うたた寝Cafe便り

山の暮らしぶり、そのときどきの思いを気ままな写真にのせて・・・・。

歌を忘れたワンちゃん?

2021-07-07 01:27:40 | 日記
葡萄だなの下で・・・・!



葡萄畑の上の民家で飼われている柴犬くん
畑に通い始めたころは 挨拶代わりか聞き覚えの無い足音への警告か 二三度吠えて高い石垣の上に元気な姿を見せてくれ
気が付けば上からじっと作業の様子を見下ろしていたり うたた寝している様が見られて徐々に親しみを覚えるように
当時は合併前から設置されていた防災無線が生きていて各戸に一台と公共施設には大型のスピーカーが設置されていて
防災情報に限らず町のイベント 各種団体の活動やJAから組合員へのお知らせ等が放送され
町の動きや町内の情報を気軽に受け取ることが出来た それは屋外に居る全ての人を対象に発信されていたということ
また12時と18時には時報代わりに決まった音楽が流され 屋外にいる人にとって時計代わりという滅法便利なツールだった
また上のワンちゃんにとっては自慢ののどを聞かせるショータイム 音楽に合わせて気持ち良さそうに唄ってくれ私たちにとっては楽しみな時間だった
それはそれは しっかりした姿勢で唄う心地良い歌声は疲労した頭と体をリフレッシュしてくれる幸せな時間だった

葡萄棚の下でお茶を飲みながらボンヤリしていると上のワンちゃんが一声
そこからワンちゃんと防災無線のことに思いが 防災無線が音を発っさなくなって一年少し
防災無線の音楽に合わせて唄っていたワンちゃん 唄を覚えているだろうか また前の音楽が流れたら以前同様に唄って欲しいと・・・・
市の方針で防災無線は防災ラジオに代わり それも名前の通り防災情報のみとのこと ラジオのため家のなかでしか聞くことが出来ず
農山村に暮らす大部分の人たちは日常生活の大半を家の外で過ごす 家の中でラジオが緊急情報を発っしたとしても耳まで届くことはないと思う
防災情報の発信は市民住民はもとより その域内に滞留している人たちにも等しく伝わる必要がある
これは最近の大規模災害の対応の中で皆が情報を共有できること 情報弱者を作らないことが大事だと
防災ラジオのシステムには 域内に今居るより多くの人たちに緊急情報を伝えるシステムとしては幾つかの欠陥と問題を抱えている
インターネットなどに精通した人たちは行政のホームページにアクセスするなり SNSなど色んな情報ソースを活用し積極的に最新情報を得ることが可能
高齢化した農山村ではこうした情報取得が難しい人たちもまだまだ多いと思われる
より簡単に情報を手に入れられないものかと・・・・

梅雨の大雨の降りやすい季節 熱海の豪雨と土石流による大規模災害を目の当たりにして


コメント
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