今日も美しい赤に出会う
昨日の苺も美しい赤だったが今日の赤も輝くような赤
この美しい赤は鳥の目を引き付ける為の色なんだろうか
鳥たちに食べてもらい より遠くへ種を運んでもらい 子孫を増やす作戦か・・・・
そんなことを考えながら風の当たらない陽だまりで一休み
前の山から枝から離れて飛んで行く葉っぱの立てる カツカツ コツコツと言うこのごろでは聞き慣れた音に目をやると
大きな葉がふわりゆらりひらりと風に乗って舞うように飛んで行く その心地好さそうな動きは知らず知らずに眠りの世界へ
ざざーががーっと固い激しい音に慌てて目をやると 強い風でも吹いたか
すごい数の木の葉が一斉に梢を離れ滝のように流れ落ちて行く
木々はこれまでまとっていたものを無くし あっという間に冬の梢に
冬の梢越しには明るい空が垣間見え ちょっぴり寂しい冬山の風景に一変
毎年同じことが繰り返される 当たり前の日常なのだろうが 初めて目にし耳にすることばかりでなかなか面白い
コロナ禍で山暮らしが長引いたが故の出会いや気づきに感謝
霧の中で重そうに頭を垂れる