2016年9月4日(日) 釈迦岳:ワンゲル道~ダケ道経由
長々しいプロローグ 入山からの続きです
台風12号の影響を受けた空
夜中の雨の名残が残るものの
空には青空が覗いています
そして、静かなお山が迎えてくれます
嵐の前の静けさとでもいいましょうか…
普段の日曜日ならば賑わう筈の駐車場は
停め放題の広さがあります
イン谷口の無料駐車場
ワンゲル道入口
駐車場の脇に ワンゲル道の入口があります
今日は4台程の車しか停まっておらず
入口はすぐに分かりましたが
満車の時は 車の陰に隠れて 分かりにくいかも…
準備をして…
入口のポストに登山届を出して…
いざ!出発です
少しの間 谷道の荒れた道を歩く事に…
コースタイム
8:17 イン谷口無料駐車場 → 9:07 雄松山荘道出合 → 10:15 釈迦岳 1060m 10:30 →
10:45 カラ岳 1030m → 11:05 比良ロッジ跡 979m → 11:10 北比良峠 970m →
11:18 神璽谷道下降点(ダケ道分岐)970m → 15:00 カモシカ台 690m → 12:21 大山口 400m →
12:42 イン谷口 253m ~ 12:47 大津ワンゲル道登山口 270m
所要時間:4時間30分
山行時間:4時間14分
歩行距離:7.76km
比良川を渡る 静かな雑木林 荒れた登山道
エバのカーテン
入山してすぐに比良川の小さな橋を渡ります
静かな森の中の道…
夜中の雨が、草木を濡らして
水玉の花が咲いています
その間を通ると 水玉が弾け…
靴も ズボンも…ビッショリ…
湿気の多い空気が佇むなか
日差しが射したり隠れたり…
次第に気温が高くなるのを感じます
人の気配すらない山道…
蜘蛛が お仕事に励んでいるようで
至る所にエバ(糸)を張っておりました
チチが拾った枝を振りながら
エバを取りつつ登って行きます
後をついて歩く私は
楽をして登ります♪
最初の方の道はかなり荒れています…
大小の倒木が多くみられ
行く手を阻むように倒れている所も…
雨上がりの道は 緩んでいる所もあり
倒木や石が滑りやすくなっています
谷道から尾根道に変わる頃
登山道も少しずつ雰囲気を変えてくれます
木漏れ日にシダの青さが目立つ
鵜川方面
樹間の切れ間から びわ湖が覗けます
青い空と白い雲 穏やか過ぎるほど静かです
本当に台風が向かってきているのかと思うほど…
開けた所では 風の通り道となって
涼しげな顔をした風さんが
ムシムシで描いた汗を拭う様に 通り過ぎて行きます
わぁ~♪ ありがとう~
チョッと強く吹いて
木の葉に付いていた水玉を落してくることも…
それもまた びっくり気持ちいい~♪
急な道 抉れた道 岩が目立つ
道は 取り付き最大の 急な登りとなります
エバ取り用に持ち歩いていた落ち枝を
杖代わりにするチチを見る事も…
チチは…ムシムシとした暑さが嫌いです…
この湿気の多い空気の絡みは 蒸し焼き同然…
その上 急な登りが続く…と きています…
弥が上にも…体力は奪われそうです…
チチ~ ファイト~
暑さには強い私は
唯一 チチに勝る力でございます♪
ただ…急な登りが苦手なのは変わりはありません
ヘイコラ ドッコイショと
重い体を引き上げるように登っていきます
石垣の跡?
大きな岩が目立ってきて
急な道が少し緩んできた時
人工的雰囲気を感じだします
歴史の名残の石垣が…ここは…?
この辺りから道の雰囲気が変わります
花崗岩の風化した後の様な砂地が地面にみられ
腐葉土から白い砂地の混ざる道となります
そして ヤセ尾根を歩きます
い~わ!岩!岩! ゴ~ロゴロ~!
よそ見してたら おぉ怖い!
すってん転んで 奈落の底かな~
いやはや 木に捕まって中ぶらり?
恐ろしや~
恐ろしや~
チョッと歌いながら
痩せ尾根の岩場を 少しだけ歩きます
右に樹林の切れ間が
びわ湖
今日は本当によく琵琶湖が見えます
この景色が 所々でいつも寄り添ってくれるように見えます
湖面のさざ波すら覗けるほど…
昨日の雨と 風さんが
よ~く見えるようにしてくれたのでしょうか…
少し戯れた感じの細尾根を ただ只管歩きます
雄松山荘道分岐
雄松山荘道分岐
樹林の細尾根を歩きますが
この頃には…
時折申し訳なさそうに吹く風では
蒸した身体を冷やすに至らず
汗も噴き出し 根も上げそうなほど
暑さとの戦いになります
雄松山荘道分岐を越えて
尾根道を登る中 少し余裕のあるスペースを見つけ
ちょっと休憩を取る事にします
ヒノキと松の木の混在する樹林帯の中は静かで
その林床を飾る小さなお花達が癒しとなってくれます
静かにしていると
自然の吐息の様な空気の流れを感じます
暑かった身体を少しづつ冷やすように
絡んでは通り過ぎる優しい流れです
ふと見ると 小さなお花ばかりではなく
太い木の陰から覗くものが…
ママコナ 一つ目小僧
樹林から覗く空
一つ目小僧がこちらを覗いて
お前ら…何してる~
山のお釈迦様に 逢いに参る途中でございます…
ここはオイラの縄張りぞ~
暑さに負けまして…
チョ~っと 休ませておくれでないか…
休んだら 早う行けよ~
ありがとう… ありがとう…
碧い空の下
木々がざわざわ笑っております
まだまだ続く痩せ尾根道
イワカガミの群生地なのでしょう
花の終わった葉が 絨毯のように広がっています
来年の花の時期が楽しみです
さぁ~ 汗も少し引いた事ですし…
ガンバ!ガンバ!と登って行きましょう…
つづく
長々しいプロローグ 入山からの続きです
台風12号の影響を受けた空
夜中の雨の名残が残るものの
空には青空が覗いています
そして、静かなお山が迎えてくれます
嵐の前の静けさとでもいいましょうか…
普段の日曜日ならば賑わう筈の駐車場は
停め放題の広さがあります
イン谷口の無料駐車場
ワンゲル道入口
駐車場の脇に ワンゲル道の入口があります
今日は4台程の車しか停まっておらず
入口はすぐに分かりましたが
満車の時は 車の陰に隠れて 分かりにくいかも…
準備をして…
入口のポストに登山届を出して…
いざ!出発です
少しの間 谷道の荒れた道を歩く事に…
コースタイム
8:17 イン谷口無料駐車場 → 9:07 雄松山荘道出合 → 10:15 釈迦岳 1060m 10:30 →
10:45 カラ岳 1030m → 11:05 比良ロッジ跡 979m → 11:10 北比良峠 970m →
11:18 神璽谷道下降点(ダケ道分岐)970m → 15:00 カモシカ台 690m → 12:21 大山口 400m →
12:42 イン谷口 253m ~ 12:47 大津ワンゲル道登山口 270m
所要時間:4時間30分
山行時間:4時間14分
歩行距離:7.76km
比良川を渡る 静かな雑木林 荒れた登山道
エバのカーテン
入山してすぐに比良川の小さな橋を渡ります
静かな森の中の道…
夜中の雨が、草木を濡らして
水玉の花が咲いています
その間を通ると 水玉が弾け…
靴も ズボンも…ビッショリ…
湿気の多い空気が佇むなか
日差しが射したり隠れたり…
次第に気温が高くなるのを感じます
人の気配すらない山道…
蜘蛛が お仕事に励んでいるようで
至る所にエバ(糸)を張っておりました
チチが拾った枝を振りながら
エバを取りつつ登って行きます
後をついて歩く私は
楽をして登ります♪
最初の方の道はかなり荒れています…
大小の倒木が多くみられ
行く手を阻むように倒れている所も…
雨上がりの道は 緩んでいる所もあり
倒木や石が滑りやすくなっています
谷道から尾根道に変わる頃
登山道も少しずつ雰囲気を変えてくれます
木漏れ日にシダの青さが目立つ
鵜川方面
樹間の切れ間から びわ湖が覗けます
青い空と白い雲 穏やか過ぎるほど静かです
本当に台風が向かってきているのかと思うほど…
開けた所では 風の通り道となって
涼しげな顔をした風さんが
ムシムシで描いた汗を拭う様に 通り過ぎて行きます
わぁ~♪ ありがとう~
チョッと強く吹いて
木の葉に付いていた水玉を落してくることも…
それもまた びっくり気持ちいい~♪
急な道 抉れた道 岩が目立つ
道は 取り付き最大の 急な登りとなります
エバ取り用に持ち歩いていた落ち枝を
杖代わりにするチチを見る事も…
チチは…ムシムシとした暑さが嫌いです…
この湿気の多い空気の絡みは 蒸し焼き同然…
その上 急な登りが続く…と きています…
弥が上にも…体力は奪われそうです…
チチ~ ファイト~
暑さには強い私は
唯一 チチに勝る力でございます♪
ただ…急な登りが苦手なのは変わりはありません
ヘイコラ ドッコイショと
重い体を引き上げるように登っていきます
石垣の跡?
大きな岩が目立ってきて
急な道が少し緩んできた時
人工的雰囲気を感じだします
歴史の名残の石垣が…ここは…?
この辺りから道の雰囲気が変わります
花崗岩の風化した後の様な砂地が地面にみられ
腐葉土から白い砂地の混ざる道となります
そして ヤセ尾根を歩きます
い~わ!岩!岩! ゴ~ロゴロ~!
よそ見してたら おぉ怖い!
すってん転んで 奈落の底かな~
いやはや 木に捕まって中ぶらり?
恐ろしや~
恐ろしや~
チョッと歌いながら
痩せ尾根の岩場を 少しだけ歩きます
右に樹林の切れ間が
びわ湖
今日は本当によく琵琶湖が見えます
この景色が 所々でいつも寄り添ってくれるように見えます
湖面のさざ波すら覗けるほど…
昨日の雨と 風さんが
よ~く見えるようにしてくれたのでしょうか…
少し戯れた感じの細尾根を ただ只管歩きます
雄松山荘道分岐
雄松山荘道分岐
樹林の細尾根を歩きますが
この頃には…
時折申し訳なさそうに吹く風では
蒸した身体を冷やすに至らず
汗も噴き出し 根も上げそうなほど
暑さとの戦いになります
雄松山荘道分岐を越えて
尾根道を登る中 少し余裕のあるスペースを見つけ
ちょっと休憩を取る事にします
ヒノキと松の木の混在する樹林帯の中は静かで
その林床を飾る小さなお花達が癒しとなってくれます
静かにしていると
自然の吐息の様な空気の流れを感じます
暑かった身体を少しづつ冷やすように
絡んでは通り過ぎる優しい流れです
ふと見ると 小さなお花ばかりではなく
太い木の陰から覗くものが…
ママコナ 一つ目小僧
樹林から覗く空
一つ目小僧がこちらを覗いて
お前ら…何してる~
山のお釈迦様に 逢いに参る途中でございます…
ここはオイラの縄張りぞ~
暑さに負けまして…
チョ~っと 休ませておくれでないか…
休んだら 早う行けよ~
ありがとう… ありがとう…
碧い空の下
木々がざわざわ笑っております
まだまだ続く痩せ尾根道
イワカガミの群生地なのでしょう
花の終わった葉が 絨毯のように広がっています
来年の花の時期が楽しみです
さぁ~ 汗も少し引いた事ですし…
ガンバ!ガンバ!と登って行きましょう…
つづく
明日は、久しぶりの休みで、会社の慰安旅行
琵琶湖に行ってきます。
カメラ持ってきますよ
台風一過の晴天と相成りましょうか
まだ歩いた事の無いルートが沢山あるので
バリエーションルートを含めて楽しんでみようと思っております♪
今頃は 琵琶湖のほとりでカメラを構えていらっしゃるのでしょうか?
台風一過の晴天で
碧い琵琶湖のお写真 とても楽しみにしております
いつも コメントをありがとうございます♪