国文学科・永井一彰教授の著書『藤井文政堂版木売買文書』(2009年6月、青裳堂書店発行)が、『毎日新聞』『奈良新聞』等いくつもの新聞で紹介されています。
タイトルにある「版木」とは、木の板に文字や絵を彫ったもので、主に近世(江戸)期に図書や浮世絵を印刷する際に使用されました。
この版木を調べると、江戸時代の本の作られ方や出版の方法、さらには文学作品の生み出された状況など、さまざまな事情が浮かび上がってきます。
永井先生は、この版木に関する研究の第一人者として高名です。
これまでにも「奥の細道」の版木を発見するなど、重要な業績をいくつも残されています。
今回先生が出版された本は、江戸時代から続く京都の書肆(出版社)藤井文政堂に残された版木の売買にかかわる文書を調査・研究されたもの。
今回の先生の著書によって、江戸時代の図書出版の研究が一段と進展することが期待されています。
奈良大学はこれまでにも藤井文政堂、竹苞楼といった書肆より版木を引き受け、保存・調査を行ってきました。
今回取り上げられた売買文書は、その調査過程で藤井文政堂より提示されたものです。
奈良大学国文学科では、永井先生のような第一人者の講義を聴くことが出来るだけではなく、版木をはじめとする貴重な資料に触れる機会にも恵まれています。
興味関心のおありの方は、奈良大学国文学科ホームページをご覧下さい。
http://www.nara-u.ac.jp/koku/
タイトルにある「版木」とは、木の板に文字や絵を彫ったもので、主に近世(江戸)期に図書や浮世絵を印刷する際に使用されました。
この版木を調べると、江戸時代の本の作られ方や出版の方法、さらには文学作品の生み出された状況など、さまざまな事情が浮かび上がってきます。
永井先生は、この版木に関する研究の第一人者として高名です。
これまでにも「奥の細道」の版木を発見するなど、重要な業績をいくつも残されています。
今回先生が出版された本は、江戸時代から続く京都の書肆(出版社)藤井文政堂に残された版木の売買にかかわる文書を調査・研究されたもの。
今回の先生の著書によって、江戸時代の図書出版の研究が一段と進展することが期待されています。
奈良大学はこれまでにも藤井文政堂、竹苞楼といった書肆より版木を引き受け、保存・調査を行ってきました。
今回取り上げられた売買文書は、その調査過程で藤井文政堂より提示されたものです。
奈良大学国文学科では、永井先生のような第一人者の講義を聴くことが出来るだけではなく、版木をはじめとする貴重な資料に触れる機会にも恵まれています。
興味関心のおありの方は、奈良大学国文学科ホームページをご覧下さい。
http://www.nara-u.ac.jp/koku/