2017年3月5日 ☀/☁ 金剛山 タカハタルート
体調を崩すと 自分に自信がなくなります
階段を上るのにも 肩で呼吸をする今の自分が
お山に登れるのだろうか…
そんな不安が付き纏い
迷惑をかける事になりはしないかと…不安
チチが 行けそうか?と尋ねると
はい…と言いつつも 不安が常に押し寄せます
気分転換になるかな?
そういいながら 連れて行ってもらったお山は
金剛山 1000メートルちょっとのお山です
体慣らしにいいお山だよ
チチの声に頷く私の顔は
きっと 複雑な表情をしてたことでしょう…
所で…もう 春の便りが届けられ
ちらほらと お花の姿が見え始めています
春の姿を見に出かけるのも一興…
ゆっくりと山歩きを楽しむ事にしましょう…
ゆっくりと山歩きを楽しむ事にしましょう…
コースタイム
9:50 駐車場 → 10:05 ツツジオ・タカハタ分岐 → 10:18 腰折滝 →
10:50 胸突き八丁の急坂手前・休憩 11:00 → 11:21 松の木道とタカハタ道の分岐 → 11:35 六地蔵 →
11:39 金剛山国見城跡山頂広場 1,125m ~ 山頂茶屋・売店 捺印所売店~井戸の広場 12:15 →
13:01 黒栂谷道分岐 → 13:22 浄水場 → 13:30 駐車場
9:50 駐車場 → 10:05 ツツジオ・タカハタ分岐 → 10:18 腰折滝 →
10:50 胸突き八丁の急坂手前・休憩 11:00 → 11:21 松の木道とタカハタ道の分岐 → 11:35 六地蔵 →
11:39 金剛山国見城跡山頂広場 1,125m ~ 山頂茶屋・売店 捺印所売店~井戸の広場 12:15 →
13:01 黒栂谷道分岐 → 13:22 浄水場 → 13:30 駐車場
いつもの慣れたコースを歩いてみる事に…
まつまさ(旧千早シイタケセンター)の道
本道コースの駐車場からゆっくりと
突き当りの茶屋のあるところまで歩きだします
9:54 山の豆腐屋さん
豆腐が食べたい…と食いしん坊の私
横目でお豆腐屋さんを見ながら ゆっくりと進みます
9:54 高城茶屋
突き当りのお茶屋さん
開店しているのか閉店中なのかよくわかりませんが
ここは登り開始の一呼吸つける所でもあり
下ってきたときの靴洗いと ホッとする所でもあります
正面向いて右が本道コース
左が 黒栂(セト)コース・タカハタコース方面となります
今日も やはり 左へと進むことにします
ここでどちらを選択しようかと迷います
下りのコースを考えると やはり右かな?
暫く谷間の植林地帯を歩きます
木漏れ日が差す中…
小鳥の囀りも遠くに
背高のっぽの杉の木たちが
朝の静かな時の流れを楽しんでいます
段々高度を稼ぐように斜面がきつくなっていくと…
10:18 腰折滝
見事な滝が目の前に見えてきます
さて…ここからちょっとした岩場が出てきます
滝の側の道って大体急な所が多いですが
ここも例外ではないようです
暫く右岸側の岩場の斜面を
トラバース気味に登っていきます
古いロープが取り付けられていますが
注意するようにと 諌めているかのようです…
ここもチョッとした岩場ですが
油断してはいけない所です
下を向いて 道確認に上を向くと
クラ~とすることがあり
ハッとして踏ん張ります
汗は然程搔いてはいませんが
やはり体は重く感じます
そのまま登っていくと 腰折滝の上部に立ちます
腰折滝の上部には木橋が掛けられており
これを渡ればツツジオ谷の方へ進みます
いつもツツジオ谷の方へ進むので
今回はタカハタ道コースへと向かう事にします
橋を渡らずそのまま左側に沿うように進み
暫く谷間の道を歩きます
本当に静かです
滝の音が遠くになると
今度は小鳥の囀りが頭上で聞こえ そして消え…
再び静寂な谷間の道が続きます
10:27
V字の谷 小さな山とは思えません…
木漏れ日を受けると身体が反応し
明るい方へと誘われるように
急斜面を登っていきます
日の届かぬ谷間に佇む落ち葉の絨毯
カサカサと音を立てて 通り過ぎていきます
陰木ながら青々としたアオキの艶やかな葉が
谷筋の林床を飾っています
蕾まだかしら?と探すと 赤い実がまだ
艶やかな頭を誇らしげに上げて自己主張していました
味気ない谷間に色を添えて迎えてくれています
この時期になっても…
赤い実をつけているアオキの木が
まだ多く残っておりましたが…
ヒヨドリさんたちの食べ残し?
それとも虫こぶ?
だるまの形にはなっていないけど
赤い実の中には
何かが隠れているのでしょうか?
もし これが アオキミフクレフシだったら
初夏にはタマバエさんが大量発生しそう…
そんなアオキの木を見ながら谷間の道をすすむと
目の前に 最初の水場が見えてきます
豊かな水に恵まれた金剛山
その湧き水が 止めなく水受けに流れ落ちています
まだ、喉は乾いていなかったので
通り道にある水場を避けて渉っていきます
10:45
少し角度が変わり 肩で呼吸をしつつ登りますが
まだ 少しは余裕が残っている感じ
普段の馬力はありませんが
心配していたほど 体への負担は感じません
これならば ついていけるかも…
小さな自信がついてきそう…
小さな自信がついてきそう…
見上げると 空は木々に覆われ
微かな隙間から光を落してくれていました
二番目の水場を過ぎたあたりから
斜度はさらにきつくなってきます
あれ…ちょっとしんどいかも…
チチが休憩タイムの指示を出した時です
静かな樹林帯の中に 木漏れ日の暖かさを感じ
静かな空気の流れを 肌に感じつつ
その 少し冷たい空間に 安らぎを得て 癒されます
見上げると 空は木々に覆われ
微かな隙間から光を落してくれていました
森の香りが愛おしく
流れ出た汗が引くまで暫し休憩
軽い眩暈を感じながらも
足どりは 然程悪くない様に感じます
さて…ここからは胸突き八丁
急な登りが待っています
11:04
遠くから人の声がしてきます
山頂は もうすぐでしょうか…
歩き慣れたはずの金剛山
今の私には1000メートル級のお山ですが
アルプスにも匹敵するお山に感じます
今の私には1000メートル級のお山ですが
アルプスにも匹敵するお山に感じます
つづく
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