江南市の勉強のやり方専門塾「ネクサス」の伊藤です。
先日、中京テレビで「布袋小が宿題廃止→家庭学習へ」という特集が流れました。
この情報をキャッチした岩倉のさくら個別指導学院の國立先生が、マシュマロでの質問を受けてこんな記事を書いています。
小学校も中学校も宿題が無くなった!どうしよう!
そこで、衝撃の事実が発覚。
布袋中学校では、これに先行してある学年が宿題を廃止し、家庭学習へと切り換えたと知ったことです。
「おいおい布袋中の何年生だ?」
と思って塾生に聞いたところ、現在の2年生からということが判明しました。
ここで一つ、腑に落ちたことがあります。それがこのグラフです。
先月、実力テストの結果を集計していて、「布袋中の1年生(現2年生)の学力が異常に低すぎる」と疑問に思っていたところですが、謎はすべて解けた!
この学年、宿題がなくなっていた学年なのです。
5教科の合計点が263.7点と、比較できる4校中でダントツの最下位です。
一番高い岩倉中と比べると、その差は32.5点もあります。
教科別に見てみると、最も高い中学と比べて数学は10.1点、理科は11.5点、英語は9.5点も低いのです。
国語の点数はほとんど変わらないのですから、この学年の地頭が悪いはずがありません(というか全然、悪くない)。
数学や理科や英語でこれほど差をつけられているのは、もう布袋中の授業や宿題がおかしいからとしか言いようがありません。
他の学校と比べていったいなになるのかと、思う人もいるかもしれませんが、これ全く同じ問題のテストなんです。
さらに、こっちは何十年もこの地域に住んでいます。
布袋中学校の成績がここまで低かったことは記憶にありません。
その上、数年前の布袋中はこの辺りでも、一、二位を争うほど学力が高かった中学校です。
それが、数年でこの数字。。。
「どうせ勉強嫌いの子が足を引っ張ってるだけでしょ?」
って思っている保護者も多いかもしれませんが、得点の分布を見てみるとちがうことがわかります。
上位層がごそっといなくなっているのです。
見せてあげよう、ラピュタのいかずち並のおぞましいグラフを。
数学の平均点が63.2点の西部中の分布と、平均点が53.2点の布袋中の分布がこちらです。
上位層がごっそりいませんね。
どこへ行ったのでしょうか?
そう、中下位に流れているのです。
原因は一つです。
さぼっているからです。
勉強嫌いの子や基礎学力がおぼつかない子が、「宿題なしだ!うぇーい」とよゆうかましてるのはある意味仕方がないとしても、やればできる子や言われないとなかなか勉強できない子がこぞって勉強してないという実態が丸わかりです。
「宿題なし」というと聞こえはいいですが、実際は大幅な学力低下を招くという核爆弾並の破壊力をもっているのです。
そもそも家庭学習といっても、中身は「○時から○時までは何をやる」と自分で一から学習計画を立てて勉強するというお粗末なものです。
「自分で計画を立てて」というと聞こえはいいですが、やっつけ仕事になっている子が大半です。
先ほどの國立先生への質問も、
「宿題がなくなったのですが、正直、家で何をどうやればいいのかさっぱりわからない」
というお悩みでした。
普通の家庭では、わが子に何をどうやらせたらいいかなんてわからないですよね。
もちろん、わけのわからない強制するだけの宿題が意味がないのは言うまでもありません。
しかし、何から何まで全部丸投げでは、これは指導の放棄と言うほかないでしょう。
特集になっていた布袋小学校の宿題廃止も、もとは学校の先生の働き過ぎを解消するためのようです。
しかし、放送を見ていて「これからは先生は宿題を見ません!だから宿題なくします」というようにしか見えませんでした。
番組内では、「目玉焼きをつくってその感想を2行程度で書いておしまい」というケースが紹介されていました。
報告がたった2行って、、、。
まあ、たまにはそういう日があってもいいでしょう。
それは否定しません。
しかし、これがずっと続くとしたら、ちゃんとやってなくてもバレませんよね?
そんな家庭ばかりではないですが、家庭学習をしてもその結果を先生が見てくれないんですから、「やっても意味ないね?」ってことになりませんか?
どうやったらいいかというアドバイスもフィードバックもありませんし。
ついに、学校が教育を家庭に丸投げしたともとれます。
本件について、布袋中学校はもちろんですが、これ以上被害者を拡大させないためにも布袋小学校に意見したいと思います。
結果は、どうなるかわかりませんが、
・作業のような下らない宿題は廃止!
・でも、学力の定着が図れない放任主義もまっぴらごめん!
というスタンスだけは示しておきます。
勉強のやり方がわかる!中学生からの最強のノート術(ナツメ出版)
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この情報をキャッチした岩倉のさくら個別指導学院の國立先生が、マシュマロでの質問を受けてこんな記事を書いています。
小学校も中学校も宿題が無くなった!どうしよう!
そこで、衝撃の事実が発覚。
布袋中学校では、これに先行してある学年が宿題を廃止し、家庭学習へと切り換えたと知ったことです。
「おいおい布袋中の何年生だ?」
と思って塾生に聞いたところ、現在の2年生からということが判明しました。
ここで一つ、腑に落ちたことがあります。それがこのグラフです。
先月、実力テストの結果を集計していて、「布袋中の1年生(現2年生)の学力が異常に低すぎる」と疑問に思っていたところですが、謎はすべて解けた!
この学年、宿題がなくなっていた学年なのです。
5教科の合計点が263.7点と、比較できる4校中でダントツの最下位です。
一番高い岩倉中と比べると、その差は32.5点もあります。
教科別に見てみると、最も高い中学と比べて数学は10.1点、理科は11.5点、英語は9.5点も低いのです。
国語の点数はほとんど変わらないのですから、この学年の地頭が悪いはずがありません(というか全然、悪くない)。
数学や理科や英語でこれほど差をつけられているのは、もう布袋中の授業や宿題がおかしいからとしか言いようがありません。
他の学校と比べていったいなになるのかと、思う人もいるかもしれませんが、これ全く同じ問題のテストなんです。
さらに、こっちは何十年もこの地域に住んでいます。
布袋中学校の成績がここまで低かったことは記憶にありません。
その上、数年前の布袋中はこの辺りでも、一、二位を争うほど学力が高かった中学校です。
それが、数年でこの数字。。。
「どうせ勉強嫌いの子が足を引っ張ってるだけでしょ?」
って思っている保護者も多いかもしれませんが、得点の分布を見てみるとちがうことがわかります。
上位層がごそっといなくなっているのです。
見せてあげよう、ラピュタのいかずち並のおぞましいグラフを。
数学の平均点が63.2点の西部中の分布と、平均点が53.2点の布袋中の分布がこちらです。
上位層がごっそりいませんね。
どこへ行ったのでしょうか?
そう、中下位に流れているのです。
原因は一つです。
さぼっているからです。
勉強嫌いの子や基礎学力がおぼつかない子が、「宿題なしだ!うぇーい」とよゆうかましてるのはある意味仕方がないとしても、やればできる子や言われないとなかなか勉強できない子がこぞって勉強してないという実態が丸わかりです。
「宿題なし」というと聞こえはいいですが、実際は大幅な学力低下を招くという核爆弾並の破壊力をもっているのです。
そもそも家庭学習といっても、中身は「○時から○時までは何をやる」と自分で一から学習計画を立てて勉強するというお粗末なものです。
「自分で計画を立てて」というと聞こえはいいですが、やっつけ仕事になっている子が大半です。
先ほどの國立先生への質問も、
「宿題がなくなったのですが、正直、家で何をどうやればいいのかさっぱりわからない」
というお悩みでした。
普通の家庭では、わが子に何をどうやらせたらいいかなんてわからないですよね。
もちろん、わけのわからない強制するだけの宿題が意味がないのは言うまでもありません。
しかし、何から何まで全部丸投げでは、これは指導の放棄と言うほかないでしょう。
特集になっていた布袋小学校の宿題廃止も、もとは学校の先生の働き過ぎを解消するためのようです。
しかし、放送を見ていて「これからは先生は宿題を見ません!だから宿題なくします」というようにしか見えませんでした。
番組内では、「目玉焼きをつくってその感想を2行程度で書いておしまい」というケースが紹介されていました。
報告がたった2行って、、、。
まあ、たまにはそういう日があってもいいでしょう。
それは否定しません。
しかし、これがずっと続くとしたら、ちゃんとやってなくてもバレませんよね?
そんな家庭ばかりではないですが、家庭学習をしてもその結果を先生が見てくれないんですから、「やっても意味ないね?」ってことになりませんか?
どうやったらいいかというアドバイスもフィードバックもありませんし。
ついに、学校が教育を家庭に丸投げしたともとれます。
本件について、布袋中学校はもちろんですが、これ以上被害者を拡大させないためにも布袋小学校に意見したいと思います。
結果は、どうなるかわかりませんが、
・作業のような下らない宿題は廃止!
・でも、学力の定着が図れない放任主義もまっぴらごめん!
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