江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

11/30木:「我が校は受験指導が充実しているので塾も予備校も必要ありません」というのを鵜呑みにしないで

2023年11月30日 | 今日のネクサス
毎年、この時期に迷う方がみえるのが

「私立高校(の特進コース)」

にするか

「公立高校の進学校」

にするかという二択。

っで、たいていの場合、私立高校側から

「うちの高校は受験指導が充実しているので、塾も予備校も通う必要がないので公立高校よりお得です」

というセリフが、、、。

全くデタラメというわけではないですが、

鵜呑みにしないで下さい。

これは学校を批判したいからというわけではないですが、

学校というところは、良くも悪くも一律に授業も課題も進めざるを得ないところです。

極端な話、旧帝大からFラン大まで、進路はまちまちです。

一般で入るか推薦で入るかでも指導方針は異なります。

そこまでまんべんなく対応してくれる高校はありません。無理です。

ある高校では、

2年次以降、文系と理系に分かれるだけで、「私大コース」なんてものがありません。

自ずと、私大文系を目指す人は数学と理科(基礎)という受験で必要のない教科も勉強させられます(理系も然り)。

ある高校では、

3年次に、文系私大と文系国公立コースに分かれます(理系も然り)。

が、なるべく多くの生徒に文系国公立コースをすすめてきます。

実際、それでだまされた兄弟がいます。

文系私大志望だったのに、担任に呼び出されて文系国公立コースに変えさせられたケースです。

(ノルマでもあるの?)

私立高校では、というか大半の私立高校では、

特進コースは大学への推薦がもらえない

のがほとんどです。

ある高校では、補習で旧帝大(九州大学)の過去問を解かせていましたが、

その高校から過去数年までさかのぼっても九州大学に受かった人はいません。

ある高校では、補習で英語の共通テストの過去問(対策問題)を解かせていましたが、

そもそもその高校から国公立大へ行く人は1割くらいしかいません。

ある程度のミスマッチが出てしまうのは仕方がないとしても、

形式だけの補習をやって、「受験指導をしている」と言っているケースが大半です。

つまり、

「受験指導が充実しているので塾も予備校も必要ありません」

ってのは、ただのセールストークで、

鵜呑みにしない方が賢明です。

とはいえ、私立高校の中には、

推薦で私大へ入れるよう戦略を立ててるところもありますから、

意中の私大がある人にとっては、推薦がもらえない公立の「自称」進学校へ行くよりは、私立高校へ行った方がよいケースもあります。

ただこれは、高校に入って

「本人が勉強する/しない」

ということはわかりませんから、

一概に言えません。

少なくとも、大学受験は本人のやる気と自覚が大切ですから、

塾はもちろん、学校任せで「なんとかなる」とは決して思わないでください。

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