ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

新潟&福島&愛媛・・・みんなの想いが気仙沼へ!!

2011-05-29 02:03:40 | 【災害情報】

今日は 貴重なお電話をいただきました。

昨日のブログに書いた、山菜を送ってくださった新潟の小千谷の優しいかたからでした。

 

今日は小千谷の塩谷(この地域も過去の大震災で3名が亡くなられた被害の大きかった地域)の方々が、

被災された福島の南相馬の方々を招待して、田植えと山菜採りをされたそうです。

お電話をくださったときは山菜パーティをされていました。

(お写真を送ってくださいました)

 

昨日のブログの最後に書いた【お知らせ】を読んでくださったそうで、早速、明日、

宮城の気仙沼の被災された方々のもとに新鮮なお野菜を送ってくださることになりました!!

福島から避難して来られている南相馬の方々も喜んで協力して 

気仙沼の方々へ寄せ書きをしてくださったそうです。

同じ痛みを知っているからこそ伝えられるメッセージもきっとあるでしょうし、

あたたかい輪がまた広がりそうで優しい想いに感動しました。

 

 

そして、福島の南相馬で被害に遭われた方にお電話を変わってくださいました。

その方は津波の中を車で何とか逃げ切ったものの、

お姉様は未だ行方不明で、甥っ子さんは遺体で見つかったとのこと。

そしてバイクや車が流され、溺れる人々の光景がずっと脳裏に残り、

70日以上経った今でも思い出されるとのことでした。

でも、小千谷に避難して来て皆さんの優しさに触れてかなり力をもらっていると

明るい声で話してくださいました。

私はテレビで見ていただけでも大きな衝撃だったのに、このかたはどれだけ辛かっただろう・・

と思うとあまりのショックで言葉を失い、胸がいっぱいになって涙が溢れそうでしたが、

「こうして話しをきいてもらえて色んなかたと繋がれることもありがたいことなんですよ」と言ってくださり

心の温かさが伝わってきました。

お会いしたことはないけど ひとはみんな繋がっているような気がしました。

ひとりひとりに人生があって、みんな辛いことも乗り越えて一生懸命生きていることが

あらためて伝わってきて もっともっと 今を大切にしようと思いました。

 

 

ちなみに、気仙沼の野菜SOSを知らせてくださった愛媛の松山のボランティアチームの柳原さんは、

数年前、整体でお世話になり、神戸の地震の時にボランティアで多くの方々を助けてくださったことを友人からきいて、

恩返しの気持ちでお渡しした私の曲を聴いてとても気に入ってくださって、

新潟の被災地へ演奏に行く為にコンサートで募金をしていたときにも応援してくださったとてもありがたい方なのです。

 

私がもしもあの時、新潟へ行けていなかったら、小千谷の方とのご縁もなかったでしょうし、

今日のように南相馬の方と話すこともなかったかもしれません。

賛同してあの時、募金してくださったすべての皆さんに改めてお礼を言いたいです。

素敵なご縁をほんとうに本当にありがとうございました。

そしてこのご縁をまたあたたかい輪に繋げていけるよう私もこれから頑張りたいと思います。

きっと全ては繋がっていて、きっと偶然は必然なのだと思います。

 

今日、念のために送り先の確認とご報告のお電話をすると、

「中谷さんもいつか気仙沼にも演奏に行ってあげられたらいいですね」と言ってくださり、

何年かかるか分からないけれど、私も自分にできることでまた自分らしく頑張ろうと思いました。

 

柳原さんは明日で6回目の搬送だそうです(先日NHKのニュースでも紹介されたそうです)。

皆さんひとりひとりが一生懸命に自分のできる限りのことを必死に頑張っておられて本当に尊敬します。

心の復興の為にも長い支援が必要だと思うので、何年経ったとしても

いつかまた被災地へ足を運び、少しでも皆さんのお役にたてるように頑張ろうと思います。

明日は台風も接近して大雨のようなので、愛媛からの道中が心配ですが

どうか無事に搬送されることを祈りながら眠りにつきたいと思います。

 

皆さんからの大きな優しさとおいしい幸せで

気仙沼の方々もあたたかい気持ちに包まれますように☆☆☆

 

 


ありがたきシアワセ&被災地からのSOS

2011-05-27 19:54:13 | 【災害情報】

またしても久々の更新になってしまいました。

 

優しい皆さんのメッセージに勇気や元気をたくさんいただき 

いつもあたたかい気持ちで見守ってくださり本当にありがとうございます。

これからも相変わらずの 不定期なきまぐれブログになると思いますがよろしくお願いします。

 

さて、最近、心を癒す方法は色んな方法があるなぁ・・と改めて感じています。

 

想い出の愛媛の懐かしい風景や美しい自然の写真を友人が送ってくれてすごく癒されたり、

お店のイメージ曲 『 組曲Poco a poco 』 を作らせていただいた松山の素敵なCafe Poco a pocoさんからは

あたたかいお手紙と新作のケーキが届いておいしい幸せに浸ったり、

今まで作りためていた曲やライヴ音源を聴き直したり、懐かしい曲を聴いて音楽から元気をもらったり

たまには手芸で身の周りのものを作って没頭してみたり・・・ 

ゆっくりとマイペースで過ごすことで 心身ともに穏やかな日々を取り戻すことができ、感謝しています。

 

 

そして一昨日、大きな小包が届きました。

 

2年前に新潟の被災地3カ所に慰問コンサートに行かせていただいた時に

 お世話になった新潟の小千谷のあたたかい方からで 昨年に引き続き、今年も送ってくださいました。

 

中をあけると・・

 

 

新潟の深い雪の下で ぐんぐん育って今年も無事に収穫された山菜たち!!

 

山ウド、わらび、あけびの芽、ウルイ、コシアブラ(←すごくおいしいんです!)

大切に紙に包まれた山菜もたくさん入っていて、

今年は本当にいろんなことがあったけど、新潟の山菜は変わりなく元気で貴重な再会に感動しました。

 

送って下さった方は現在 小千谷で、福島の原発の影響で避難されてこられた南相馬の方々をお世話されていて、

実際に一時帰宅の際に皆さんと南相馬にも行かれたり、心のケアなどにも携わったりと大切な任務を果たされています。

移動されてきた避難所で私の曲をBGMとして流してくださったりもしていたそうで、

被災され傷ついた方々の気持ちを一番に考えて その都度きめ細やかな様々な行動をされていて、

人にはそれぞれ与えられたお役目があるんだなぁとつくづく感じます。



大変な中、いろんな想いを抱えて避難して来られた方々ですが、小千谷の方々の優しさに触れて、

 「たくさんある避難所の中でも小千谷に来れて良かった」とおっしゃる方もたくさんおられるそうです。

私も震災後、大阪で一年間お世話になった時にそうでしたが、災害後は色んな想いがある分、

避難したその新しい地域で感じた出来事や想いは一生忘れられない、第二の故郷のような存在になると思います。 

 

最近やっと仮設住宅ができて戻られる方も増えてきたそうですが

いろいろと大変なこともまだまだ多いでしょうに そんな中で私のことまで覚えてくださって、

ブログの更新がないことにも心配されて わざわざ送ってくださって感動しました。

 

小千谷の方の優しい気持ちと、新潟の雪解け水からの自然の恵みと大きなパワーをいっぱい感じ、

早速調理してありがたくいただきました。

 

 

☆山ウドと烏賊のバター醤油炒め

 

 

 

☆あけびの芽(木の芽)とおかかのマヨネーズ醤油和え

 

 

 ☆ウルイと小海老のお吸い物

 

 

 

☆山菜達の天ぷら (おいしすぎて2回も作ってしまいました。)

 

 

いつも支えてくれている妹や母にも少しおすそわけして 大切にありがたくいただきました。

色んな事が起こっている今、新鮮で安全なお野菜をいただけることのありがたさをひしひしと感じます。

 

あたりまえじゃない、すべてに感謝してこれからも自然を大切に

日々感謝して生きて行きたいと思います。

 

今年も小千谷の山菜パワーで これからくる夏を元気に乗り越え、

また私も何らかの形でお役に立てるよう自分にできることを考えていきたいと思いました。

 

小千谷からの前向きなパワーを本当にありがとうございました。

 

 

 

☆お知らせ☆

今、被災地では新鮮な野菜が不足しているそうです。

松山にいた頃に出会ったかたで、阪神淡路大震災の時に神戸にボランティアで支援してくださっていた柳原さんという方がいます。

その方は今、当時一緒にボランティアされた松山ユースホステルの方と一緒に、毎週日曜日に宮城県の気仙沼への支援をされています。

愛媛の松山から兵庫県の淡路島の中継基地に運んで、そこからリレーで気仙沼の現地に運んでおられる為、

生鮮食料品を運ぶことができないので、もしご協力いただけるかたがおられましたら、

現地に直接送ってあげて欲しいとご連絡をいただきました。 

今は宅急便で救援テントに直接届けることができる為、運賃は掛かりますが直接小口の直送でお願いしたいとのことです。

お送り先を添付致します。 

 

■救援物資 (送付先) 

宮城県気仙沼市唐桑町小長根264-2
半蔵レストハウス下の広場 災害救援隊テント
山崎毅史 様
携帯電話 090-2229-5301

(日中は復旧支援活動をしております。電話は午後8時から朝5時までにお願いします) 

 * 発送人のところに 「愛媛県 松山ユースホステルボランティアチーム」と明記しておいてください。 

 
 
 
最近は気温差が激しいので風邪などひかないように、たくさん栄養をとって
 
また、台風も近付いているようですので くれぐれも気を付けて素敵な週末をお過ごしくださいね。
 
皆さんの笑顔が輝きますように・・・☆