昨日の続きになりますが、インタビュー撮影はスムーズに進んだものの
帰り際、念のため何気なく尋ねられた”肩書”。
カタガキ・・・私にとっては一番難しい質問でした。
命の大切さや今の大切さを伝えるトークコンサートや作曲のお仕事、
施設での音楽療法や被災地での復興コンサート以外にも
耳コピアレンジピアノレッスンや、
一人ひとりに適した鍵盤(キーボード・電子ピアノ・ピアノ)選びや、
結婚式等では新郎新婦やご両親の想いを一緒に奏でるサプライズ即興連弾、
皆さんのお宅からどうしても手放さないといけないピアノや
弾き手のいなくなってしまった寂しそうなピアノのあるお宅で
ピアノの声を感じて即興させていただいたり、
持ち主や遺族の方と即興連弾したものを録音して、
ピアノの想いと音色を残させていただいたり
自分にできる範囲でいろんなことをさせていただているので、
一言では表さないといけないこういう時に本当に悩みます。
どの活動も、みんなもピアノも幸せな優しい気持ちになればいいな
という想いで活動しているものの
”肩書”というものはあまりこだわりはなく、
ピアノが命を守ってくれたからきっと形はなくなっても私の中で生きてて
だからこそいろんなピアノの気持ちがわかるような気がしたり
即興もそれぞれのピアノの声としていろんなメロディが溢れてくる気がするので、
『ピアノ人間』だと思っていますが
長々説明しないと分かりにくいし、肩書とは言い難い名前なので
かなり昔にコンサート後のアンケートで皆さんに質問したものを参考に
改めて見なおしてみるといろんな発見がありました。
インスピレーションピア二スト、即興ピアニスト、心に語るピアニスト、
鎮魂の奏者、感謝のしずくをつなぐピアニスト、感謝のピアニスト、ピアノのマジシャン
作曲ピア二スト、語りべピアニスト、鍵盤即興詩人、平成のモーツァルト、
メッセージピアニスト、吟遊ピアニッシモ、マジックピアニスト、伝えていく使命のある人、
ピアノ天使、癒しのピアニスト、心のピアニスト、一人ひとりの心に響くピアニスト、
魂のピアノ奏者、慈愛の奏者、想いを繋ぐピアニスト、ヒーリングピアニスト、
ハートフルメッセンジャー、幸せ運ぶピアニスト、心の作曲ピアニスト・・などなど
コンサートを見ながらきっと一生懸命考えてくださったのだと思います。
ありがたいネーミングばかりでまだまだ他にもありましたが
(照れるような恥ずかしいものもあったのでこの辺にしておきます
)
他の方の意見を参考にきちんと考えておくのも今後の活動において必要だと思うので
今回いいきっかけになりました。
アンケートはいろんな項目があって毎回隅々まで読んでいたものの
改めて見直すと裏までびっしり感想を書いてくださっているかたも
たくさんおられたことにびっくりしました。
皆さんのアンケートからまたインスピレーションをいただいたり
過去の自分を見なおしたり、想いの進化を感じたり、新たな発見もたくさんありました。
私はピアノがあってこそ皆さんに想いを伝えられる気がするので
言葉だけでしっかりと心に伝えることができる皆さんはすごいなぁと尊敬します。
もう何百枚にもなったアンケートひとつひとつが宝物で
新天地でも私の心を支えてくれています。
今もう一度同じ質問をしたらどんな答えが返ってくるかなぁ。
なにかぴったりのものがありましたら
今の自分を客観的に見るためにも、これからの為にも是非教えていただけたら嬉しいです。
アンケートを通して、皆さんの笑顔が浮かび
遠く離れていてもたくさんのエネルギーをいただき感謝です
今後も一人ひとりの心に届くメッセージと音楽を奏でられるよう、
これからも『心の鏡美しく』をモットーに心を磨いてがんばります