武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

大畑真由美さんと勉強会

2005年12月03日 08時37分37秒 | Weblog
火曜日(11月29日)大畑真由美さんを招いての勉強会でした。
『かばくん』が良い絵本であるか、どうか。そんな話がありました。単なる一例です。いろんな著名な人達が、良い本を選定する人達が、皆この本を薦めます。でも、この本は、ほんとうに良い本なの?って話です。

私はこの本が、あまり好きではなかった。長男が幼い頃勧められて買いましたが、どうしても好きじゃなくて、息子もあまり喜ばなくて、とまどいました。

その頃、読み聞かせの講演会に参加した時にやはり推薦していたので、勇気を出して質問してみました。意外だわ、という反応を受けました。それは仕方がないことですねえ、お好きになさったら、というような答えでした。

私はショックを受けました。何か、間違っているのだろうか。理解力がないのだろうか?感性がないのだろうか?ずっと悩んで、引きずってきました。

でも、ようやく初めて、同じ意見の講師にめぐり合いました。20年近くかかって、解決しました。

まず、一般的な評価があるのではなく、まずは、自分自身の感覚で本を選ぶ。選ぶ際の、自分の基準をしっかりと確立する。

本はたくさんあるのだから、これは駄目、あれは駄目と切り捨てるのではなく、気に入ったものだけを取り上げていく方法を採りたいと。

今までどんな事考えて選んできましたか?

・主人公が、どこかへ出かけたり、旅に出たり、変化したり。でも、最後は必ず戻ってくる。
・説教じみている本は嫌いです。
・体の不自由な人や、不幸な人を、美化している本も、よくよく選ばないと、うそっぱちが多いような気がします。
・善人の、善の部分ばかり描いてあるものは、絶対に選ばない。
・大胆な本が、良いなあ。
・ちょっとふざけた本も好きです。昔『マクノリアおじさん』とかいう本がありました。絶版になってしまったようですが、大好きでしたよ。

大畑先生は、こう仰った。「どんな人でも、間違えるものよ。間違えたら、訂正すればいいの」。訂正して済むのなら、ね。

自分の感覚に、自信を持ってみよう。
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体が弱いって事

2005年12月03日 07時50分37秒 | Weblog
忙しい日々が続くと、必ず具合が悪くなります。
どこか病気だと言うのではなく、ただ単に、体力がないのでしょうね。

病院に行きたくなくて、薬も飲みたくないので、具合が悪くても、我慢をします。じっと、楽になるのを待ちます。

どうしようもなくなってバファリンを飲むことがありますが、ちっとも効きませんし、逆に朦朧として吐き気がきます。何年かに一度くらいしか飲まないから、効きすぎるのかしらね。

でも、取り返しのつかない病気だったら、どうしますか?
夫や子どもが嘆きませんか?
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