うたた寝Cafe便り

山の暮らしぶり、そのときどきの思いを気ままな写真にのせて・・・・。

新開地を歩く・・・・

2010-10-19 23:46:07 | 日記

喫茶エデン

午後 友人と神戸新開地を歩く・・・
久しぶりの街歩き

駅を出たところで なんとも古めかしい喫茶を・・・
今にも崩れるのではと思える奇妙な空間!!

怖いもの見たさといった感じで中へ
なんと床は板張りでぎしぎしと鳴りなんともレトロ!!
クラッシックと云うか古い調度品に圧倒される



マスターの話でオイオイとその古さの全貌が・・・
父しげるさんが戦後間もない昭和23年に始めたお店という

戦後の復興期から現在に至るまで
ともに戦争を戦った人たちの集いくつろげる場所でありたいと

当時の仲間たちの中にもしげるさん同様に旅立つ人も・・・
しかしいまでも1時間以上かけて足を運んでくれる人もいると云う

今日も88歳の方がやってこられ 話の中に
そうした人たちのくつろぎの場であり続けたいとの思い

こうしたもろもろの思いが父親の残した雰囲気を守っているのでは・・・・


父しげるさんの手記・・・

徴兵で戦地に赴く日から敗戦の日まで
自分の気持ちや情景を俳句や短歌につづり
挿絵を添えて手作りの冊子2冊にまとめられている



表現や描写が細やかで
中国の人々の暮らしぶりや軍隊生活の様子を
生き生きと伝えている 

マスターの話に耳を傾けていると外は暗く・・・


コメント
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