うたた寝Cafe便り

山の暮らしぶり、そのときどきの思いを気ままな写真にのせて・・・・。

骨休め・・・!

2013-04-30 23:56:27 | 日記

緑も色濃く!!

 

昨夜夜中から降り出した雨も朝には上がる

天気予報の晴れ予想とは違い肌寒い曇りの一日に

畑に入れないので畑にはみ出した芝桜を削り取り移植する

水仙同様芝桜も少しづつ増やし点から面に広がればと・・・・

 

少しだけ移植した後は草取で一日が終わる

一雨ごとに雑草が勢いを増し水仙を呑みこむような勢いで草丈を伸ばし

見ごろを迎えた芝桜の間からも花を覆うかのようにカラスノエンドウが弦を伸ばす

山の暮らしは一年中草との戦い 手を止めれば見る見る緑一色に

それぞれが可愛い花を見せてくれるが花を楽しむゆとりも

名前を知ることも無くひたすら削り引っこ抜くを繰り返す

草の名前を調べ覚えていたころのゆとりはどこへ

 

人の営みの小ささを思い知らされるこの頃

数十年か数百年 何世代かにわたって作り上げてきた棚田や山畑も

自然に帰るには2~3年も有れば十分 10年もたてば跡方すら・・・・

農山村の荒廃はこのところ一段とスピードを速めている

限界集落から超限界集落へそして廃村へ

数千年のちに先住民の遺跡として発掘されるなんてことも

・・・・猿の惑星の世界?

 

よくつかわれる言葉に日本人の「原風景」と言うのが有るが

それはどんな風景かと考えさせられる

棚田や里山と呼ばれる山村の緑豊かな風景?

コンクリートの護岸や防波堤に囲まれた海岸風景?

美しい海岸を占領し鉄条網に守られた原発のある風景?

高層ビルやツリーやタワー・・・一晩中明かりを消すことなく光に埋もれる都市の風景?

コメント
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