2017年7月23日(日)☁ 金剛山 妙見谷コース
妙見谷の取り付からの続きです
最初の滝 F1
久々の沢の感触
曇り空のした 薄暗くじめじめした感じに
いい具合に岩を覆う苔…
黒っぽい岩肌にゾクゾク…
チチが大胆に取り付いていきます
私は…
小さな滝でも
足場は軽く見ては痛い目に遭いそう
慎重に足場を確認して登ると
フリークッションの効き具合がいい感じ♪
水の流れに逆らうように遡行していきます
勢いあふれるきれいな滝…これを…
まさか…登りますか?
当たり前だよ!
さっさと取り付くチチ
勢いよく落ちる水は気持ち良さそうだけど
その水圧は やはりタダものではありません…
冷たい感触の岩肌に
容赦なく降り注ぐ水の力が伝わってきます
チチも心得たもの
迷う私に助け舟を出してくれます♪
ザイルにつながれれば 怖いものなし♪
どんどん行きますよ~
現金なやつ!
冷たい水が気持ちいい~
この時期のシャワークライムは最高です♪
わざと水の流れの中に 身を置きます
それが楽しいと誰が申しましたでしょう♪
この時期だからこそ
しぜんと涼しい方へと誘われます
妙見の滝 落差15m
一筋のきれいな滝が
目の前に飛び込んできます
布引とは言い難い規模だけど
美しい~♪
行くぞ!
えっ 無理 無理 ここは無理!
見上げるチチの後ろ姿に懇願する私
どうぞ 巻いてくだしゃんせ~
しゃ~ないな…
しゃ~ないな…
安全第一で巻くといっても
ここも結構急でございます
足場を確認しながら登っていきます…と
目の前に何かいる!
ゲロっ!
あら~ カエル様~
お主…根性なしじゃの~ 巻き道かい?
私 無理しないので!
ちょっとドクターX風に…
だけど、カエル様
通り道にデンと座られているから
思わず踏みかけましたよ!
通り道にデンと座られているから
思わず踏みかけましたよ!
ほっ♪ほっ♪ 邪魔だったかい
避けて通ろうとすると
ノッソ!ノッソ!と 間に合わないスピードで
隅に移動していきました
妙見の滝は登れない滝ではなく
上からザイルを垂らして
本チャン前の練習に登って 慣らしをするそうな…
わたしは きっと取り付部分からアタフタしていそう
高巻道で十分です♪
妙見滝上流のU字状の谷
静かな川の流れる音…
ただ 静か…
そんなイメージしか残っていません
苔むした狭い谷の間を
避けることなく進みます
なめらかな流れを見せる二段滝
黒い岩壁が滑りそう…
やはり…
思いのほかスタンスが小さく よく滑ります
沢水は どうする!どうする!と
ささやきながら すぐ横を落ちていきます
越えても次の滝が待っています
チチの後を追って私も登ります…が
ここはもっと滑りそう…
躊躇している私を見て
ザイルの出番 第2段!
やはりザイルに繋がれると 大胆になる私
いきま~す
ズルッ!
あっ!
小さなスタンスに体重をかけた途端
滑っちゃった~
取り付いて すぐなので
大したずれ落ちではなかったけど…ドキドキ
気を取り戻して 今度は慎重に…
お待ちどう様で~す
そんな私を見て 苦笑するチチ
ザイル出して良かったよ
ほんとうに ありがとう~♪
まだまだ登り始めたばかり
用心して登りましょう…
水量は少ないようですが
濡れた岩肌が何とも言えない風情を出し
沢を歩いているという実感が沸々と湧いてきます
滝の上に出ますと
荒れた谷間だけど明るくなっています
さらに進むと またまた小さな滝が続きます
何段目の滝なのでしょう?
余り落差はありませんが
越えたと思うとつづく連瀑です
勢いよく落ちる滝が出てきます
その上は 恐竜の背中のような滝です
最後の滝を登ります
滝を登りきると二俣になり、
湧水の無い右股を登ります
ゴール
振り返ってみると
立ち入り禁止!
確かに…
一般道と思って通ると 危険かも…
ここは見なれた広場
売店への入り口付近のようです
売店には寄らずに
ゴールからそのまま山頂広場へと向かいます
9時ちょっと過ぎですが
意外に人が多く 賑わいを見せています
ライブカメラの放送以来
訪れる人の数は半端なく増えたように思います
その人々の間を
ジャラジャラと鉄チャンを付けて
ヘルメットを被った ずぶ濡れの姿では
場違いな所に来たみたいで違和感を感じます
早々に外して 靴も履き替えます
身軽になったら さて 帰りましょう
はやり 帰るとなると一直線
迷いなし
寄り道なし
寄り道なし
下山後の楽しみを目標に
一気に下ります
ササの林床の雰囲気がいい感じ♪
人の少ないセトへの道
どんどんどんどん下ります
セト
ここまで来ると帰りついたようなもの♪
自然と頑張る力が湧きます
ヤマジノホトトギスが花を付けていました♪
やっとお目にかかれましたね♪
季節は夏
しばらく楽しませてくれそうですね♪
女形のような スタイルの良い
色気のあるオトコエシ
ス~っと立つ 細身のその姿
実に 羨ましい~♪
ギンバイソウは少し早かったよう
ネムノキはもう終わり…
ハナイカダは熟して 実は黒くなっているものも…
山の季節は夏から秋へと変わり始めているのかも…
季節の先取りは お山の中で感じます
学名:Hemerocallis fulva var. kwanso
分類:ユリ科ワスレグサ属
分類:ユリ科ワスレグサ属
ヤブカンゾウの蕾を乾燥させたものに
金針菜というものがあります
新芽と同様に その金針菜も食すると
憂を忘れる事が出来るとか…
嫌なことが忘れられるのであれば
食して見たくなる私…
だけど こうして見ているだけで
嫌なこともすべて 忘れてしまいそうです♪
大輪のオレンジ花が
緑の中で良く映えます♪
花に目を奪われながら
どんどん どんどん下って 帰りつきました
だけど
ここで ちょっと寄り道します
モーニング
モーニングに間に合いました♪
今日は沢登りがメインだけど
実は 千早の風のモーニングも目的の一つ
これを楽しみに一気に下ってまいりました~♪
動いた後の朝食は 実に美味い♪
心地よい疲れと共に
胃袋も満ち足りたひと時となりました
涼しさもここまでのよう…
車中の温度も半端ないけど
家に近づくほどに 夏がへばりつき
口から 暑い 暑いと
蒸した吐息だけしか出なくなっています
あの涼しさは どこに行ったのでしょうね…
終
最後までお付き合いを
ありがとうございます♪
最後までお付き合いを
ありがとうございます♪
ありがとうございました🙇 これでゆっくり 心置きなく 休めます👼😆
ゴタゴタしていたとはいえ
本当に失礼いたしました
久々の沢登り この季節は本当に気持ちがいいです
雀(から)様 少しは涼しくなりましたか♪
本当に暑い日が続きますね
こちらこそ いつもコメントを残してくださってありがとうござます
とても励みになっております
ゆっくりとゆっくりと時を過ごして
行けたらいいですね♪
ありがとうございました♪