2016年2月11日(木)藤原岳1
←クリック
高気圧に包まれると聞いて…からの続きです
高気圧に包まれていると聞いて
じっとしていられず チチに起されるや否や
準備をして 家を飛び出したのは
少し 薄明るくなった空を見ながらの事でした
お日様が高くなるにつれ
文句なしの青空が 頭上に広がり
予報通りの天候で 迎えてくれそうです
竜ヶ岳と藤原岳
目的地に近づくにつれ
お山が姿を見せ始めます
鈴鹿のお山が連なって車窓からこんにちわ♪
竜ヶ岳の右隣りで鎮座するのは 藤原岳… 今日、目指すお山です
ヤマレコ情報 ―≪藤原岳≫―
鈴鹿山脈北部に位置し、三重県と滋賀県の県境にある。
標高未確定。
南側に展望が開けてて鈴鹿山脈の南部の山並みが一望できる。
工事中の東海環状道路と藤原岳
道は工事中の様で
以前とは様相を変え始め 東海環状道路の工事は進められています
その東海環状道路の橋脚の向こうで
藤原岳が静かに鎮座した姿を見せております
時刻は既に9時を回ろうとしております
出だしは余りにもゆっくり…
大貝戸休憩所の駐車場は既に満車と見て
西藤原小学校の前から入る 観光駐車場へと直行します
観光駐車場
無人の支払い箱設置
普通車 \300 マイクロバス以上 \1000
トイレ、靴洗い場あります
先行者の車が数十台止まっております
私たちも早々に準備をして出かける事にします
暫し舗装道路を歩きます
登山口への標識 大貝戸休憩所 登山口への舗装道路
T字になった左側に標識があり
そこを右に曲ると 左手に観音像が見えてくれます
優しいまなざしで迎えてくれる観音像を過ぎて
右手の方に藤原岳大貝戸休憩所があり
その前の駐車場は予想通り満車でした
安居楽業観音の像
鳥居と登山口
休憩所には数人の登山者の姿が見られます
この陽気な天気、じっとしているのが勿体ないと思うのは
誰も同じなのかもしれません
休憩所の少し上の鳥居から入山します
その手前の登山届のポストに 計画書を提出してからの出発です
この時まだ…雪の姿はありません…
コースタイム
9:25 観光駐車場 9:30 → 9:40 藤原岳大貝戸休憩所 登山口 → 9:58 二合目 → 10:27 五合目 →
11:10 八合目 11:17 → 11:33 九合目 → 12:00 藤原山荘 12:15 → 12:46 天狗岩 1165m 13:05 →
13:25 藤原山荘 → 13:42 藤原岳展望台 1140m 13:58 → 14:10 藤原山荘 →
15:18 登山口(藤原岳大貝戸休憩所) 靴洗い → 15:30 観光駐車場
鳥居をくぐって 雪の無い山道を1分ほど登ると
神武神社に辿りつきます
その鳥居の右横に延びる登山道をゆっくりと進みます
山道の比較的歩きやすい道ですが
決してゆるい斜面ではありません…
二合目
15分ほど歩くと チラリホラリ白いものが見え出し
二合目辺りから 降雪の跡が確認できるほどに…
三合目
仄かに山道にも雪が幅を利かせてきて
少し冷たい空気が下から伝わる感じがしてきます
四合目
四合目辺りになると
雪道となりだし 踏み出す足に力が入ります
五合目
雪がある所と無い所がありましたが
次第に雪の量は増えていきます
ただ…土地と混ざって まるで
コーヒーフローズンの様な雪面が要所で見られます
そんな雪道が続く事になります
しかし 雪の量は次第に増えていきます
慎重に歩くのも 次第に疲れてきます…
ここいらでちょっと
チェーンアイゼンなるものの力をお借りする事に…
楽を覚えると すぐそれを使いたくなる 軟弱者の私…
安全に…と言い訳めいた事を言いながら サッサと装着します♪
さて!快適に!参りましょう~♪
…と言っても 登りは超スロー亀さんですから
スピードは上がりません
どんな時でも マイペースな私です
八合目
この少し開けたところでは 先行者の方々が休憩をしておりました
上を見上げると ここからはアイゼンをつけた方がよさそうです
アイゼンを履き替えます
一気に雪質が変わり、先行者がトレースをつけてくれていたとは言え
所々深雪に足を取られそうになります
最悪です!
実は…
今回も…スパッツを忘れてしまった私…
何という事でしょう
同じ過ちをするなんて~
だけど…ふと切り替える私
このお天気が私に囁く悪魔の誘惑…
人も多く登っているから 大丈夫…
ラッセルも無いわよ きっと…
今回は、引き返さずに ズボンのすそを締めて登る事にしたのでした…
なるべく、人の付けたトレースから外れないように歩く…
最低の私がここにいました…
樹間からこぼれるお日様の光が
早う 来い
早う 来い と誘います
ラッセル後の急な斜面の雪面から
転げ落ちる雪魂が弾けます
稜線に当たる日差しが
雪面を輝かせ 生き生きと活気付けています
そして…
写し出された木々の影が
行く先々で芸術的に目を楽しませてくれるのです
急な登りの喘ぎも
こうした 自然の齎す優しさが
慰めとなって 吸い取られていくように感じます
九合目
藤原岳が近づいてきます
もうすぐです
急な登りも 何のその!
雪がこんなにあるのに なぜでしょう
身体が火照り とても暑いのです…
汗がどんどん噴き出します
もうすぐ もうすぐ
藤原山荘
休憩ポイントが見えてきました
藤原山荘 離れのおトイレ
賑わいを見せてくれる藤原山荘
その仲間入りをして 暫し 休憩を取り
エネルギー補充を致します
ここは 昔 スキー場だったとか
この山荘も 宿泊施設として賑わっていた時もあった様ですが
今は、登山者の憩いの場として 静かな賑わいを見せております
今日はお天気も良く 気持ちも少し高揚気味♪
そのおかげで 何とかチチにもついてあるけそう…
そんな様子を見ていたチチが
今日は 天狗岩にも行ってみよう…
えっ? はい
天狗岩の方が距離があるから 先に登ろう
はい
陽気なお山とお空に誘われて
少し足を延ばして見る事にしました
山荘裏の雪原の様な隆起した斜面を登って行きます
山荘の前の休憩所から離れて こちらの方で休む方もおられるよ…
今日は何処でも休めそうなお天気です
本当に長閑で 穏やかな時が流れております
今日は風さんも祝日の様で
そよそよと流れる様に漂ってくるだけです
白い白いトレースが何処までも延びます
今日は すべてに恵まれております
少し遠回り しながら 天狗岩へと向かってみましょう♪
そして…
その先に見えたもの…
お山でこれほど恵まれる事ってあるでしょうか…
霧氷はありません
雲もありません…
ここは 残雪に包まれた 春のお山…
5月のアルプスの山々を連想する様なそんなお山の様相…
お山の女神様
ご機嫌麗しく 何とも陽気な1日を与えたもうたのか…
日差しの強さも
雪の肌の美しさも
風の吐息も
すべてが心地よく お山の優しさに包まれるなんて…
つづく…
←クリック
高気圧に包まれると聞いて…からの続きです
高気圧に包まれていると聞いて
じっとしていられず チチに起されるや否や
準備をして 家を飛び出したのは
少し 薄明るくなった空を見ながらの事でした
お日様が高くなるにつれ
文句なしの青空が 頭上に広がり
予報通りの天候で 迎えてくれそうです
竜ヶ岳と藤原岳
目的地に近づくにつれ
お山が姿を見せ始めます
鈴鹿のお山が連なって車窓からこんにちわ♪
竜ヶ岳の右隣りで鎮座するのは 藤原岳… 今日、目指すお山です
ヤマレコ情報 ―≪藤原岳≫―
鈴鹿山脈北部に位置し、三重県と滋賀県の県境にある。
標高未確定。
南側に展望が開けてて鈴鹿山脈の南部の山並みが一望できる。
工事中の東海環状道路と藤原岳
道は工事中の様で
以前とは様相を変え始め 東海環状道路の工事は進められています
その東海環状道路の橋脚の向こうで
藤原岳が静かに鎮座した姿を見せております
時刻は既に9時を回ろうとしております
出だしは余りにもゆっくり…
大貝戸休憩所の駐車場は既に満車と見て
西藤原小学校の前から入る 観光駐車場へと直行します
観光駐車場
無人の支払い箱設置
普通車 \300 マイクロバス以上 \1000
トイレ、靴洗い場あります
先行者の車が数十台止まっております
私たちも早々に準備をして出かける事にします
暫し舗装道路を歩きます
登山口への標識 大貝戸休憩所 登山口への舗装道路
T字になった左側に標識があり
そこを右に曲ると 左手に観音像が見えてくれます
優しいまなざしで迎えてくれる観音像を過ぎて
右手の方に藤原岳大貝戸休憩所があり
その前の駐車場は予想通り満車でした
安居楽業観音の像
鳥居と登山口
休憩所には数人の登山者の姿が見られます
この陽気な天気、じっとしているのが勿体ないと思うのは
誰も同じなのかもしれません
休憩所の少し上の鳥居から入山します
その手前の登山届のポストに 計画書を提出してからの出発です
この時まだ…雪の姿はありません…
コースタイム
9:25 観光駐車場 9:30 → 9:40 藤原岳大貝戸休憩所 登山口 → 9:58 二合目 → 10:27 五合目 →
11:10 八合目 11:17 → 11:33 九合目 → 12:00 藤原山荘 12:15 → 12:46 天狗岩 1165m 13:05 →
13:25 藤原山荘 → 13:42 藤原岳展望台 1140m 13:58 → 14:10 藤原山荘 →
15:18 登山口(藤原岳大貝戸休憩所) 靴洗い → 15:30 観光駐車場
鳥居をくぐって 雪の無い山道を1分ほど登ると
神武神社に辿りつきます
その鳥居の右横に延びる登山道をゆっくりと進みます
山道の比較的歩きやすい道ですが
決してゆるい斜面ではありません…
二合目
15分ほど歩くと チラリホラリ白いものが見え出し
二合目辺りから 降雪の跡が確認できるほどに…
三合目
仄かに山道にも雪が幅を利かせてきて
少し冷たい空気が下から伝わる感じがしてきます
四合目
四合目辺りになると
雪道となりだし 踏み出す足に力が入ります
五合目
雪がある所と無い所がありましたが
次第に雪の量は増えていきます
ただ…土地と混ざって まるで
コーヒーフローズンの様な雪面が要所で見られます
そんな雪道が続く事になります
しかし 雪の量は次第に増えていきます
慎重に歩くのも 次第に疲れてきます…
ここいらでちょっと
チェーンアイゼンなるものの力をお借りする事に…
楽を覚えると すぐそれを使いたくなる 軟弱者の私…
安全に…と言い訳めいた事を言いながら サッサと装着します♪
さて!快適に!参りましょう~♪
…と言っても 登りは超スロー亀さんですから
スピードは上がりません
どんな時でも マイペースな私です
八合目
この少し開けたところでは 先行者の方々が休憩をしておりました
上を見上げると ここからはアイゼンをつけた方がよさそうです
アイゼンを履き替えます
一気に雪質が変わり、先行者がトレースをつけてくれていたとは言え
所々深雪に足を取られそうになります
最悪です!
実は…
今回も…スパッツを忘れてしまった私…
何という事でしょう
同じ過ちをするなんて~
だけど…ふと切り替える私
このお天気が私に囁く悪魔の誘惑…
人も多く登っているから 大丈夫…
ラッセルも無いわよ きっと…
今回は、引き返さずに ズボンのすそを締めて登る事にしたのでした…
なるべく、人の付けたトレースから外れないように歩く…
最低の私がここにいました…
樹間からこぼれるお日様の光が
早う 来い
早う 来い と誘います
ラッセル後の急な斜面の雪面から
転げ落ちる雪魂が弾けます
稜線に当たる日差しが
雪面を輝かせ 生き生きと活気付けています
そして…
写し出された木々の影が
行く先々で芸術的に目を楽しませてくれるのです
急な登りの喘ぎも
こうした 自然の齎す優しさが
慰めとなって 吸い取られていくように感じます
九合目
藤原岳が近づいてきます
もうすぐです
急な登りも 何のその!
雪がこんなにあるのに なぜでしょう
身体が火照り とても暑いのです…
汗がどんどん噴き出します
もうすぐ もうすぐ
藤原山荘
休憩ポイントが見えてきました
藤原山荘 離れのおトイレ
賑わいを見せてくれる藤原山荘
その仲間入りをして 暫し 休憩を取り
エネルギー補充を致します
ここは 昔 スキー場だったとか
この山荘も 宿泊施設として賑わっていた時もあった様ですが
今は、登山者の憩いの場として 静かな賑わいを見せております
今日はお天気も良く 気持ちも少し高揚気味♪
そのおかげで 何とかチチにもついてあるけそう…
そんな様子を見ていたチチが
今日は 天狗岩にも行ってみよう…
えっ? はい
天狗岩の方が距離があるから 先に登ろう
はい
陽気なお山とお空に誘われて
少し足を延ばして見る事にしました
山荘裏の雪原の様な隆起した斜面を登って行きます
山荘の前の休憩所から離れて こちらの方で休む方もおられるよ…
今日は何処でも休めそうなお天気です
本当に長閑で 穏やかな時が流れております
今日は風さんも祝日の様で
そよそよと流れる様に漂ってくるだけです
白い白いトレースが何処までも延びます
今日は すべてに恵まれております
少し遠回り しながら 天狗岩へと向かってみましょう♪
そして…
その先に見えたもの…
お山でこれほど恵まれる事ってあるでしょうか…
霧氷はありません
雲もありません…
ここは 残雪に包まれた 春のお山…
5月のアルプスの山々を連想する様なそんなお山の様相…
お山の女神様
ご機嫌麗しく 何とも陽気な1日を与えたもうたのか…
日差しの強さも
雪の肌の美しさも
風の吐息も
すべてが心地よく お山の優しさに包まれるなんて…
つづく…
竜ヶ岳と藤原岳 ~ 素晴らしい眺めですね
目的の山は右側の 藤原岳・・・
とても魅力的な 山容ですね
爽やかな青空のもと
こんな山に登れるなんて 最高に幸せですね \(^o^)/
今回の山行も申し分のない晴天で素晴らしいですね。
鈴鹿山系は未踏なんですが、nanekobiさまの
レポートを参考に、いつかはセブンマウンテンを踏破したいと思います。
続編 首を長くしてお待ちしております♪
ジッとしてなんていられませんよね。
レッツゴー・レッツゴー
今日もお山が待っている ♪
雪を蹴散らかして、それ歩け
ん?
今日は調子が良さそうですね。
目にする景色も輝いている!!
ヘイヘイ、忘れ物はまたまたスパッツでしたか。
まぁ、トレースはシッカリついているし
濡れたら自己責任と言う事で・・・
合目ごとに積雪量も増し気分は上々
寄り道したくなる気持ちが解ります。
頼もしいチチ様に着いていけば怖い物なんて
なーんもないし。
颯爽と歩く後姿に、う~ん痺れるわ~と
見とれていては前に進みませんよ、nanekobiさん。
ところでチェーンアイゼン
使い勝手はどうですか?
凍結個所ではどうなのでしょう?
鈴鹿のお山の一つですが
高い建物が無いので
道路から見える姿 本当に素敵です♪
今回は前日に降雪があり
当日は快晴と 何と恵まれたお山となったのでしょう…と
ここでも私は ボケボケの忘れものをしてしまいましたが(笑)
こんな日があるから
お山が止められないのかもしれません…
いつもコメントをありがとうございます♪
なんと セブンマウンテンの踏破をお考えとは♪
いいお山が連なっておりますよ
一つアドバイスよろしいですか?
どうぞ 春先までにお登り下さいね
ヒルの目覚める時は 避けた方が…
私もセブンマウンテン登ったときは
まだ ヒルが活動しない時期をなるべく狙いました…
鈴鹿のヒルは 根性がありますから…
いつぞやは 家までついてきて
浴槽の縁で鎌首を上げていましたから…(笑)
セブンマウンテン楽しみにしております♪
コメントをありがとうございます♪
じっとしているのが勿体ないほどのお天気ですね
嬉しい限りです
また 御一緒して下さったのですね
嬉しいです
はいはい 濡れれば自己責任という事で…(笑)
チチもテンションが上がり
痺れるわ~なんて言っている間に 姿が消えてしまっています
見通しの良い所は 置いていかれていましたから(笑)
チェーンアイゼンですが
あくまで 私の勝手な見解ですが
凍結した所はOK
完全に圧雪した所もOK
私のようにすぐ疲れるものには
力を入れなくても登りやすくなりますし
下りもグリップが利いて安心感が得られます
装着も簡単で軽量でもあるので、邪魔にはなりません
ただし、新雪の深雪では 厳しいものがありますし
かなり急な斜面では 限界があるようです
お手軽ですので 使い分けをすると とても便利に思います
ちょっとお気軽に使うと
とても楽ちんです♪
いつもコメントをありがとうございます♪