春の山は 陽気な藤原岳２ ( 2/11)

2016年2月11日（木）藤原岳　２


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天狗岩への続きからです



小高い丘の上から見える景色は
雲ひとつない青い空に浮かぶ　霊仙山　奥比良　伊吹山　白山の山々
足を止めて　見惚れます♪


これは序奏にしか過ぎなく
山の女神様はもっと御褒美をくれる事に…







再び樹林の中へと続きます


　　

先行者の付けたトレースをお借りして
白い山肌をなめる様に進みます




小さなピーク　ここが天狗岩？

頂きに立つチチの姿を追いますと…



天狗岩　1171ｍ（1165ｍ）


天狗岩の頂から絶景が…


目の前には
藤原岳から竜ヶ岳　その向こうに御在所岳と
鈴鹿の峰々が連なって見えます


そのパノラマは…





すっきりと晴れ渡った空に浮かび
何とも見事な稜線でしょう♪







振り返れば
冬枯れの樹林の上に　顔を出す御池岳
その頭には　白い帽子がお似合いです♪






これから伺う藤原岳


暫し　こちらから見ていましょう♪
後ほどそちらに伺いますね♪


のんびりとした山歩きを楽しめるとあって
余り時間を気にする事も無く
頂きの展望を楽しみながら時を過ごします









時間も忘れるほどに腰を据えたものの
まだ　行きたい所があります…

後ろ髪引かれる思いではありますが
先を急ぐ事にしましょう


一旦　来た道を戻ります







藤原山荘への途中道
藤原岳展望台の向こうから　御在所岳が覗いています


御在所岳は　真っ白ではありませんが
冬そのものの姿には変わりは無い様です

冬の御在所岳　今年はまだ伺っていませんね
いつの日かまた…お邪魔虫　させて下さいませ♪




藤原山荘と藤原岳展望台



山荘が見えてきました

裏の日向で　休憩を取られている方々の姿が目に留まります







再び山荘まで戻りますが
今度は休憩なしでそのまま素通りして　
藤原岳の展望台へと進みます


一旦下り　また登り…　
なだらかな曲線が　たおやかに延びています








隆起した曲線を描く広い稜線を　歩いていきます







広い広い…何処でも歩けそうなほど広い稜線
足跡のない新雪を歩いてみたい…

でも私には　スパッツが無い…


トレースを頼りに登るほかありません…








耕された様なステップ跡と
シリセード跡…


丁度、程よく圧雪されているヒップソリ跡が登りやすい…
使わさせて頂きます


だって…一歩外れると
場所によっては
膝上　深い所では　大腿まですっぽりと嵌ってしまいます…




さて！最後の急登　

ファイトでございます！








チチが先に頂に立ち　空を見上げ　
私はチチを見上げます



藤原岳展望台　1140ｍ（1120ｍ)



その名の通り　360度の展望が迎えてくれます




鈴鹿山脈方面


竜ヶ岳をはじめとする　鈴鹿山脈が間近に見えます




天狗岩と御池岳


振り返ると　右手前に天狗岩と　その左後ろに御池岳




鈴鹿山脈から御池　天狗岩までのパノラマ




鈴鹿のお山が繋がるように広がります










伊吹山　奥比良　白山　御嶽山を始め　
北ア　中央ア　強いては　南アまでも見えるパノラマ







少しアップして
御嶽山　北ア　中央アの姿が…







御嶽山　微かに噴煙らしきものが…？






白山？　白きその姿は見目麗しき…
また…いつか訪れたいお山♪




お山の女神様　ありがとうございます♪


これを御褒美と云わずして
何と申しましょうか…







風も無く　温かな日差しの中で
澄んだ空気を頂いて
ただ　ただ　山々の美しさに依ってしまいます

　
冷たい空気が流れて
じっとしていると身体は冷えてきますが
それでも　この時は余り気にする事も無いほど
お山と同化していた様な…


気がつけば　あれほど賑わっていた頂には
チチと二人っきりになっていました



時計の針は2時を指そうとしています
まだ此処に留まっていた衝動に駆られますが
お山の時間は早く過ぎます…


少しの未練を残しつつ　別れを告げて
下って行きます







御嶽山やアルプスの山並みを見ながら下って行きます


この時間…まだ、登ってこられる方がおられる様です…
すれ違いに軽くご挨拶をして　通り過ぎていきます


途中ヒップソリを楽しむパーティーもおられました
皆さん　童心に戻った様な感じでした


賑やかに喜ぶ声が　空高く吸い上げられているよう…


広い斜面
何処でも自由に滑れそう…


私はただただ　見つめるだけですが…




　



再び藤原山荘に戻り
この時も止まることなく素通りします


帰りとなると　登りと違って　早くなるのはいつもの事


急な斜面も　何のその
一気に下って参りましょう








でも…ちょっと未練がましく振り返り
辿った足跡見つめます


傾き始めたお日様が
そっと樹間の間から　
気をつけてお帰り…と見守ってくれているよう…








高度を下げると
雪道も雪と泥が混ざったものとなって行きます

シャーベット状の道が日向と陰で姿を変え
珈琲フローズンの様な道が続きます


だけど…食べてみたいとは…思いません



泥でも滑りやすいし
雪でも滑りやすい
アイゼンなしでも同じかも…


中々外すタイミングが見つからないのですが
思い切って　アイゼンを脱ぎます






アイゼンを外しても
ペースは崩さず　一気に下って行けそう♪

どんどん　下って…　下って…

私の頭は既に　
温泉とスウィーツの事ばかり♪


下りが早くなる　本当の理由です♪







藤原山荘から　約1時間ちょっとで登山口に付きました

大貝戸休憩所の和気にある足洗い場をお借りして
アイゼンと靴の泥を落とします







のんびり舗装道路を歩いて駐車場へ…

疲れたけれど
なんだか達成感の様なものを感じる今日のお山


満足満足
感謝感謝








車の台数も少なくなって
少しさびしくなった駐車場

だけど　まだ数台停まっております


まだ、お山におられる方が居るようです


我が家は早々に片づけて
いつものように汗を流しに参りましょう




阿下喜温泉のあじさいの里　大人一人　500円

のんびりと疲れを取るのに良い温泉です　





さて…

鈴鹿のお山に来る楽しみの一つは…






珈琲ホリ 四日市店


ICの手前にあり
必ずと　言ってよいほど立寄る喫茶店です♪


４０年の歴史があるとか…


此処のロールケーキ…絶品です♪
だけど…行く時には売り切れてありません…


こだわりのコーヒーは香り高く　
お口の中で程よく広がり　まったり寛げるほどに…♪





今回頼んだのは…



健康サラダ


季節限定　苺チョコワッフル


ホリ珈琲２５番




店員さんが　ちょっと呆気にとられたご様子？？？



思わず…

おかしな組み合わせですよね？　と尋ねますと…


はい…ちょっと　おかしい組み合わせですねと苦笑



やっぱり…



チチはパスタ料理を注文

パスタも　もっちり
ワッフルももっちり


どちらも美味しく甲乙付け難い…


ただ…量的に…両方を食する事は…難しい…


どちらを取るのか思案して…
ワッフルに軍配が上がりました…


甘いものは　外されませんから…



なので　コーヒーだけは　２杯頂きました♪




店員さんが私の食べっぷりを見て　
一瞬　目をパチクリ！


本当に美味しそうに召しあがってくれて
ありがとうございます♪


そう言って下さったのですが
私ってどんな食べ方をしていたのでしょう…


無我夢中に　
頬張っていた様な気もしないではないのですが…


目の前で　チチが
笑いをこらえた様な笑い顔を見せておりました…



お粗末
お粗末

終


いつも長いブログ
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます
本当に感謝いたします