何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

心の壁

2017-01-05 09:11:24 | 
言葉も出ないほどの不安が襲ってきた時
私の心は一気に閉ざされ
心の壁は這い上がれないくらい大きく高く膨らんで
黒い雲に覆われ暗い闇へ沈んで行く

思いつくことを考えるだけ考えても
真っ暗な闇の中をさまよい続けて
確かな答えが掴めない
どうやったって抜け出せない
沈んだままの心を抱えたまま
浮かんでは沈んでを繰り返す

雲間から心の隙間にうっすらと光が射した瞬間
元いた場所に帰って考えてみる
捻くれて曲がった気持ちをまっすぐに
閉ざされた心の闇に光を与えるため
黒い雲を少しずつ消して
壁をちょっとずつよじ登って
最初の気持ちを思い出して
素直に信じていた気持ちを思い返して
ゆっくりと心を取り戻していく

きっと ずっと消えないけど
大切なことを忘れずにいれば
心は壁は低く
闇にはいつも光が射す

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見えないもの

2017-01-05 08:54:12 | 
すれ違う無数の人々
それぞれに僕の知らない世界があって
僕の知らない物語がある

君はいつか言ってた
本当の自分など誰も知らないと

やさしい目をしていた

自分の全てを認める強さ
君に寄り添って生きて行く力
見えないものを信じる儚さ
きれいな嘘などない

あの日から僕は自分を好きになるのをやめた

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