最近急に寒くなり、
大きな地震も起こっていますが皆さん大丈夫でしょうか。。
私は17日、想い出の大阪府大東市で
地震を伝える講演コンサートを終えて帰ってきました。
実は今回のコンサートは予期せぬ大ピンチの連続でした
というのも最近のコンサートでは
本番で使用する映像作りやコンサートでのプロジェクター操作、
会場の準備、荷物運びや車の運転まで
主人が縁の下の力持ちのように様々な形で協力してくれていたのですが
松山を出発するはずのコンサート前日、
主人の体調がすぐれず急遽行けなくなってしまったのです
不安いっぱいの中、荷物を出来る限り減らし、
コンサート当日、朝一の高速バスで一人で関西に向かいました
高速では雪もちらつき、
いつかのように高速が封鎖されないことを祈りつつ、
空を見上げるとおそらく地震雲のような恐ろしい雲が・・。
バス酔いと戦いながら
メールで会場のかたに到着までにできることをお願いして
なんとかお昼すぎに神戸にバスが到着し、駅で母と妹と合流。
みんなで荷物を運びながらさらに電車を乗り変えて
大阪府大東市の四条畷駅から会場に向かい・・
本番30分前やっと会場に到着しました
急いで着替えていよいよ2時
本番です
今回初めてプロジェクタ操作も自分で行いながら
地震のことをお伝えしながら心を込めて演奏させていただきました。
(今回コンサート中の写真を撮る余裕がありませんでした
)
震災実話絵本『さっちゃんとピアノちゃん』の時は
私は物語に合わせてピアノを弾くので
プロジェクタ操作は急遽、初めての母に任せ、
地元で活躍されている内田祥子さんの読み聞かせと共に行いました
内田さんも兵庫県に住んでいたこともあるらしく、
涙をこらえながら頑張って読んでくださり
想いのこもったひとときになりました
今回即興連弾をして下さったのは
松山や神戸のコンサートにも来てくださったMさん。
そして・・
短大時代一緒だったゆかりちゃんも遠方から来てくれて
勇気を出して手を揚げてくれました。
優しい想いのこもった素敵なメロディが生まれました。
またおうちのピアノも弾いてあげてね
そして久々に会った妹にとっても、
地震の後一緒に住んだ想い出深い大切な大東市なので
妹とも連弾をしました
私たちにとって想い出の大切な地であたたかいメロディが生まれました
この日はいつもはスムーズに流れる映像が
機材の都合でなぜかうまく流れなかったり
いろんなハプニングに見舞われましたが
全ての出来事に意味があると思うので
結果的にこの日お話したことが
この日の皆さんにお伝えすべきことだったのかなと思います。
今回はいつも当たり前のように大役を果たしてくれていた主人の不在から
自分の未熟さも痛感し、いろいろ反省しました。
時々喧嘩もするけれど今までかなり色々な面でサポートしてくれて
大きな力をもらっていたことに改めて気付きました。
当たり前の今を大切に・・・
そんな想いを込めて作曲し、伝えながらも自分自身まだまだ未熟で
コンサートでお話しながら自分に言い聞かせているような気もします。
今回は、高校時代の懐かしい友人の素敵な笑顔にも会えて
一年間通った大東高校(現・緑風冠高校)の先生方も
校長先生まで来てくださり、
会場いっぱいの皆さんのあったかい笑顔に励まされたおかげで
ピンチの中でも2時間の講演コンサートを無事終了することができました。
最後にお世話になった北条人権文化センターの皆様とパチリ
お越し下さった皆様、
新潟から会場にお手紙を下さったT様、
綺麗なお花を送ってくれたYちゃん、
そして企画してくださった大東市立北条人権文化センターの皆様、
あたたかい想い出を本当にありがとうございました。