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最近ちょっと方向性変更気味です

第90回 上電バスハイク 西沢渓谷

2011年08月23日 | 上電
8月21日(日)第90回 上電バスハイク 西沢渓谷

上電バスハイクです。
今回はキリ番90回なので記念の上電ピンバッジを参加賞にいただきました。



山梨県西沢渓谷は10年ほど前にやはりバスツアーで訪れてから二度目のハイキングです。

前回はよく晴れた紅葉の残る晩秋でしたのでものすごい人で大渋滞の大賑わいでしたが、今回真夏の雨の西沢渓谷は我々上電バスハイクの120名ほどと他に20名ほどの1団体と数名のパーティー数組みだけの静かなハイキングでした。



道の駅みとみでバスを降り、色とりどりの雨具を着用して出発の準備です。



バスを降りた道の駅みとみから約30分、西沢渓谷に入ってゆきます。



吊り橋を渡り一旦山道を登って再び沢沿いに降りてから最初の見ものは三重の滝です。

何しろ西沢渓谷は様々な滝と変化に富んだ渓流の流れが見ものです。



また、山肌を滴る水分が豊富なためシダやコケの宝庫でもあります。



小さなシダのシノブの仲間の中にとてもコケとは思えない丸い葉をしたチョウチンゴケです。

普通の小さなな草花に見えてしまいます。



また、ジャゴケの群生や、他にもたくさんの蘇苔類を見ることができます。

最近、藤井久子さんの著書「コケはともだち」がちょっとしたブームになるほど、身近にありながら見過ごしていたコケの再発見が密かな人気になっていてのんびりと歩きコケに触れるよい場所かもしれません。



カエル岩、親子ガエルが重なったような姿をしています。

渓流沿いには滝の他にも人面洞やふぐ岩・カエル岩などと名前の付いた奇岩なども見ることができます。



そして、ゆっくりと歩くこと約2時間、最後の七ッ釜五段の滝を目指して急な上りに差し掛かります。



最近架け替えになったばかりの橋の上からも少し見えますが、この急登の途中から西沢渓谷のハイライト、七つ釜五段の滝全景を見ることができます。

秋の紅葉も綺麗でしたが、真夏の木々の深い緑に囲まれた滝はまた一段と見事でした。

滝と言うのは見てるだけで活力を与えてもらうことができる不思議なパワースポットです。

落差が大きく水量が多ければ多いほどその力は増すように思われます。



七つ釜五段の滝を見てからさらに階段状の急坂を上り、かつて伐採した木を山から下ろすために用いたトロッコ軌道に出ます。

帰り道はこのトロッコ起動を歩くのですが、道幅も広くなだらかな歩きやすい下り坂を1時間半ほどで道の駅みとみに戻ることができます。

この日は終日雨でしたが、好きな滝をたくさん見れてパワーを得て何十種類と言うシダやコケも見れて、おまけにチタケの収穫もあって、たっぷりと楽しめた一日でした。


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