お盆中、主人の故郷の和歌山でかわいい甥っ子Aくんと遊んでいました。
平和に幸せなひとときだなぁと思っていると・・・
グラグラグラ・・!!
大きな地震がありました。
急いでテレビを付けましたがなかなか速報は出ず、
やっと出たと思ったら 震度1とのこと。
もっと大きかったように思ったけど・・・。
お義母さんは 4歳のA君に
「さっちゃん(私のこと)のおうちはね、神戸で地震でつぶれたんだよ」
と伝えました。
「つぶれたって何で??どんなふうに??」
私「グラグラってなってドーンってなって高速道路が倒れたんだよ。
その近くにさっちゃんの家があっておうちがつぶれたの。」
「なんで~?そんなに揺れたん??どんな感じ??」
「写真あるよ。みたい?」
「うん」
ちょうど持ってきていた資料があったので
見せてあげました。
「これなんなん?高速つぶれたら車はどうなったん?」
私は 主人の描いた絵本『さっちゃんとピアノちゃん』を持ってきて読んであげました。
いつもは他の方に読んでもらって私は即興音楽を付けているので
私自身が声を出して読んだのはこれが初めて。
自分の話だからいろんなことを思い出しましたが
優しい絵なので落ち着いて読むことができ、
子供にも分かりやすい言葉で表現してくれている
この絵本があって良かったと思いました。
車に興味のあるAくんは
「なんで消防車きたのに助からないの?水は出なかったん?」
幼いAくんのいろんな質問にひとつひとつ答えながら お話を進めていきました。
そして助けてくれたピアノの最期の絵を見ているとき
本物のピアノの破片を見せてあげたり色んなお話をしました。
Aくんは、その後 地震に興味を持ち、どう揺れたらそうなるのか
地震の揺れを見たがったので
いろいろな国で起きた地震の動画を見せてあげると、何度も真剣に見ていました。
その後日も、Aくんは地震の話を聞いてくるようになりました。
いつもはいろんなところでお話とピアノで伝えているものの
なかなか会えない甥っ子にはいつか時期が来たら話そうと思っていました。
私は家族で被災したし、まだ子供がいないから身内で伝えることは主人くらいだったけど、
きっとみんなこうやって伝えていっているんだろうな。
戦争のこともそうだと思う。
その時を体験した方々のお話を聞くことで
たとえその方が ただ黙っていたとしても 胸にある想いを感じられるし
本や写真やテレビで見たよりずっとずっと心に残ることがある。
以前おじいちゃんのお通夜で夜交代で起きている時、
おじいちゃんの弟さんと一緒になりました。
おじいちゃんとは戦争も共にしたと聞いたので
色んなつらい経験をされているから 聞いていいものか戸惑いながらもこちらから尋ねると
たくさん思い出していろんな貴重な話を聞かせてくれました。
そのおかげか 先日、病院にお見舞いに行った時も
何度も会ったことない 私のことを覚えてくれていたりしてびっくりしました。
心にある大切なお話を聞かせていただいたことで
心と心の交流が生まれたように思います。
話すことは放すこと という言葉を聞いたことがありますが
本当にそんな気がします。
ずっとひとりで抱えていては重くて苦しくても
自分から人に話す(放す)ことで心が楽になって
また発見があったり、新しい気持ちになれたりもします。
これからもいろんなかたから 色んなことを学びたいと思うし、
自分のした経験はきちんと伝えていきたいと思います。
改めていろんなことを感じたお盆でした。
平和に幸せなひとときだなぁと思っていると・・・
グラグラグラ・・!!
大きな地震がありました。
急いでテレビを付けましたがなかなか速報は出ず、
やっと出たと思ったら 震度1とのこと。
もっと大きかったように思ったけど・・・。
お義母さんは 4歳のA君に
「さっちゃん(私のこと)のおうちはね、神戸で地震でつぶれたんだよ」
と伝えました。
「つぶれたって何で??どんなふうに??」
私「グラグラってなってドーンってなって高速道路が倒れたんだよ。
その近くにさっちゃんの家があっておうちがつぶれたの。」
「なんで~?そんなに揺れたん??どんな感じ??」
「写真あるよ。みたい?」
「うん」
ちょうど持ってきていた資料があったので
見せてあげました。
「これなんなん?高速つぶれたら車はどうなったん?」
私は 主人の描いた絵本『さっちゃんとピアノちゃん』を持ってきて読んであげました。
いつもは他の方に読んでもらって私は即興音楽を付けているので
私自身が声を出して読んだのはこれが初めて。
自分の話だからいろんなことを思い出しましたが
優しい絵なので落ち着いて読むことができ、
子供にも分かりやすい言葉で表現してくれている
この絵本があって良かったと思いました。
車に興味のあるAくんは
「なんで消防車きたのに助からないの?水は出なかったん?」
幼いAくんのいろんな質問にひとつひとつ答えながら お話を進めていきました。
そして助けてくれたピアノの最期の絵を見ているとき
本物のピアノの破片を見せてあげたり色んなお話をしました。
Aくんは、その後 地震に興味を持ち、どう揺れたらそうなるのか
地震の揺れを見たがったので
いろいろな国で起きた地震の動画を見せてあげると、何度も真剣に見ていました。
その後日も、Aくんは地震の話を聞いてくるようになりました。
いつもはいろんなところでお話とピアノで伝えているものの
なかなか会えない甥っ子にはいつか時期が来たら話そうと思っていました。
私は家族で被災したし、まだ子供がいないから身内で伝えることは主人くらいだったけど、
きっとみんなこうやって伝えていっているんだろうな。
戦争のこともそうだと思う。
その時を体験した方々のお話を聞くことで
たとえその方が ただ黙っていたとしても 胸にある想いを感じられるし
本や写真やテレビで見たよりずっとずっと心に残ることがある。
以前おじいちゃんのお通夜で夜交代で起きている時、
おじいちゃんの弟さんと一緒になりました。
おじいちゃんとは戦争も共にしたと聞いたので
色んなつらい経験をされているから 聞いていいものか戸惑いながらもこちらから尋ねると
たくさん思い出していろんな貴重な話を聞かせてくれました。
そのおかげか 先日、病院にお見舞いに行った時も
何度も会ったことない 私のことを覚えてくれていたりしてびっくりしました。
心にある大切なお話を聞かせていただいたことで
心と心の交流が生まれたように思います。
話すことは放すこと という言葉を聞いたことがありますが
本当にそんな気がします。
ずっとひとりで抱えていては重くて苦しくても
自分から人に話す(放す)ことで心が楽になって
また発見があったり、新しい気持ちになれたりもします。
これからもいろんなかたから 色んなことを学びたいと思うし、
自分のした経験はきちんと伝えていきたいと思います。
改めていろんなことを感じたお盆でした。
(*^o^)/\(^-^*)
おじいちゃんの弟さんのことでも戦争については今聞かないと語れる人が少なくなるので、話を聞く機会を作ることもしていかないのかもしれません。秋田緑さんの戦争に関した映画・GATEの試写会もたくさんの人がきてくれました。中谷さんの体験もこれからも伝えていきましょう、私も出来ることがあれば力になりたいです。
真実を伝えることって実はたいへん難しいことですね。聴く側はいろんなことを考えたり想像したりしながら聴きますので、それはそれでいいことだとは思いますが、話し手の本当の気持や事実がどれほどストレートに伝わったか・・なかなか分かりません。また、真剣に聴いて下さったかたでも年を経るにつけ記憶もまばらになっていきます。
まして幼いお子さんに伝えるとなるとまたたいへんだろうと想像できます。
だからこそ機会ある度に何度でも伝えていかなければならないものだと思います。
中谷さんの使命もそこにあるのだろうと思っています。ごめんなさい、勝手なことをいいまして・・。でも、私はそう思うからこそ、なんとかあなたのお手伝いができないものか・・と考えています。もちろん私にできることなどささやかなものでしかありません。ライブの『場』を準備したり、店頭でCDを販売したり・・それぐらいのことしかできませんが、なにかお手伝いできれば・・と思っています。
私だけではなく、多くの中谷ファンの皆さんが応援していると思います。どうぞ意を強くして、ご自分の信じる道を歩んで行って下さい。
もちろん基本は健康第一。どうぞくれぐれもご自愛下さい。
(長くなってごめんなさい。)
この前お会いしたときに話してた教員採用試験の一次試験に合格することができました。
これからまだ二次試験があるのですが、
さっちゃんさんのブログから、いつも力をもらってるので、
がんばって自分をアピールしてきたいと思います。
そういえば、
戦争を知らない子どもたちっていう歌があった気がしますが、
知らない、分からないってことは、恐怖ですよね。
また同じ過ちを繰り返すかもしれないわけで。
だから、伝えていけないんだなぁって最近になってやっとわかりました。
震災も同じで、震災があったこと、苦しみ、助かったこと…、そういうことを風化させてはいけないんですよね。
わたしもさっちゃんさんの手助けが少しでもできたらなと、思います。
だから伝えていかないといけないんだなぁって…
の間違いです。
お元気そうで安心しました。
昨日もコメント入れかけましたが
また電源が切れ・・・時間もおそかったのであきらめました。
買い替えてもいいんだけど、まだ使えるし迷っています(笑)
『ずっとひとりで抱えていては重くて苦しくても
自分から人に話す(放す)ことで心が楽になって
また発見があったり、新しい気持ちになれたりもします。』
話す=放す・・・うーんすごい!
放すことが大事だとは思っていたけれど
『話す=放す』とは。。。
ありがとうございました(。◕‿◕。)
コメント嬉しいです(^▽^)
また会えるのを楽しみにしています!
私の想いと音楽を大切に感じてコンサートの場を提供していただいたこと、本当に嬉しかったです。
その後もCDを置いてくださったり、作曲させていただいたり・・今でもご協力いただいていて心から感謝しています。
使命だなんて大したことはできないけれど、ピアノが破片になって私のもとに残っていることもそういうメッセージがあるのかもしれませんね。
同じように震災のお話をさせていただいているようでも、その日のお客様によって話す内容も即興で自然に変わっていっているので、
私自身も毎回発見があったり、いろんなことを思い出してさりげなくたまたま話したお話で、励まされたという方もおられたりするので、人それぞれ心に響く所は違うと思うので何度も伝え続けていくことも本当に大切ですよね。
今後も私にできること、地道に頑張っていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。
いつもコンサートにお越し下さりあたたかく見守ってくださり、とても力をいただいています。
これからもいろいろな場所で伝えていけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
地震、久々に大きく感じてとてもびっくりしました。Aくんにも心に何か残っていてくれるといいなと思います。
戦争のお話も生で聞けることはなかなかないので貴重ですものね。私もまたそのようなことも考えて行かないとと思います。
映画・GATEの試写会もたくさんの人が来られたとのこと、多くの皆さんがいろんなことを感じられたでしょうね。
私もまだ松山にいたら自分の目で感じてみたかったです。
私のつたないブログから、力をもらってるだなんて・・きまぐれブログなのに恐縮です。
二次試験も合格するよう私も心を込めてこれからは頑張って更新しますね(笑)
そうですね、知らない、分からないってことは、本当に恐怖ですし、知るタイミングや合った教材等を選ぶことも大切だと思います。
戦争に関しては、被害がものすごいので最初にあまりにリアルで怖い写真を見てその後目をそむけてしまった子供もいるようですし大切なことをありのままに伝えるって難しいですね・・。
私も震災を伝えることで、防災の意識や人と人とのつながり、平和な今がどれだけ恵まれているか、命の大切さにも気付いて欲しいなという想いと、
他の地域で地震が起こったニュースを見たりした時にでも、この人たちには何が今必要だろうか、自分にはどんなことができるだろうと考えるきっかけにもなってほしいなと思います。
コンサートや学校等だけでなく、個人的な集まりやホームパーティ等でもご希望に応じたトークコンサートを行ったりもしていますので
またなにかお役にたてることがあったらいつでもお声掛けくださいね。
一緒に即興連弾して素晴らしい曲が仕上がって大成功のあの感覚を思い出して二次試験も自分らしく頑張ってくださいね!
合格しますよう祈っています☆☆☆