2018年1月7日(日)☀ 縞枯山 茶臼山 白駒池と雨池の周遊
白駒池からの続きです
白駒池では 比較的長い休憩を取り
一面雪の広がる池の上で 腰を下ろして食事をします
壮大な景色を見ながら 二人でホットミルクティーを飲みます
この時 チチが言います
北横岳は無理だよ
山麓駅での食事のタイムリミットは15時30分…
12時を過ぎた時点で難しい…それは理解できました…
はい
山賊焼き定食だけでも 楽しみに…
それも 間に合うかな…
えぇ…
だけど…2時間あれば…何とか間に合うのでは…
海賊焼きが脳裏をかすめます
北横岳は諦める代わりに 海賊焼きは諦めない…
ただ…この頃から 生理減少を感じ始めておりました
この時期 おトイレというものが なかなか難しい環境です…
御花摘みをするのにも面倒な事が多い…
それに…小屋が休業という事もあって…
おトイレもお借りできませんでした…
後2時間ぐらい…我慢できるかな…
時計を見ながら一抹の不安を感じつつ 腰を上げます
この生理減少が 大きなカギになるのです
この時は ただ我慢して歩く事にします
時は12時20分
さて…間に合うのでしょうか…
青苔荘
残念ながら ここもお休み
おトイレ…お借りる事ができません
これが明暗を分けた一つになったのかも…
仕方なく我慢して歩く事になります
再び 魔の木道へ
白駒の奥庭
何処が怖いって…雪を被った木道…
踏み抜きの後も沢山残っています
踏み跡を外さずに…と 見ながら歩くと
段々 その境目が見えにくくなって ズボッ!
おぉぉぉ~
何とか転倒を免れますが
心臓は バクバク!
これは 本当に心臓に悪いです
この時は 生理現象を忘れて歩いていました
再び 白だけど黒曜の森
ドキドキの木道を過ぎ 樹林帯の坂道を登って
麦草峠まで 戻っていきます
見えてきた 赤い屋根
このころになると生理現象マックス!に復活
小屋でおトイレをお借りしたいけど…
オーバーズボンはサロペット…
脱がなければなりません
アイゼンも スパッツも外さなければなりません
靴も脱がなければなりません…
そして 着けなければなりません…
時間ロスが脳裏をかすめます
何よりも…面倒…
生理現象とその面倒な動作を秤に掛け… 結局…
麦草ヒュッテでの休憩を選択します
やはり…自然現象には勝てません…
この一連の動作の遅い私は…
結局ヒュッテで30分の時間ロスをすることに…
このロスタイムが
大きく影響をすることになります
時は 13時32分
ここからチチの歩きが変わります
確かに 間に合うかどうか…と 言うところ…
私も チチの後を追って 頑張って歩きます…
少し飛ばして歩きます…
茶水の池
ここは茶臼山方面ではなく 雨池方面へと向かいます
振り返ってみると ここもまた雪の原
ゆっくりと楽しんでいる暇はなく
そのまま森の中へ続く苦手な雪の木道を急ぎます
雪の木道は 要注意!
明るい森の下は 落とし穴一杯!
林道大河原峠道に出ます
漸く平坦な道を歩けるとホッとします
林道大河原峠道
ホッとしたのは つかの間…
途中から 林道大河原峠は通行禁止となっているため
迂回の道へと進むことにします
迂回道
平坦とは言え…
雪の量は少ないとはいえ…
なぜか疲労感に包まれます…
ここまで飛ばし過ぎたのでしょうか…
次第に足が重く感じ始めます…
時は 14時05分
雨池
広い雪原に出れば そこが雨池
広い…
広い…
まだ 遠い…
この時から 山賊焼きが遠くへ消えていきます
そして…
ロープウェイの最終便に間に合うかどうかという不安が
別の方向から押し寄せてくるようになります
雨池横断
雨池の雪はひざ下までの所もあり 予定の中では
スノーシューで楽しんでいるはずでした…
しかし 時間の迫る今となってはそれは難しく
アイゼンと履き替える手間などを考えると
アイゼンをつけたまま歩くことを選択せざるを得ません
結局 今回は…スノーシューは 荷物として
出番のないまま 背中に背負って歩く事になってしまいました
再び登り坂…
これが最後の登りかと思う甘い私
再び林道に出ます
林道大河原峠
この道をゆっくり歩けたら気持ちいいのでしょうが…
時間が迫ってきて 力を振り絞って歩かねばなりません…
速く…早く…
何も言わない木々に当たる西日が…
時が迫るのを感じさせます
雨池峠・ロープウェイへの分岐
少し休むか…?
チチの声掛けに 無言で頷く私…
最期の登りだ
ここの登りを頑張れば ロープウェイだよ
しかし…休んでも不安は消えず 落ち着きません…
やっぱり もう行きます…
山麓駅での食事の事よりも
最終便のゴンドラに乗れるかどうかが
現実の問題に変わりました
頑張らねば…
しかし 疲労感は気力すら奪っていきそう…
なんのその!
頑張らなければ 帰れません
ゴンドラに乗り損ねたら さらに歩いて下らなければなりません…
ここからが本当の正念場! 最期の登りとなります
ロープウェイの最終便は16時
時は15時
最期の急登
雨池峠
チチは余裕で どんどん登り
私は まだかまだかと 苦渋の登り
私との距離を見ながら 足を止めて待つチチ…
余裕は無く…ただ 間に合わなかった時の事を考えて
必死に…だけどスローペースで登っていく私…
漸く平坦になった先に ようやく雨池峠が見えてきます
朝見た雨池峠も夕暮れに…
縞枯山荘も夕暮れ時の静けさを…
長くなった日の寂しさを感じつつ 急ぎます
急ぎますが… この頃から
ゴンドラを使わずに 歩いて下る事を 更に意識し始めます
最終便の時間は 16時…
時は 15時29分
だけどまだ わからない…
最期まで 時間との戦いです
ロープウェイの駅が見えて…
もしかして…間に合った…?
北横岳が 西日を浴びながら 静かにほほ笑んでいます…
山頂駅周辺も 静寂さを湛え
もうすでに 今日1日の終わりを迎えようとしているよう…
15時45分…北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に着きました
ぎりぎりですが 間に合うことが出来ました…
最終のゴンドラに乗り込み 静かに降りていきます
疲れが全身を覆う感じですが
ゆるりと下るゴンドラを射す西日を浴びながら
空虚の世界に浸ります
疲れたね…
思いの外 疲れたよ…
だけど 楽しかったね
とっても 楽しかったよ…
そして 八ヶ岳御池巡りの幕が下りました
白駒池からの続きです
白駒池では 比較的長い休憩を取り
一面雪の広がる池の上で 腰を下ろして食事をします
壮大な景色を見ながら 二人でホットミルクティーを飲みます
この時 チチが言います
北横岳は無理だよ
山麓駅での食事のタイムリミットは15時30分…
12時を過ぎた時点で難しい…それは理解できました…
はい
山賊焼き定食だけでも 楽しみに…
それも 間に合うかな…
えぇ…
だけど…2時間あれば…何とか間に合うのでは…
海賊焼きが脳裏をかすめます
北横岳は諦める代わりに 海賊焼きは諦めない…
ただ…この頃から 生理減少を感じ始めておりました
この時期 おトイレというものが なかなか難しい環境です…
御花摘みをするのにも面倒な事が多い…
それに…小屋が休業という事もあって…
おトイレもお借りできませんでした…
後2時間ぐらい…我慢できるかな…
時計を見ながら一抹の不安を感じつつ 腰を上げます
この生理減少が 大きなカギになるのです
この時は ただ我慢して歩く事にします
時は12時20分
さて…間に合うのでしょうか…
青苔荘
残念ながら ここもお休み
おトイレ…お借りる事ができません
これが明暗を分けた一つになったのかも…
仕方なく我慢して歩く事になります
再び 魔の木道へ
白駒の奥庭
何処が怖いって…雪を被った木道…
踏み抜きの後も沢山残っています
踏み跡を外さずに…と 見ながら歩くと
段々 その境目が見えにくくなって ズボッ!
おぉぉぉ~
何とか転倒を免れますが
心臓は バクバク!
これは 本当に心臓に悪いです
この時は 生理現象を忘れて歩いていました
再び 白だけど黒曜の森
ドキドキの木道を過ぎ 樹林帯の坂道を登って
麦草峠まで 戻っていきます
見えてきた 赤い屋根
このころになると生理現象マックス!に復活
小屋でおトイレをお借りしたいけど…
オーバーズボンはサロペット…
脱がなければなりません
アイゼンも スパッツも外さなければなりません
靴も脱がなければなりません…
そして 着けなければなりません…
時間ロスが脳裏をかすめます
何よりも…面倒…
生理現象とその面倒な動作を秤に掛け… 結局…
麦草ヒュッテでの休憩を選択します
やはり…自然現象には勝てません…
この一連の動作の遅い私は…
結局ヒュッテで30分の時間ロスをすることに…
このロスタイムが
大きく影響をすることになります
時は 13時32分
ここからチチの歩きが変わります
確かに 間に合うかどうか…と 言うところ…
私も チチの後を追って 頑張って歩きます…
少し飛ばして歩きます…
茶水の池
ここは茶臼山方面ではなく 雨池方面へと向かいます
振り返ってみると ここもまた雪の原
ゆっくりと楽しんでいる暇はなく
そのまま森の中へ続く苦手な雪の木道を急ぎます
雪の木道は 要注意!
明るい森の下は 落とし穴一杯!
林道大河原峠道に出ます
漸く平坦な道を歩けるとホッとします
林道大河原峠道
ホッとしたのは つかの間…
途中から 林道大河原峠は通行禁止となっているため
迂回の道へと進むことにします
迂回道
平坦とは言え…
雪の量は少ないとはいえ…
なぜか疲労感に包まれます…
ここまで飛ばし過ぎたのでしょうか…
次第に足が重く感じ始めます…
時は 14時05分
雨池
広い雪原に出れば そこが雨池
広い…
広い…
まだ 遠い…
この時から 山賊焼きが遠くへ消えていきます
そして…
ロープウェイの最終便に間に合うかどうかという不安が
別の方向から押し寄せてくるようになります
雨池横断
雨池の雪はひざ下までの所もあり 予定の中では
スノーシューで楽しんでいるはずでした…
しかし 時間の迫る今となってはそれは難しく
アイゼンと履き替える手間などを考えると
アイゼンをつけたまま歩くことを選択せざるを得ません
結局 今回は…スノーシューは 荷物として
出番のないまま 背中に背負って歩く事になってしまいました
再び登り坂…
これが最後の登りかと思う甘い私
再び林道に出ます
林道大河原峠
この道をゆっくり歩けたら気持ちいいのでしょうが…
時間が迫ってきて 力を振り絞って歩かねばなりません…
速く…早く…
何も言わない木々に当たる西日が…
時が迫るのを感じさせます
雨池峠・ロープウェイへの分岐
少し休むか…?
チチの声掛けに 無言で頷く私…
最期の登りだ
ここの登りを頑張れば ロープウェイだよ
しかし…休んでも不安は消えず 落ち着きません…
やっぱり もう行きます…
山麓駅での食事の事よりも
最終便のゴンドラに乗れるかどうかが
現実の問題に変わりました
頑張らねば…
しかし 疲労感は気力すら奪っていきそう…
なんのその!
頑張らなければ 帰れません
ゴンドラに乗り損ねたら さらに歩いて下らなければなりません…
ここからが本当の正念場! 最期の登りとなります
ロープウェイの最終便は16時
時は15時
最期の急登
雨池峠
チチは余裕で どんどん登り
私は まだかまだかと 苦渋の登り
私との距離を見ながら 足を止めて待つチチ…
余裕は無く…ただ 間に合わなかった時の事を考えて
必死に…だけどスローペースで登っていく私…
漸く平坦になった先に ようやく雨池峠が見えてきます
朝見た雨池峠も夕暮れに…
縞枯山荘も夕暮れ時の静けさを…
長くなった日の寂しさを感じつつ 急ぎます
急ぎますが… この頃から
ゴンドラを使わずに 歩いて下る事を 更に意識し始めます
最終便の時間は 16時…
時は 15時29分
だけどまだ わからない…
最期まで 時間との戦いです
ロープウェイの駅が見えて…
もしかして…間に合った…?
北横岳が 西日を浴びながら 静かにほほ笑んでいます…
山頂駅周辺も 静寂さを湛え
もうすでに 今日1日の終わりを迎えようとしているよう…
15時45分…北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に着きました
ぎりぎりですが 間に合うことが出来ました…
最終のゴンドラに乗り込み 静かに降りていきます
疲れが全身を覆う感じですが
ゆるりと下るゴンドラを射す西日を浴びながら
空虚の世界に浸ります
疲れたね…
思いの外 疲れたよ…
だけど 楽しかったね
とっても 楽しかったよ…
そして 八ヶ岳御池巡りの幕が下りました
終
最期までお付き合いくださいまして
ありがとうございます
最期までお付き合いくださいまして
ありがとうございます
山紀行文及び写真も
長編。
お疲れ様です。
引き込まれて
一気に拝見しました。
有難うございます。
今朝は深々と冷え込む寒さに目が覚めました…
いつも お付き合いくださいまして
こちらの方こそ有難うございます
励みになっております♪
松原山のような低山でも この時期の藪山を
歩かれるtempo1078様は凄いです
そんなお山こそ 難しいと感じている私です
いつも コメントをありがとうございます♪
おはようございますm(__)m
初めまして
(KENの写真集)KENと申します
何時もお立ち寄り頂き感謝しています。
僕は山登りは出来ないので楽しく拝見させて
頂いています・山登りは難しくて僕らが俯瞰撮影に
登る程度の山ではないのは尊敬に値します。
読者登録させて下さい。宜しくお願いします。
初めまして
ご訪問いただきその上
愚ブログの登録をありがとうございます
いつも 読み逃げをして申し訳ございません
余呉湖のワカサギ釣りの風景
雪の降る中の風景 寒そうなのですが
何処かほんのりとしてくる感じで
愉しませていただきました
有難うございます
どうぞこれからも宜しく お付き合いを
お願い致します♪
縮こまっている心が晴々するような
雄大な景色ですね
ちょっと病という山を縦走しており ようやく下山できましたので
忘れた頃のレスになってしまいました
青い空と雪景色 この季節ならではの風景
壮大で 心惹かれるものがありますね
いつまで歩けるかわかりませんが
歩ける間は 通い続けたいと思います
いつもコメントをありがとうございます
そして レスが遅くなったことをお許しくださいませ