山に癒されて…♪

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琵琶湖 沖島 :水上のアルプス 宝来ヶ嶽(蓬莱山尾山)

2016年11月06日 | 山登り 近畿
2016年11月3日(日)☼/一時☁ 滋賀県近江八幡市 沖島



沖島の厳島神社からの続きです


山好きが山に入らずして何になる?
な~んて♪

ですので…島のお山を散策してみる事にします








コースタイム


(9:15発 堀切港)⇒ 9:25着 沖島漁港 9:45 ⇒ 10:10 厳島神社(弁財天) ⇒ 10:20 赤坂 10:28 地図上の取付き~ 
10:32 取付き 10:35 → 10:47 三角点・尾山(宝来ヶ嶽)225m → 
10:50 見はらし広場(蓬莱山)220m → 10:59 ホオジロ広場 197m → 
11:12 お花見広場・ケンケン山 210m → 11:23 ケンケン山登山口 → 
11:29  沖島コミュニティーセンター ⇒ 漁村散策 ⇒ 11:53 沖島漁港 14:00発 ⇒(14:10着 堀切港)



沖島通船料金: 片道大人一人 500円

食事処:漁協会館の湖島婦貴会や民宿で食事はできますが 予約が必要です





 クサギの果実

赤崎




厳島神社(弁財天)から引き返し 赤崎を通って
杉谷浜まで戻ります


しかし…
この当たりにあるはずの入口
ハッキリしません




 地図上の取付き  塞がれた道



地図上で確認する取付き部分は 畑の横にありますが
道には 刈った草や枝を無造作に積み上げられており 通せんぼ状態です

買った草や落ち枝の上を何とか越えて先を見てみますが
道らしきものが 生い茂った枝葉が覆いかぶさり
倒木で道は塞がれ 先に進む事は難しい状態です



 取付きあたりの地図
黒丸:最初の地図上の取付き
青丸:赤崎寄りの取付き



一旦入口に戻ってもう一度地図を見ながら
赤崎方面に少し戻ってみます






 赤いテープ?  畑の境界の印?




湖岸に降りる道の上に掛けられた小さな橋
その手すり代わりの様な印の棒に 赤いテープが巻かれております

最初は 橋から落ちない様にしている橋の目印かと思いましたが
橋の下を覗いてみますと 畑の間のあぜ道が へとつながっています

赤いテープが 標布には見えなくもなく 
畑の間にある道に降りてみます



 




森の中に延びる細い山道…
個人の作業道では無いような…

登山道に見えてきました…




 更に奥に踏み込むと…


どうみても 道が続いている様です…
ここが登山道ではないかと 入山してみます

少し地図とずれている様に思いますが
最初の取付きは使われなくなったものかもしれません

地図上でも 途中で合流していますので…




取付きからの杉谷浜




杉谷浜は 沖島小学校の行事の一環で
夏に遠泳をしているそうです
杉谷浜をスタートして 1Km泳いでいると聞きます
振り返って見る琵琶湖の静けさとは裏腹に
一気に活気帯びる時なのでしょう…

この杉谷浜は、地域の方が整備をして下さった砂浜で
深みもあったりで、一般の方の水泳は禁止となっているそうです

(地元資料より)



  標布発見  尾根道  ジャングル?

生い茂るシダ




入山して 暫く少し荒れた様な道と
以前小屋があったと思われる 石垣の跡などを見ながら
更に登って行くと 標布を発見します
標布を見て 間違いではなかったと確信をして、本格的に歩いて行きます

晩秋の趣を見せながらも
時に ここはジャングル?と
錯覚するほどシダが蔓延っていると所も…

短いコースでも変化に富んでいて 面白くなりそうです♪ 




 鬼切岩? 




石を割って出来た様な道
勝手に鬼切岩と名付けてみましたが…

誰がこの岩 割ったのでしょう…?

日本昔話の曲が頭の中で流れ
色々と想像してしまう私です





 山道?
 
尾山(宝来ヶ嶽)225mの三角点



突然尾根の途中に三角点が…
三角点と言う事はここが尾山の最高点?
蓬莱嶽と言う事でしょうか…?

でも…見るには 尾根道の途中と言った感じですが…
展望も何もありません…




見はらし広場 蓬莱山? 220m




三角点からすぐの所に見晴らし広場があります

なので やはり、あの三角点が 尾山(宝来ヶ嶽)の様です
そしてこの見晴らし広場が蓬莱山?

宝来ヶ嶽蓬莱山ヶ呼び名の違いで
同じものだと書かれている所もありますが
よくわかりません…

ですが…この地点が この島の最高点である事には
間違いなさそうです






国民休暇村 大中の湖干拓 安土山 バックに鈴鹿山脈



見晴らし広場からは
大中の潮干拓や休暇村に安土山がよく見えます
そして その奥には 鈴鹿の山々が連なって見えます


 コウヤボウキ 




更に樹林の中の尾根道を進んで行きます

緩いアップダウンはありますが
殆どなだらかで、遊歩道の様に感じます



 ホオジロ広場標識

ホオジロ広場 197m




見晴らし広場から10分弱ほどで 再び広場にでます
ホオジロ広場と書かれたところは
小学校へと下る道の分岐にも当たります

このホオジロ広場からは
比良山系のおがよく見えます

ここから白鬚神社も見えるそうですが
私の目では確認はできませんでした…

家に帰って画像を拡大すると 
白鬚神社は納められておりました


ホオジロ広場
ここは野鳥のホオジロと関係するのでしょうか…?



   
釈迦岳~比良山系 ⇒ 高島市方面 ⇒ 横山岳、金糞岳方面 (左端の湖面沿いに白鬚神社)




沖島にある瀛津島神社と湖西の白髭神社
近江八幡の日牟禮(ひむれ)八幡宮が一直線上に並ぶことから、
古代日本のレイラインという説もあるそうです


見晴らし広場といい
ホオジロ広場といい
同じ尾根上で 琵琶湖の雰囲気が
多様に楽しめる所です



 標識



ホオジロ広場より道は分かれますが
小学校の方には下りず ケンケン山の方へと更に進む事にします



 緩やかな尾根




尾根から時々木々の切れ間から
琵琶湖を眺める事ができます

時折風が吹いて木々を揺さぶりますが
それもまた心地よく さわやかな風となって癒されます


紅葉には少し早すぎたようですが
秋らしい雰囲気が漂います






 お花見広場へ

ケンケン山 (お花見広場) 210m




ここから見る景色もまた 違って見えます

何と…比良山脈が琵琶湖を挟んで間近に感じるほど
圧巻の姿を見せてくれます

このケンケン山は 春になると 桜が満開となり
地元の人たちで賑わう所の様です♪





比良山山脈


暫し見惚れてしまいます


ですが…いつまでも見ているわけにはいきません…
目的のコースも終わりに近づいております



  

ケンケン山登山口



ケンケン山からは 只管下るだけです
途中から急な下りになりますが
足元に注意すれば 迷く所もなく 
一気に下って行きます

下った先には墓地があります
その墓地に登山口はありました



 振り返って ケンケン山登山口
 


細いけれど舗装された道を下って行きます
漁業の町が 眼下に見えて来ると もうすぐ民家に出ます




沖島漁港と漁業会館 対岸の奥島山




民家の向こうに頭山141m



目の前に頭山が見えてきます
頭山の山腹に張り付くように 
藤原不比などの建立にはじまる奥津島神社があります
後で訪れてみたいと思って眺めながら下ります


     沖島コミュニティーセンター 



民家の横を抜ける様に進むと
沖島コミュニティーセンター前に出ます



 登山口の入口





通常はこの沖島コミュニティーセンター横から
入山するようですが

今回の逆コースも中々 面白いものがあります


時間も丁度お昼時となり
お腹もいい具合に空いてきております


その前に 細い路地の道に入って見ました




 民家の通常の路地 




路地の先は 青い湖面の広がる景色が飛び込みます










琵琶湖の向こうでは比良山脈が碧く鎮座しています
もう…言葉は必要ない様です…






今まで姿を潜めていた風が
この時とばかりに吹きつけてきます
遮るもののない湖面を思うがままに吹き荒れているよう


白波が立ち
打ち寄せる波の音が 
湖の息遣いのように聞こえます

それでも潮の香りのしない淡水の波に
少し違和感を感じるのは 
海の近くで育った私の感覚なのでしょうか…



 沖島漁港


お腹の虫が鳴いてきました…

情緒も風情もありません
現実に引き戻され 急いで沖島漁港へ戻ります



 沖島弁当




沖島に着いた時に すぐに予約をしておいたお弁当
楽しみにしておりました♪

漁業会館の中でゆっくり頂きます


今回 作って頂いた沖島弁当(沖島めし)は 
メニュー以外の 5人様以上で受けて貰える特注の様です

本来 二人分では 
予約を受けないものである事を後で知ります…

何と 漁業会館の方のご好意で 特別にという事で
なんとも贅沢なご褒美となりました♪


沖島で採れた食材だけで造られたお弁当…
本当に美味しく 今でもその味が残っております

本当にありがとうございました



沖島めし 御品書





お腹も満ちて
ゆったりとしていますが
時計の針は12時30分

出航時間は 14時…


さてさて…それまでの時間…どう過ごしましょう…









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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2016-11-07 21:31:11
こんばんは♪

島ですが 立派なお山でしたよ
プチ縦走した気持ちになりました
流石 水上アルプスと言われるだけあります

そうでしたね 相方様の好きな三角点 しっかりと見てきました♪

地元の食材弁当…本当に最高ですね
のんびりとした山歩きも最高でした


コメントありがとうございます
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タケホープ様 (nanekobi5963)
2016-11-07 21:27:33
こんばんは♪

沖島めし お勧めですよ
素朴ながら地元の食材を生かして
とてもおしかったです♪

タケホープ様は カヌーで…
それこそ羨ましい♪

竹生島で…テント泊…何と
そのお話 とても興味深いです♪

比良山地と関連しての神社 城跡
どれも歴史が紡ぐ趣あるもの…
いい所ですね

小谷城跡と佐和山城跡…ぜひ 行かれた後のお話をお伺いしたいところです♪


コメントを残して下さって嬉しく思います
ありがとうございます♪
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Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2016-11-07 16:58:59
いやいや、立派な山ですね。
まして、相棒の喜ぶ三角点まであるのですから。
地元の食材での料理、これが一番ですね。
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美味しそう (タケホープ)
2016-11-07 14:25:25
nanekobi5963さん こんにちは(^^♪

沖島めし 美味しそう 食べたーい

タケホープは昔カヌーで竹生島に渡り、テント泊をしたことがあります。

滋賀県もいいですね。沖島は行ったことがありませんが、比良山地に、安土城跡、観音寺城跡、彦根城は行きました。

今は、小谷城跡と佐和山城跡に行きたいと思っています
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