫文を寄付されたが、
松坂城主・蒲生氏郷により、当山の伽藍を壊し、
その材を用いて松坂城を築くなど、衰退の止む無きに至る。
その後、津藩主・藤堂家の信奉を得、寺運は興隆し、
今多くの人々が修行と順拝に参詣している。
下の3つの堂宇と、行場を合わせて飯福田寺と呼ばれている。
飯福田寺のHPより引用させて頂きました
訪れた伊勢山上は…
全山は奇岩とうっそうたる古木に包まれた絶景の地で、
役行者小角の開創による霊場と伝えられており
それを示すかの様に 行場の至る所に
役行者(えんのぎょうじゃ)の石像がありました
その行場の様子を
振り返りながら綴って参りましょう~♪
暫し お付き合い下さいませ…
着いた所で 先に迎えたのは
仁王門でした
仁王門
仁王門前の駐車場には2台の車が停まっておりました
まだ、余裕のあるスペースに停めて準備をします
鐘つき堂の裏にある小屋の壁にある伝導掲示板
仁王門を通り過ぎて
川沿いの道を進む先に 赤い橋が目に留まります
薬師堂への階段
道路を挟んで 左に急な石段
右に赤い橋があり
その石段の横に行場案内板があります
入山されます皆さまへ 油断 転落 怪我無きよう…
赤い橋をまず渡って 伊勢山上飯福田寺へと入山手続きに参ります
伊勢山上飯福田寺の入り口
伊勢山上飯福田寺境内と入山受付所
古来、山伏の修行場所を 明治以来
行場の修行として 一般人にも開放されたそうです
行場の修行には お寺で 住職さんから説明と注意事項を聞き
記帳した上で 入山料500円を納めて入山する事になります
そして 行場を周回し終えて 無事に下山した暁には
受付に下山報告をします
受付をした後 おトイレをお借りして
さて 出発です
住職さんのお話を聞いて 少し緊張してしまった私…
小物をすべてザックに詰め直し 気を引き締めて入山します
行場についてはこちらをクリックしてください⇒伊勢山上飯福田寺の行場
再び赤い橋を渡って
道の向こうの薬師堂への階段を上っていきます
薬師堂
薬師堂の境内
薬師如来様を祀られている薬師堂の左手から 行場へ入山
行場入口
登りの斜面は思いの外 急斜面です
社の前で拝みます
苔むした石段が風情を出して
何故か 神妙な面持ちになっていきます
最初にお出迎えしてくださるのは出迎え不動明王像で
このあと愛染明王、愛宕大権現、役行者尊、毘沙門天王、女人堂と続きます
そして 社の中から 静かに見守ってくれているようでした
出合と共に 手を合わせて
安全祈願をして進んで行きます
不動明王 高祖神変大菩薩 金剛蔵王大権現
大峰山 三体の仏様
表行場の最初の難所 油こぼしに来ました
油こぼし
ここを通らなければ 行場の周回は始まりません…
苔むした壁に重々しく鎖が垂れております…
て…
この鎖…頼らずにどこまで登れるのでしょうか…
私の修行の始まりです…
久々の 岩の感触と壁…
住職さんのお話が 再び脳裏に浮かびます…
願い叶いますように…
お伊勢参り 開始です…
つづく
以前からチチに
お山のお寺にお参りに行こうか…
お伊勢参りだよ と
御誘いを受けていました
お山のお伊勢参りとは…いかなるものか?
期待に胸を膨らませて 御利益ある事を願い
伊勢自動車道を走り 一志嬉野ICから約20分の所にある
飯福田寺に向かいました
飯福田寺(イブタジ)
三重県松阪市飯福田町273
当山は伊勢山上と称され、ご本尊は『薬師如来』。
大宝元年(701年)、役小角(えんのおづぬ)により開創された霊場である。
広大な表行場・裏行場を有し、古来より諸侯国司をはじめ、信奉の参拝者は多く、
北畠家の祈願所として栄える。
また、天正11年(1583年)には、織田信雄に寺領・百十五貫文を寄付されたが、
松坂城主・蒲生氏郷により、当山の伽藍を壊し、
その材を用いて松坂城を築くなど、衰退の止む無きに至る。
その後、津藩主・藤堂家の信奉を得、寺運は興隆し、
今多くの人々が修行と順拝に参詣している。
下の3つの堂宇と、行場を合わせて飯福田寺と呼ばれている。
飯福田寺のHPより引用させて頂きました
訪れた伊勢山上は…
全山は奇岩とうっそうたる古木に包まれた絶景の地で、
役行者小角の開創による霊場と伝えられており
それを示すかの様に 行場の至る所に
役行者(えんのぎょうじゃ)の石像がありました
その行場の様子を
振り返りながら綴って参りましょう~♪
暫し お付き合い下さいませ…
着いた所で 先に迎えたのは
仁王門でした
仁王門
仁王門前の駐車場には2台の車が停まっておりました
まだ、余裕のあるスペースに停めて準備をします
鐘つき堂の裏にある小屋の壁にある伝導掲示板
仁王門を通り過ぎて
川沿いの道を進む先に 赤い橋が目に留まります
薬師堂への階段
道路を挟んで 左に急な石段
右に赤い橋があり
その石段の横に行場案内板があります
入山されます皆さまへ 油断 転落 怪我無きよう…
赤い橋をまず渡って 伊勢山上飯福田寺へと入山手続きに参ります
伊勢山上飯福田寺の入り口
伊勢山上飯福田寺境内と入山受付所
古来、山伏の修行場所を 明治以来
行場の修行として 一般人にも開放されたそうです
行場の修行には お寺で 住職さんから説明と注意事項を聞き
記帳した上で 入山料500円を納めて入山する事になります
そして 行場を周回し終えて 無事に下山した暁には
受付に下山報告をします
受付をした後 おトイレをお借りして
さて 出発です
住職さんのお話を聞いて 少し緊張してしまった私…
小物をすべてザックに詰め直し 気を引き締めて入山します
行場についてはこちらをクリックしてください⇒伊勢山上飯福田寺の行場
再び赤い橋を渡って
道の向こうの薬師堂への階段を上っていきます
薬師堂
薬師堂の境内
薬師如来様を祀られている薬師堂の左手から 行場へ入山
行場入口
登りの斜面は思いの外 急斜面です
社の前で拝みます
苔むした石段が風情を出して
何故か 神妙な面持ちになっていきます
最初にお出迎えしてくださるのは出迎え不動明王像で
このあと愛染明王、愛宕大権現、役行者尊、毘沙門天王、女人堂と続きます
そして 社の中から 静かに見守ってくれているようでした
出合と共に 手を合わせて
安全祈願をして進んで行きます
不動明王 高祖神変大菩薩 金剛蔵王大権現
大峰山 三体の仏様
表行場の最初の難所 油こぼしに来ました
油こぼし
ここを通らなければ 行場の周回は始まりません…
苔むした壁に重々しく鎖が垂れております…
て…
この鎖…頼らずにどこまで登れるのでしょうか…
私の修行の始まりです…
久々の 岩の感触と壁…
住職さんのお話が 再び脳裏に浮かびます…
願い叶いますように…
お伊勢参り 開始です…
つづく
油こぼしで びびりましたけれど ここだけは巻き道が無くてどうしても登らなきゃいけません。
お庫裡さんが 怖いと思っている人は案外事故はしないと言われてどきどきしながら行きました。
蟻の戸渡しやら なんやら かんやら・・・
無事戻ってきて しばらくは二度と行きたいと思いませんでしたが また懐かしく 行ってみるかな?って思うから不思議です。
懐かしいお方が登場している事に先ず驚き!!
嬉しいな!
nanekobiさんのページで3人でお話が出来そうですね。
三重県、今年の3月、私達夫婦がウロチョロしていた場所ですね。
伊勢山上を訪れていなくても近くに居たと言うだけで
何処か懐かしい気がしてきます。
赤い橋から導かれる薬師堂
如何にも病気平癒の御利益が有りそうな佇まいですね。
行者道の様な過酷な山登りは群馬では迦葉山(かしょうざん)でしょうか。
そして油こぼしは一昨年登った二王子岳が思い出されます。
あの時、知っていたなら登ってみたかったお山です。
>表行場の最初の難所 油こぼしに来ました
おおっ すご~い\(◎o◎)/
なんと魅力的な修行の場?
これは 登ってみたくなりました (^^)/
私なんぞ 何を祈願して登った事やら
すっかり忘れて、無事に戻ってきたことにホッとしております(笑)
一般の方もここを行場修行をされるのですよね
凄いと思いました~
…でも また、行ってみたくなる気持ち
分かるような気がします(笑)
コメントをありがとうございます♪
たか様とどら様 お知り合いだったのですか~♪
これはとても楽しみです
また、こちらでも お話を楽しめると嬉しいです
そうですね
今年伊勢も廻られておられましたね
伊勢というより 松阪に近い所ですが
静かでいい所でした
行場としては…ちょっと大変な所でしたが
たか様 ウズウズされていませんか~?(笑)
日本にはこうした荒行の行場がいたるところにありますよね
チョッと気になる所で第一弾という所でしょうか…
ある思いがあっての事でもありますが
祈願するより 命がけでした~(笑)
いつも コメントをありがとうございます
これは 登ってみたくなりました (^^)/
K様はきっとお好きかも…です
津波戸山より規模ははるかに小さいのですが
難所の岩場の所は面白いですよ
ただ、今回は祈願の事もあって
鎖を頼らず自らの力で・・・と考えておりましたが…
難所は難所…祈願もどこかに 必死のパッチで
命からがらでした~(笑)
未熟者の悪しき心を持つ者には 苦行となりました(笑)
いつもコメントをありがとうございます♪
わたしは15年くらい前に登ってます。
当然、三重県ですから
山屋には有名ですね
馬の背が印象的ですね。
ほんとフィールドの広いnanekobis5963さん
錫杖にもいつか来てね
>屋では有名ですね
気になりながらも なかなか行けずじまいのお山が
沢山あって 伊勢三山もその一つでした
馬の背は本当に印象的でした
今回はどこまで鎖を使わずに…なんて思っておりましたが
いやはや…面白い所でした
>錫杖にもいつか来てね
いつか訪れたいと思っております
とてもいいお山だと聞いておりますが
錫杖様のいうお山は
錫杖ヶ岳?錫杖岳 どちらでしょう…(笑)
錫杖ヶ岳の馬の背も気になる所です…
錫杖岳は チチから修行が足りないからダメと言われて
うん十年です(笑)
三重県のお山の錫杖ヶ岳の魅力を味わいに
近く計画はしております♪
すぐにEnterを押してしまう癖 治りません…(汗)
コメントをありがとうございました