もうこの世を去って8年目です。
昨日の命日は酷い嵐だったけど、兄から息を引き取った連絡があった日はもう夕方で曇り空で、私の家のほうが病院に近いから最初に父と会いました。
個室に移されて、苦しみから解き放たれて眠っていました。
「頑張ったね。そんなに頑張らなくてもよかったのによく頑張ったね。またおばあさん(母のこと)に会えるね」
そして私は会社の課長に「先ほど実父が息を引き取りました。申し訳ありませんが忌引きの申請をお願いします」と伝えて
課長は少し絶句したあとお悔やみの言葉をいただきました。
程なくして兄が到着し、この病院には霊安室が無いので母のときにお世話になった葬儀屋さんの担当の方が鈴木さんという方で
とても良くして下さったのでその方を指名したら「鈴木は退職しました」と告げられました。
激務なんだろうな、葬儀屋さん。
別の方が来てくださりその方もとても丁寧に仕事をしてくださったので何も言うことはありませんでした。
本当は24日の彼岸の命日に墓参したかったんですけどね。ほら、台風15号が来てて天気も雷雨だったりして行けなくて。
母にも父にも心配ばかりかけて親不孝な娘でした。
もっと沢山肩や腰を揉んでやりたかったです。私が実家に帰るたびに父の腰や肩や背中を揉むといつも涎を垂らして眠ってしまう。
いつまでも揉み続けたかったです。