今年の1.17に命を繋ぐ講演コンサートをさせていただきお世話になった鷹取中学校の先生方と
自らのアイデアで大太鼓やシンバルまで使い私のピアノ即興に効果音を足して
私の震災実話絵本『さっちゃんとピアノちゃん 』を読んでくれた生徒会のみなさんから、感想が届きました😂🌸✨
ありがたいなあ😢💕
こちらこそ、生きてる意味を再確認させていただいた気がします。
きっちり伝わるようにたくさんの方々が頑張って作られたドラマよりもはるかに届いただなんて、
ピアノの音色にも感動していただけたなんてありがたい😂✨
受け取り側のみなさんの心が素晴らしいからだと思います。
私の実話絵本はあえて震災を体験したことがないかたに朗読してもらうことで
途中泣き出すかたやいろんな方がいるけど、だからこそ
みんなが疑似体験した感じにもなるし、
聞いた人にもより伝わる気がするから
意味があるとずっと思っていて、
生徒さんの感想をみて、
間違ってなかったんだとホッとしました。
震災を語れる人が減っているとニュースでもあり、どこかの誰かのなにかのきっかけになるかもしれないので、
昔は人前で話せるようなタイプではなかった私が、今のように震災や命を語るきっかけとなった出来事をこちらに残しておきます。
私は元々極度の緊張しいで、今のように人前で話すことは想像もつかず、
国語の本読みが当たるのも嫌で帰りたいくらいの人間でした。
2006年、主人の転勤先の愛媛で、カフェのBGMとして、さまざまな名曲に交えて、
震災復興のために作り賞をいただいた『Twinkle memory & Bright future~きらめく想い出・輝く未来~』を弾いていると
みなさん初めて聞くのになぜか号泣されていて、あとからタイトルをきかれたので説明すると
たくさんのかたが阪神淡路大震災の時、
通常でも4時間以上かかる神戸まで交通の不便ななか足を運び、
見ず知らずの私たちを助けに来てくれていたことがわかりました。
あたたかい炊き出しをしに来てくださった方々は、
自分達はみんなにあたたかいものを提供しにきたからと、見えない所で冷えきった冷たいおにぎりを食べていたことや、
寝るまもなく不眠不休で船で何度も来たり、
バスをなんとか手配して愛媛のユースホステルでみんなに幸せなひとときをすごさせてくださったり、、
そんなにも全国の方々が神戸のためにしてくれていたのに生きることに精一杯で
何年間も何も知らなかったことが申し訳なくて涙が溢れました。
そのあまりの衝撃から、
今からでも神戸っ子として、感謝を伝えなきゃ!
こんな優しい人たちが二度と私たちみたいな辛い目に遇わないように防災を、
みんなと過ごせる当たり前な日々が奇跡のような毎日だってこと、
誰しもいつまでも生きられるわけじゃないこと、後悔しないように伝えなきゃ!
という想いが溢れ、
カフェのかたが私にマイクを渡してくれたのがきっかけでした。
初めは涙が溢れて話せないところから、
人前で何十、何百と話すすうちにもう泣かなくても話せるくらいになっていましたが、
今年はお昼にいただいた炊き出しとありがたいおにぎりで五感から蘇り、
あの日を強く思い出し、
24年も経っていたのに涙が溢れてしまいました。
「幸代ちゃん、『話す』ことは『離す』ことにもなるから、人に話した方が楽になることもあるよ。抱え込まなくていいのよ。
幸代ちゃんがたくさん話してくれたら私たちも勉強になるからね」
と昨年この時期に亡くなった、私をいつも応援してくれていた愛媛のお母さんみたいだった大好きなお客様がそう言ってくれてたことを思い出しました。
私はまさに語ることで、みなさんと共有することで癒され、
天国の友人やピアノちゃん、亡くなった方々と共に生きている気がしています。
生かされた命でピアノと共にこれからも命あるかぎり語り継いでいきたいと思います😌✨
DVDもいただいたのですが、
機材の関係でまだ見れないので
また見れたらそちらの写真も入れて改めてコンサート後記、
あらためて書きたいと思います✨
今日もみなさんにとって
素晴らしい一日になりますように😌✨
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