ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

みんなが輝く音楽を☆

2016-03-06 01:56:23 | 【活動】人間力大賞2010

娘を抱っこしたまま即興しつつ、
ふと人間力大賞の授与式でいただいた表彰状を読み返し、
改めて恐縮すると共にパワーをいただきました。



今は二人の育児でいっぱいいっぱいだけど、
今の私だから気付きやりたいこともたくさん見えてきて、

これからしようとしてることを大丈夫、間違ってないよ!と背中を押してくれてるような気がして不思議☆

あの時たったひとりで地道に細々と続けていた私の活動を見つけて
推薦してくださった青年会議所の方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。



これからも私らしく 不器用ながらもマイペースで歩みますが、
みんなが音楽で自分らしく輝き、
楽しく幸せに笑顔で暮らせますよう ピアノと共にまたがんばります(*^ー^)ノ♪



はじめての言葉&『人間力大賞大年鑑』発売

2012-06-14 17:10:52 | 【活動】人間力大賞2010

今日はすっかり真夏のような日差しでしたね

 

最近は自分の体調のことで病院で検査して落ち込んだり、 

ちょっと大変な時もありましたが、おかげさまですっかりよくなりました。

 

今まで以上に、生かされている命を尊く、

当たり前だった日々もかけがえのない愛おしいものに感じられるようになり 

私にとって大切な経験でした。

 

息子は相変わらず元気で 高速ハイハイで寄ってきたり、伝い歩きで 

「おちゃーちゃん(= おかあちゃん)!!」と言いながら くしゃくしゃの顔で笑ってくれるので

ついこちらも笑顔になり元気をいっぱいもらって 日々頑張れています

 

「ママ」と呼んで欲しかったから 似た言葉のアンパンマンさえ見せずに頑張って「ママ」を教え込んだのに

7カ月頃、初めて発した息子の言葉は 朝ベビーベッドで「おはよー」と言ってきたのでびっくりしました

さらに誰も教えていないはずの「お母ちゃん」と呼んでくるので 子供っておもしろいなぁといつも思います。

 

さて以前、取材を受けた時に少し予告していました 『人間力大賞大年鑑2011』が発売されました。

A4サイズでカラーページも多く、484ページのボリュームたっぷりの大きくとっても立派な本に

人間力大賞の過去の受賞者の、活動内容や想い、そして今現在の生の声が掲載されています。

 

素晴らしい方々がたくさん紹介されているこんな貴重な一冊に

私も2010年の受賞者の一人として、

今までの活動の主な内容や想いも 10ページにもわたり大きな写真付きで

丁寧に紹介されていてとてもありがたく、恐縮です。

 

震災当時のことや活動を始めたきっかけ、音楽への想いや、命を助けてくれたピアノの破片のこと、

音楽療法や即興連弾神戸新潟の被災地でのコンサートや学校等での講演コンサート

実話絵本の『さっちゃんとピアノちゃん』のこと等など、

今までの活動内容に加え、

今の日本への想いや、若者たちや子供達に伝えたいことなど様々なインタビューに答えたものなど

細かくまとめられていて 自分を客観的に見ることができた貴重な機会でした。

 

裏表紙はこんな感じです。

表参道ヒルズで行われた授賞式典やスピーチのお写真等、懐かしい記録も残っていました。

授賞式典では自分のことで精いっぱいでしたが

この本を読んで、他の受賞者の方々がどんな思いでそれぞれの活動をされているのかがよく分かり、

あの貴重なひとときにもっと皆さんとお話したかったなぁと今になって思います。

 

そして あらためて私の活動を知って推薦してくださった青年会議所の方や、

今まで出会い、私の音楽を聴いて下さった方々、

応援してくださった一人ひとりの皆さんに感謝を伝えたい気持ちでいっぱいになりました。

ほんとうに ありがとうございました。

この本のおかげでまた初心を思い出し、これからの新たな活動の力にしていきたいです。

 

過去の受賞者の中から、現在各分野で活躍中の方々の代表として、

向井千秋さんや荻原健司さん、千住明さん、東ちづるさん、野田聖子さん、

沢田知可子さん、陣内貴美子さん、竹豊さんからの貴重なメッセージも掲載されていて本当に興味深く、

読んで熱い想いに触れることで人間力のアップしそうな素敵な一冊でした。

 

人間力大賞大年鑑は万葉舎から発刊されています→詳細はこちらへ

 

私はこの本の取材時に

「中谷さんにとって人間力とはどんなものだと思いますか?」と尋ねられました。

 

私は”人間力”ということについて深く考えたことが無かったので、賞をいただいた時も、

この質問の時も最初は一瞬、果たして私に人間力はあるのか!?と真剣に考えてしまいました(^^;)

でも考えた結果、人間力は誰もが持っている大切な力で特別なものではなく、

どんな困難もチャンスととらえ、前向きに行動する力、

そしてその力をいざという時に人の為に、誰かの為に役立てることじゃないかなぁと思い、

取材を受けた当時の私はそう答えていました

 

いつも想いをメロディに託してしまうので、あらためて言葉にすると、なかなか伝えにくく難しかったです。

今の私だったらなんて答えるかな。

環境も変わり、日々進化していきますが その時々できっと答えも変わっていくような気がします。

 

他の受賞者の方々もそれぞれに同じ質問に答えられているので そちらもとても勉強になりました。

久々に皆さんの素敵な想いに再会し、たくさんのパワーをいただきました。

また私もお役に立てるようにがんばります

 

皆さんの毎日がこれからも素敵な日々でありますように


祝☆成人&NHKで!

2011-01-10 10:24:31 | 【活動】人間力大賞2010

今日は成人の日ですね。新成人の皆さんおめでとうございます☆


私が短大時代、バレエ教室の発表会のミュージカルの作曲をさせていただき、
私の作った歌を嬉しそうに歌って踊ってくれたかわいい生徒さん達から今年も年賀状が届きました。


その中のひとりは今年はもう成人だと書いてあり、あの時の私の年齢をもう越えてすっかり素敵な女性になっていてびっくり!!

今でも歌が大好きで歌い続けているそうですごく嬉しくなり、
ピアノの生徒さん達も、今は高校生になりダンスやチアにも夢中らしく、

それぞれに自分らしく輝いていて、私も今年は活躍を見に行きたいなあと思いました♪


そして、ふとテレビを見ていると、NHKの『ミッション 僕たちが世界を変える』という番組で

昨年、人間力大賞2010でグランプリを授賞された神奈川県の渡辺大樹さんが紹介されてて


成人の日に素晴らしい活動を皆さんに伝えられていて、みんなの希望になりそうで嬉しいです!


世界最貧国のひとつ、バングラデシュでストリートチルドレンの救済に一生懸命取り組んでいる様子を映像を通して見ていると、

あの時、「この授賞をバングラデシュの皆さんに早く伝えたいです!」

と目を輝かせて話されていた渡辺さんの想いがさらに伝わってきてじーんときます。

(最後に一緒に撮った写真↑)渡辺さん、とってもさわやかな方でした。

ひとりひとりが素晴らしい活動をされていることはプレゼンでも知っていましたが

今日テレビで改めて活動の詳細を知って、

こんな素晴らしい活動をされているかたがたと共に

『人間力大賞2010』に推薦されたこと、同じ舞台に立たせていただけたこと、

目標に向かい忙しい中で貴重な時間に一緒にお話しできたこと…

いろいろ思い出して貴重な体験や出会いに改めて感謝の気持ちでいっぱいになり、

私も今年で16回目になる大切な日を前に、また初心に戻って自分のできることを考えようと思いました。


時が経つにつれ少しずつ形は変わっていくかもしれませんが

耳にしただけで優しくなれるような音楽を作り、世界中を優しい笑顔で溢れる平和な世の中にしたいという想いはずっと変わらないと思います。


ぶれることなく これからも自分にできることを、自分らしくマイペースでがんばります。


今年もひとりひとりが自分らしく輝きますように☆


人間力大賞・番外編~ジュニア版&出会い~

2010-09-25 16:18:04 | 【活動】人間力大賞2010
先日のブログでは人間力大賞の授賞式典のことを書きましたが、

実はその日、人間力大賞ジュニア版(18歳以下)の授賞式もありました。


高校生とは思えない本当に素晴らしいスピーチで

最近の高校生はみんなこんなことを考えているのか、それとも

特別に問題意識がすごい人たちの集まりなのかしら・・。

と会場の一人ひとりがきっと感じていたと思います。


私が人の為にと本気で考えるようになったのは、きっと震災後からだと思う。

高校一年で震災にあった時、友達も家もピアノも亡くして初めていろんなことに

気付かされて、生かされたこの命ですべきことは・・と考えだしたと思うけど、

きっとここにいる高校生の皆さんはそんなことがなくても自主的に活動してる。

なにが違うのかな。環境が違うのかなぁ。出会いが違うのかなぁ・・。


そういえば私はここ数年、たくさんの小・中学校に、自殺やいじめを防ぐため

命と今の大切さが自然に伝わるから経験を語って欲しいと

講演コンサートに呼んでいただくことが多いけど

私が小さいころってそんな人の人生を疑似体験をできるような授業あったかなぁ・・

などといろんなことを考えました。


そんな素晴らしい皆さんには、古田さんから表彰状とサインボールが

手渡されていました。






いいなぁ~~☆☆☆


思わずつぶやいてしまった大人げない私


そして、人間力大賞グランプリ(青年版国民栄誉賞の方)授賞の渡辺大樹さんと一緒に

記念にパシャ



バングラデシュでストリートチルドレンの支援をされている渡辺さんは

受賞時も一言目に「早くバングラデシュにいきたいです」とおっしゃるほど、

バングラデシュの皆さんへの強い想いが伝わってきましたし、

お話にも感動しました。

きっとバングラデシュの方々も大喜びされると思います。

これからも素晴らしい活動でみんなを笑顔にしてくださいね!


私も耳にしただけで優しくなれるような曲作りやコンサートで

笑顔溢れる平和な世界を目指してこれからもがんばります☆



そして同じく会頭特別賞を授賞された石井更幸さんとも記念撮影。



アルビノという難病を抱えながら、同じ病に悩んでいる全国の

仲間や家族との交流会を企画して心のケアに取り組んでおられる千葉の石井更幸さんとは

レセプションでお話させていただきました。

外見が人と違うからと身内でさえ受け入れてくれず

いじめを受けたり大変だったようですが

色んな想いをされてきたからこその真の強さと優しさを感じて

出会えたことがとても嬉しくなりました。

アルビノの石井さんは目も青くてとても真摯な英国紳士のようで

心の大きなあたたかいかたで・・

大切なことを伝えていくために

神様に選ばれた方のような気がしてとても神々しくさえ見えました。

石井さんはアルビノを知ってもらうため、そして差別をなくすため一生懸命伝え続けています。


他にもいろいろな活動をしているかたがたくさんおられて

このような場で私も同じ舞台に立てたことがとてもありがたかったです。


正直 私は 未だに自分の活動のどのことを取り上げられたのかがわかりません。


思い返せば

2年間のコンサートで貯めた募金で新潟の被災地へ復興コンサートに行ったことも

神戸で毎年メモリアルコンサートをさせていただいることも

命や今の大切さを伝えるコンサートをしていることも

想いを伝える作曲活動も、眠っているたくさんのピアノを生き返らせたい

願いをこめてはじめたお客さまとの飛び入り即興連弾も簡単ピアノ教室も・・・。


どのことも心のままに ただその時心が感じたままに行ってきたこと。


それが結果的に音楽療法に適していたり、いじめや自殺防止に役立っていたり

勇気や希望を与えるきっかけになったり・・不思議だけどすべて

天国の私のピアノが導いてくれているようなきがして

聴いて下さる方々がきっと綺麗な心で感じてくださっているからこそなので

本当にありがたいことです。



悲しかったり 辛かったり 逃げ出したくなったり・・・

今まで私にもいろんなことがありました。


どうしようもなく苦しい時、音楽を聴こうとコンポを付けたら

震災復興の為に作曲して賞をいただいた『Twinkle memory &Bright future~きらめく想い出・輝く未来』がたまたま流れてびっくりしました。

(自分の曲を聴くことなんて今まで全くなかったのに

応募したときのまま、ダビングしたものがコンポに残っていたのです。)

その時は両手が包帯ぐるぐる巻きで体のあちこちにも原因不明の異常が出ていて

いつまで生きれるんだろうってすごく怖くて

もう一生ピアノが弾けないかもしれないと思って一晩中泣いて・・・

でもそのおかげで私にとって大切なものがなにかはっきりわかりました。

(今思えばこれも立派な音楽療法だったと思います)


いろんな経験のおかげで すべてのことに きっと意味があって

成長できるチャンスなんだって気付いたそのときから少しずつ

考えかたを変えて、人のせいにせず、自分を見つめ直して

自分が変われば周りも変わっていくのを感じはじめました。



雲の上はいつだって晴れてるけど、それに気付くタイミングは人それぞれで

自然に感じられるその日がくるまで 思い切り泣いてもいいと思う。



たとえ今立ち止っている人がいても

いつかきっと 動き出せるから 

無理しないでゆっくりでいいから

ただ生きていてほしい。



乗り越えた時には きっと人の痛みのわかる 

大きな心になっていて 誰かの生きる力になれると思うから。



私も今は主人の仕事で神戸に引っ越してきて、

故郷なのに久々すぎて分からないことも多くまさに新天地。 


たくさん応援してくれた皆さんにも会えなくてちょっと寂しいけど、

またいつか聴いていただけるように

皆さんのお役に立てるようにマイペースでがんばります。



今日は久々に自分のCDを聴いてみようかな。

初心に戻って頑張ります。

人間力大賞2010受賞式典(9/18)

2010-09-24 15:10:19 | 【活動】人間力大賞2010
最近急に涼しくなり、少し体調を崩してしまっていました。

季節の変わり目なので皆さんも気を付けてくださいね。


さて9月18日(土)人間力大賞2010の授賞式典が行われました。

(※人間力大賞とは・・1938年に米国青年会議所によって始まったTOYM(Ten Outstanding Young Men - 十人の傑出したアメリカの若者たち)が起源。
過去の授賞者にはジョン・F・ケネディやエルヴィス・プレスリー、橋本聖子、千住明など。青年会議所の主催で日本では青年版国民栄誉賞とされ今年で24回目となる。)



会場は東京渋谷にある表参道ヒルズ




立派な会場にはたくさんのかたがたが来られていましたが

愛媛時代からお世話になっているイラストレーターの横ヨウコさんとやのっぷさん夫妻、

働くしあわせプロジェクトの作曲を依頼してくださった船井総研の石田和之さん、

いつもあたたかく見守ってくださる優しいH夫妻、和歌山から駆けつけてくれたMちゃん、

そして昨年コンサートに行かせていただた新潟の小千谷でお世話になった優しい方も

わざわざ応援にきてくださり、東京は慣れていなくてドキドキだったけど

みんなの優しい笑顔に再会できて心が安らぎ とっても嬉しかったです


今年は全国から140名ものエントリーがあったそうですが、

20名のファイナリストとしてノミネートされ、出席させていただきました。



選考委員の奥田瑛二さんは今回映画制作中で来られていなくて
(どんな映画が完成するのか楽しみです)

作曲家の三枝成彰さんも今回はお会いできず残念でしたが

安藤和津さんや、音楽家の城之内ミサさんや坂井シェフや三浦雄一郎さんなど

テレビでも素敵だなぁと拝見していた方々がたくさんいらっしゃいました。



名前を呼ばれたらブルーカーペットへ移動し、

先日取材撮影に来てくださった想いを語ったVTRが放送されます。

ドキドキ・・・、ついに名前を呼ばれその時がやってきました。

紹介VTRの最初に流れる肩書は、今回、青年会議所のかたにお任せしたところ、

『作曲・即興セラピスト 中谷幸代』と素敵な肩書を書いてくださっていました





震災後、譲ってもらった実家の大切なピアノの前でのVTRが流れました。

バックには実話の絵本の『さっちゃんとピアノちゃん』とオリジナルCD、

宝物のピアノの破片も一緒に写っています。





本当に素晴らしい活動をされている方々が全国にたくさんいらっしゃる中、

ピアノと想いだけで自然に導かれるように歩んできたこの活動が 

このように表彰されることになり不思議な感覚でした。 


私は 会頭特別賞をいただきました。








この賞は、今まで私の音楽を聴いて応援してくださった

たくさんの皆さん、そしてどんな時も支えてくれた家族や友人のおかげなので

この賞は私ひとりでもらったものではないと思っています。



きっと皆さんに出会っていなければ 色んなきづきも今ほどなかったでしょうし

このような活動になっていなかったと思うのです。



今までコンサートで、帰り際にお客様が 涙を流しながら

「実は最近、○○なことがあって落ち込んでいたけど

あなたの音楽とお話で生きる希望と勇気をもらいました、本当にありがとう」

と、普段はきっと話さないような 生の心の声を聞かせてくれたり

アンケートに大切な想いを綴ってくださったお客様がたくさんおられました


それぞれにいろんな想いや悩みを抱えて生きています。


でも、皆さんにどんなことがあってもそれは成長のチャンスなんだって

感じられるようなきっかけになるようなコンサートをしたくて

コンサート後はみんなが今に感謝できるといいな、と思って 

命や今の大切さを伝えるトークコンサートに変わっていきました


コンサートの帰り際、老若男女問わず なぜか頬をピンクに染めて

ホカホカ~っていう平和な笑顔でニコニコ帰って行かれる皆さんを見ていると

大きなパワーと元気をいただいて、ずっと続けてくることができました



そして、神戸の一人として今更ながらも震災のあの時はありがとうをちゃんと伝えたいし

助けてもらったことを伝えることで

今リアルタイムで起こっている災害のことや被災地の方々のために

一人ひとりが何ができるかを考えるきっかけになってもらえたら・・と

思うようにもなりました



防災だけでなく、私の今までのいろいろな経験は自殺やいじめの防止にも役立つと思って

今と命の大切さを自然にかんじられる心の音楽と実話を子供たちにもぜひ聴かせたい

と人権の授業等に呼んでくださった感性豊かな先生方もたくさんいらっしゃったおかげで

未熟ながらもいろいろな経験をさせていただき 

生徒さんたちとの即興連弾等でも新たな発見もあったりして、

ピアノと共にいろんな前向きなメッセージを伝えたい、

楽譜のない自由なピアノの世界があることもを伝えて

一人ひとりがピアノに気軽に触れて心豊かに楽しんでもらいたい、

という想いも 一層強くなりました



あの日 どうして助かったんだろう・・

どうして私はここにいるんだろう・・助かったこの命ですべきことは・・・??


ずっと曇りがかっていた心の鏡を 

この数年で皆さんが一緒に磨いて少しずつクリアーにしてくださったような気がします



これからも日々に感謝して 皆さんの声に耳を傾けて、

そして心を磨いて その時々に必要なことを感じながら 

皆さんのお役に立てるような音楽とお話をお届けできるよう

初心を忘れず、心を込めて頑張ります。




最後になりましたが、お忙しい中応援に来て下さった皆さん、

あたたかい応援メッセージをくださった皆さん、

推薦してくださりお世話になった青年会議所の皆さん、

選考査員の方々、今まで出会って私の音楽を聴いてくださったすべての皆さんへ・・

皆さんのおかげで貴重な経験をさせていただき 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。



あらためて、これからもよろしくお願いいたします。


故郷でのインタビュー撮影

2010-09-14 00:20:52 | 【活動】人間力大賞2010
先日は、今週末、表参道ヒルズにて行われる人間力大賞の授賞式典で使用される

インタビュー撮影がありました

(※7月24日に行われた最終審査の様子が人間力大賞のHPに掲載されています→クリックで見られます)

この撮影だけの為に、わざわざ山梨の青年会議所の方々が神戸まで日帰りで取材に来てくださいました

おだやかな優しい方々が来て下さり、撮影終了後少し時間があったので

出会いに感謝して お二人のイメージで即興させていただいたり

一緒にピアノを弾いて即興連弾を体験していただいたり

短い時間でしたが、笑顔の溢れる楽しい時間となりました


帰りの時間が迫るお忙しい中、近所の公園の慰霊碑にも行きたいと言ってくださり

公園に着くと子供たちが遊んでいて穏やかな時が流れていました。


私の住む神戸市東灘区はとても被害の大きかったところで

たくさんの方が亡くなられた場所なので


ここにも大きな亀裂が走ってて・・

あそこに見える高速が倒れていたところで・・

あのマンションでは・・・

など当時の事を話すと驚いておられました。


慰霊碑の前でみんなで手を合わせました。


この地に足を運んで、

テレビの向こうで起こっていた出来事を改めて感じられたそうで、

今ではすっかり綺麗で平和な神戸の街だけど

この人も震災を乗り越えたんだろうな・・とか

神戸の人々を見ながら色んなことを感じておられたそうです。


優しい方々とのあたたかい出会いに、そして故郷神戸の昔と今を感じていただけて

とてもありがたく思いました。



慰霊碑の前で初心を思い出し、いろんな想いが駆け巡りました。

生きているといろんなことがあるけれど

当たり前のように過ごさせていただいている今にあらためて感謝して、

大切な想いを胸に これからもピアノと共に精いっぱい生きていきたいと思いました。




『人間力大賞』最終審査を終えて・・

2010-07-26 14:17:18 | 【活動】人間力大賞2010
6月25日のブログでお伝えしました『人間力大賞』のその後について今日は書きたいとおもいます。


松山青年会議所の理事長のかたが私の活動を知って推薦して下さり

青年版国民栄誉賞である『人間力大賞』にノミネートされた件ですが、

全国140名もの応募の中から 20名のファイナリストとして選んでいただけて

最終審査の為、横浜へ行ってきました。


4分間のプレゼンが最終審査なのですが、

主婦でもある私は家の事情もあって ここ一か月ほど松山を離れてばたばたしていました。


私はいつもコンサートや講演コンサートでは ピアノを用いて

会場の皆さんの顔をみながら

今日はどんなお話や音楽が必要だろうと考えながら即興で進めていくので

今回はピアノの使用は出来ない状態で4分という短い時間の中でのプレゼンは初めてで

何をどう伝えようか悩みました。


というのも活動の一つ一つに想いが強くありすぎて

どのことを伝えたらいいのか、それさえも難しくて

画像を選ぶのも大変で 当日の朝5時半までスライドショーを作っていました。。。



そして自分の今までの活動や、想いの変化を改めて思い返しました。



5年前、転勤で松山に来た当初 知人もいなくて本物のピアノも持って来れなくて 

自分の居場所を見つけられず 泣いてばかりいた時期が一年半ほどあり、

当時は人の為になにかできたらと言う思いよりも ただ、

自分の心を取り戻すために 本物のピアノに触れたくてタウンページで

ピアノを弾かしてくれそうなお店に一件一件電話してお願いしました。


断られ続けて辛かったけど、勇気を出してかけた最後の一本の電話で

担当の方とお会いできることになり、私の作曲活動が以前テレビで紹介されたものを見て

想いを分かってくださり ピアノを弾かせていただけることになりました。


震災復興の為に作曲して賞をいただいた『Twinkle memory & Bright future~きらめく想い出・輝く未来』を初めて松山で弾いた時、

皆さんが感動したと涙して、当時助けに来て下さったことを語ってくださるかたも

たくさんいらっしゃって、

昔は緊張しいで人前ではとても話せない私だったけど

せっかく神戸から離れて来ているんだから『あの時はありがとう』と

『大切な命を守る為にお話できること』を伝えたいと思い

いつの間にかトークコンサートに変わっていきました。


そして、震災のことや防災のこと、命の大切さや今の大切さ、

感謝の気持ち・・

ピアノに救ってもらった命で恩返しの気持ちも込めて伝えて

どんな時も光を見つけて生きていくヒントとなるようなコンサートをしたい、

耳にしただけで優しくなるような魔法のような音楽を届けたい、という想いに

いつのまにか自然に変わっていきました。


普段行っている一期一会を大切にしている楽しいおだやかなコンサート、

阪神淡路大震災の起こった1月17日には 災害に遭って避難している方々の気持ちや防災のことを感じてもらうために 
避難所だった母校の小学校であえて寒さを感じてもらいながら行っている神戸でのメモリアルコンサート

皆さんのあたたかい想いで2年間かけて集まった募金活動で

新潟の被災地で3か所に行きボランティアで復興コンサートをさせていただいて皆さんの想いも伝えて想いが繋がったこと、

震災時助けて下さった宮崎の方のお店で感謝の気持ちを込めておこなったコンサート、


お客さまとの即興連弾やテーマをいただいて作曲する即興演奏、

福祉施設での音楽療法、楽譜を用いない私流の簡単ピアノ教室、

色々な作曲活動や、様々な方とのコラボレーション、

手作りのオリジナルCDや楽曲が想いを伝えるいろんなシーンで使用されたこと、

主人が描いてくれた実話絵本『さっちゃんとピアノちゃん』、

みんなが楽譜に囚われずもっと自由に心のままに音楽を楽しめる世界を広めたいことなど・・

まだまだ書ききれないほど 行ったことや想いはたくさんあるけれど

きっちりしたシナリオを考えたら 逆に緊張して間違わないよう必死になって

話せなくなりそうな自分がいて

舞台の上でその時に感じたことを伝えよう、

きっとそれが必然でその時伝える一番大切なことだと思い

いつもの自分らしく即興で行こうと 思いきって決断をしました。



そして朝7時半の飛行機でいざ出発


寝不足で飛行機に酔いそうになりながらもなんとか羽田に着き、

パシフィコ横浜に向かいました。


松山青年会議所の方々が駆けつけてくださり、

未熟な私が徹夜で仕上げたスライドショーに

私の伝えたい言葉を映像に加えてくださり本当にありがたかったです


時間が限られていたので全ての言葉を加えることはできませんでしたが

みんなでお昼を食べる時間も惜しんで精いっぱいしてくださり・・いよいよ本番


今回、初めての公開審査ということでドキドキ

とても豪華で盛大な会場に 選考委員として 奥田瑛二さんや、

私の大好きな音楽家の城ノ内ミサさんや作曲家の三枝成彰さんや他にもたくさん

尊敬している素晴らしい方々が並んでおられて

このような機会をいただけたことが 夢のようで信じられませんでした。


ファイナリスト20人中私の出番は18番目。

皆さんさすが素晴らしい活動をされているかたばかりで

プレゼンもとても興味深く、感動して聞いていました。


そしていよいよ私の番になり、お守りのピアノちゃん(震災で失ったピアノの破片)を握りしめ

ピアノと天国の友達に「頑張って伝えるからね」、と心の中で呟いて舞台に立ちました。



心の声をそのまま伝えてくれるピアノは今回使用できません。

それだけで心にロックがかかったようにどこか縮こまって緊張してしまい、

プレゼン中、あの日の想いが急に蘇ってしまって胸がいっぱいになり

泣きそうになりながらも何とか伝えたものの、あっという間に時間が来てしまいました。


もっと伝えたい活動や説明すべきこともたくさんたくさんあったのに・・

お聞き苦しいプレゼンとなり、

せっかく推薦してくださり、ご協力してくださった青年会議所の方々にも

申し訳ない気持ちでいっぱいです。



ピアノがある時はどんな時でも何千人の前でも 伝えることができたのに 

ピアノ無しではこんなにも緊張して自分を出せないなんて・・と

ショックでたまりませんでした。



いろんなことを反省していると 


「とても感動しました。特にBGMで使用していた音楽がとても優しい音色で

いい音楽でしたがCDはどこで買えますか?」

と言って下さる方もいらっしゃり、優しいお気持ちがとてもありがたかったです。

ちなみにBGMは全てオリジナルCDから流し、『Twinkle memory & Bright future』~『時のしずく』~『静かなる海でひとり想う(組曲Poco a pocoより)』を使用しました。
CDのお問合せ・ご意見・ご感想は→piano_hearts@yahoo.co.jpまで)


私の場合、やっぱり言葉よりピアノの音色の方が 自分の心が伝わるのかもしれない。

心に届いてくれた人がいて良かったです



8月10日は 松山で行われる大きなイベントのシンポジストとしてお招きいただき

教育関係の方々に心と心を繋ぐテーマでお話させていただくので

きちんと伝えられるよう 悔いの残らないように精いっぱい頑張ろうと思います。



お世話になりあたたかく見守ってくださいました松山青年会議所の皆さん、

関係者の皆さん、スタッフの方々、

応援してくださった皆様、出会ってくださった皆様、

本当にありがとうございました。


人間力大賞の審査発表を兼ねた授賞式典は 9月に表参道ヒルズであるそうなので

また素晴らしい皆さんと再会できることを楽しみに

その時にはまた一歩成長した自分でお会いでいるように頑張ります




びっくり!!大切なご報告☆

2010-06-25 06:24:29 | 【活動】人間力大賞2010
皆さん、サッカー見ましたか!?

日本はデンマークに3-1で勝って、決勝トーナメントに進出

本当にすばらしい試合でした

私は明日(今日ですね)は朝から簡単ピアノレッスンの日ですが 

今という一瞬を大切に 頑張った選手たちと共に感動を味わいたいので 

今日もテレビの前で 応援していました

深夜ということを忘れて 目の覚める素晴らしいプレイに夢中でした

またたくさんのすごい瞬間を、そして選手たちの最高の笑顔をリアルタイムで見れて幸せでした

力を合わせて頑張る姿、足さばき、素晴らしいチームワークに感動しました



そして こんな感動の後ですが 私もビックリの 新たな発表があるのです。



実は先月、松山の青年会議所の理事長の方からお電話がありました。


「『人間力大賞2010』に推薦したいのですが・・」


以前からお世話になっているラジオ局の方から私の活動等を聞いて、

ブログなどを見て下さっていたらしくびっくりしました。



人間力大賞」というのは、(私は恥ずかしながら知らなかったのですが)

環境、国際協力、医療・福祉、文化・芸術、スポーツ、その他の分野で

積極果敢な活動・挑戦を続けている人間力あふれる若者を発掘し、

さらなる活躍を期待して国民全体で応援する、青年版国民栄誉賞だそうです。


過去の受賞者を調べてまたびっくり。


橋本 聖子さん、向井千秋さん、陣内貴美子さん、伊藤みどりさん、千住明さんや東ちづるさん・・などなど書ききれませんが

スポーツ選手や素晴らしい活動をされた著名人の方々の名前が並んでいました。

(ちなみに昨年の授賞式ではサッカー日本代表岡田監督より人間力大賞の受賞者10名に

サプライズプレゼントもあったそうです。)



私は自分のできる範囲のことを大好きなピアノと共にしてきただけなのに

推薦に選んでいただけたことが不思議で しばらく信じられませんでした


被災地へ演奏に行けたことや 色んな活動を地道に続けて来れたことも

今まで応援してくださった皆さんのおかげなので 感謝の気持ちでいっぱいです



素敵な活動をされている方々がたくさんおられる中、

松山の代表として一人 私を選んで推薦して下さり、

全国から何百通ものエントリーがあるらしく

一次選考が通ったら、二次審査があるそうです。



一次選考の予定日が過ぎてもご連絡がなかったので

松山の代表として推薦されただけでも奇跡のようなありがたいことだったなぁと思いつつ

一応なにげなくサイトを検索してみました。



一次選考結果発表

通過者は厳正なる選考のうえ決定された20名だとか。

全国で20名かぁ。そりゃさすがに無理やわ どんな人が選ばれたのかなぁ

・・・

・・・

・・・

中谷幸代  松山JC推薦








私通ってる 何度も見直し目を疑いました。



一次選考通過・・夢ではないようです




ノミネートされている皆さん、一人ひとりが素晴らしい活動をされている方々ばかりなので 

これ以上はもう さすがに通過できないと思いますが

賞をとるために活動してきたわけではないし

私のような小さな人間の地道な活動でも 気にかけて見つけていただけたことに感謝して

これからも初心を忘れず 心を磨いて マイぺースで歩んでいこうと思います。

推薦してくださった松山青年会議所の皆さん、今まで活動を応援してくださった皆様、

本当にありがとうございます。


そして あらためて・・これからも今を大切に自分のできること、聴いただけで

心が優しくなるような曲作りや自分らしい音楽活動、精いっぱい頑張ります



サッカーの興奮もさめませんが 私はゴミ捨てに行ってから

レッスンに備えて少しだけ眠ります。

ワールドカップの夢見そう



きょうも皆さんにとって素敵な一日でありますように