「ギャーせっかく作ったお家がまた壊れた!!もういやぁ!」
かなりの大作を作り、しばらくしたら当たって崩れて何回も泣く息子に
「つらかったねぇでもまだブロックでよかったやん。
ママのおうちは地震でつぶれちゃったんだよ。寒い冬だったけどママは靴下で逃げたんだよ。」
息子)しくしく泣きながら「かわいそう。。」
「でも あとでおじさんが靴をかしてくれておじさんの大きなくつを履いて
小学校の運動場で段ボールにくるまって寝たんだよ。
すっごくさむかったけどみんな自分の大事なお家が壊れた木とかを持ってきて燃やして焚き火をしてくれたの。
次の日の朝はひと家族にひとつだけおにぎりを配ってくれて
一つのおにぎりと、お水をおわんに入れてくれて
ママはおじいちゃんたちと四人でわけたの。
それまで何も食べ物がなかったから1つでもすごく嬉しかったのよ。お水もちょっとずつ大事に使ったよ。
ママのお友だちはおうちがつぶれて死んじゃったんだよ。。」
息子)「いま壊れたのがほんとうのおうちじゃなくてブロックでよかった。
お友だち何て言う名前のお友だち?
、、わあ、かわいいお名前やったのにかわいそう。。。」
まさかこんなタイミングで地震の話をするとは思わなかったけど偶然は必然。
あちこちでいろんな災害が起こっている今が伝えるときだったのかな。
小さいなりに真剣にきいてしっかり感じてくれたみたい。
またパパが書いてくれた私の震災時の絵本『さっちゃんとピアノちゃん』も読んであげよう。
泣きつかれたのかプラレール回しまくって膝の上で寝ちゃった
なんてない平和な土曜の午後。
あの時助からなければ この子もいなかったんだな。。
ひとつしかない命、大切にしようね。
感謝とともに、合掌。
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