永井一彰先生が、与謝蕪村の直筆書簡を発見されました。
蕪村は「菜の花や月は東に日は西に」などの俳句で知られる江戸時代の俳人です。
今回発見された書簡には、河内(大阪府南東部)から蕪村の妻・おもとの妹がやってきたという内容が含まれており、これまで未詳であった妻の実家が河内にあった可能性がみえてきました。
蕪村には「河内女(かわちめ)の宿に居ぬ日やきじの声」といった河内を詠んだ句がいくつかありますが、これらの句の「河内女」は、これまで万葉集や伊勢物語等の内容を参考に、「機織り女」や「恋愛」の意味で理解されてきました。
しかし今回の発見によって、これら「河内女」の句が、蕪村が妻のことを詠んだものであった可能性がでてきました。
今回の書簡が、蕪村の新たな一面を示すかもしれません。
なお今回の発見は、NHKや各新聞等でも大きく報道されました。
毎日新聞:http://mainichi.jp/select/news/20150313k0000m040042000c.html
読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20150312-OYTNT50184.html
産経新聞:http://www.sankei.com/west/news/150312/wst1503120053-n1.html
奈良新聞:http://www.nara-np.co.jp/20150313091245.html
蕪村は「菜の花や月は東に日は西に」などの俳句で知られる江戸時代の俳人です。
今回発見された書簡には、河内(大阪府南東部)から蕪村の妻・おもとの妹がやってきたという内容が含まれており、これまで未詳であった妻の実家が河内にあった可能性がみえてきました。
蕪村には「河内女(かわちめ)の宿に居ぬ日やきじの声」といった河内を詠んだ句がいくつかありますが、これらの句の「河内女」は、これまで万葉集や伊勢物語等の内容を参考に、「機織り女」や「恋愛」の意味で理解されてきました。
しかし今回の発見によって、これら「河内女」の句が、蕪村が妻のことを詠んだものであった可能性がでてきました。
今回の書簡が、蕪村の新たな一面を示すかもしれません。
なお今回の発見は、NHKや各新聞等でも大きく報道されました。
毎日新聞:http://mainichi.jp/select/news/20150313k0000m040042000c.html
読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20150312-OYTNT50184.html
産経新聞:http://www.sankei.com/west/news/150312/wst1503120053-n1.html
奈良新聞:http://www.nara-np.co.jp/20150313091245.html