甲子園では今日、高校野球が開幕しました。
心が洗われるような美しい国歌斉唱、そして力強い選手宣誓。
阪神淡路大震災の年に生まれた世代で、
今、被災されている方々を気遣いながらの宣誓で とても心に響いて感動しました。
今回は試合中の吹奏楽の応援演奏もなく、入場料の一部は寄付されるそうです。
震災を乗り越えたこの兵庫県で行われることも大きな意味がある気がしますし、日本に希望や勇気を与える大切な試合になると思います。
今こそ思い切り野球に想いをぶつけてほしいと思います。
そして、遠く離れた懐かしい松山の皆さんから
「まつやま防災マップに載ってましたよ」 とご連絡をいただきました。
まつやま防災マップを作成される際、取材を受け、
少しでもお役に立てたらと思い、阪神淡路大震災が起こった当時のことを語らせていただき、そちらが掲載されています。
防災マップには、いざというときの身の守り方や、連絡先、避難場所の詳細、AEDの設置場所、
津波に気を付けたい場所や、土石流の危険な場所などなど、
96ページにもわたって 詳しくとても大切な情報がたくさん掲載されています。
3月から松山市の全てのお宅に配布されていて、学校等にも置いておられるそうです。
日頃からしっかり読んで いざという時の為に備えておくことが大切だと思います。
他の地域の皆さんも、防災マップに限らず、
きっと市町村から何らかの形で大切な情報が伝えられていると思います。
専門家の方々が吟味した知識を知っていると、いざというとき冷静に判断して命を守ることができると思います。
私も改めてじっくり目を通して
自分で備えておけることはしっかりしておきたいと思います。
地震や原発のことも続いて精神状態が本当に心配ですが、こんなときに役立つのが心のための必需品です。
防災グッズを用意されている方は多いと思いますが、
それに加えて『自分の心』を支えてくれるストレス緩和の為の必需品(趣味のものや宝物等)も想定しておくと
心のケアにも役立つと思いますし、
被災地でも日に日に必要なものが変わってきている時期なので、送ってあげることも大切だと思います。
心の必需品は一人ひとり違いますが、私の場合は以前お伝えした、想いを吐き出す心のノートと鉛筆、
そして眠れない時、心を保つためにお気に入りの音楽を入れたウォークマンとヘッドフォン(乗り物酔いにも効きます)や
震災時に命を救ってくれた宝物のピアノの破片などが平常心を保つための必需品です。
大人の方には本や写真や将棋等、子供には絵本やおもちゃ、お菓子等も心の傷を和らげてくれると思います。
今日も大きな地震が朝から何度も来ていますので 皆さんも、くれぐれも気を付けてくださいね。
被災地の皆さんにも 甲子園から大きなパワーが届きますように・・・。