江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

12/23月:歴史も古文も不要!私大ねらいの高2生は年内入試【基礎学力型】がおすすめ!

2024年12月23日 | 今日のネクサス
今年(2025年度)の入試でビッグニュースと言えば

東洋大の「年内学力」と呼ばれる

学校推薦型選抜の【基礎学力型】が注目されたことです。

これ、東海地区の高校生にとっては

???

かもしれません。

それも、そのはず。

愛知の公立高校では

年内学力

なんていう入試方式があることすら生徒に教えてない高校もあるほどですから。

ある高校では、高1生に配った入試スケジュールが

1月からしか書いてありません。

をいをいをい!

私大を中心とした

総合型選抜は3年生の10月~

学校推薦型選抜は同11月~始まっています。

指定校の有無も含めて、

こういう選抜方式があること自体、生徒に教えない

意地悪な高校もあります。

そこで、愛知の主な私大で

年内学力と呼ばれる

「学校推薦型選抜(公募制)【基礎学力型】」入試のある大学・学部

をちょっとだけ紹介したいと思います。

■愛知大学【学科試験型】
・法、経済、経営、現代中国学部
→調査書(20点)、国語(100点)、英語(100点)
・国際コミュニケーション学部
→調査書(20点)、国語(100点)、英語(200点)
・文、地域政策学部
→調査書(20点)、国語(100点)、英語(100点)

調査書(平均評定が3.0以上)が要るが、配点は1割以下なので、実質、英語と国語(現代文のみ)で受験が可能。

■愛知淑徳大学【基礎学力試験】
・国語、数学、英語、小論文から2科目(グローバル・コミュニケーション学科は英語必須)
→調査書(30点)、基礎学力試験(200点)

評定基準はなし、調査書の配点も1割程度、国語は現代文のみ、数学はⅠAまでで受験が可能。

■中京大学【基礎学力型】
・英語、論述問題(国際関係学部)
→調査書(100点)、基礎学力試験(100点)
・国語、論述問題(文*、心理、経済、経営、総合政策、スポーツ科学部)*歴史文化学科を除く
→調査書(100点)、基礎学力試験(100点)
・数学Ⅰ~C、論述問題*(工学部)*志望理由・研究内容に関するもの
→調査書(100点)、基礎学力試験(100点)

調査書(平均評定が3.0以上)が要る上、配点は100点と学力試験と同等、多くの学部で国語のみ(ただし、論述問題あり)で受験が可能。

■名城大学【基礎学力調査】
・小論文・英語の基礎知識(法、経営、経済、外国語、人間、都市情報学部)
→調査書(5~50点)、基礎学力調査:小論文・英語の基礎知識(100~200点)
・英語、数学ⅠⅡA、理科(情報工、理工学部*)*数学科を除く
→調査書(50点)、英語(100点)、数学(100点)、理科(100点)

平均評定は不要、調査書点は学部によって異なるものの配点は低めか5%以下のところも。小論文・英語の基礎知識だけで受験が可能。

これらの入試、

関西では当たり前の受験方式で、

近畿大では4万人、

龍谷大でも3万人は

この方式で受験しています。

いずれも、併願が可能なので滑り止めとしても活用できます。

愛知では、まだまだ

受験者数も数十名程度と少な目で、

穴場的な入試となっているので、

知ってしまった以上は、ぜひ活用しましょう。

(詳しくは、必ず大学の発表等で確認してください)

■↓高校生のテスト勉強の仕方は↓
87.8%が偏差値10以上アップ! [いとう式]高校勉強法(大和出版)


■LINEでお問い合わせ


■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年大失敗!愛知新設の探究科(津島国際0.5倍、美和地域0.05倍、惟信未来0.3倍)は定員割れ確定

2024年12月23日 | 今日のネクサス
先日、愛知の公立高校の進路希望調査(第2回目)の発表がありましたが、

よくよく見るとすごいことが、、、

来年から新設する学科(あくまでも普通科扱いだそうです)がとんでもないことに。

・惟信高校 未来探究 12/40名 0.30倍
・津島高校 国際探究 28/40名 0.70倍
・美和高校 地域探究 22/40名 0.55倍
(そもそも第1回では希望者が2名↑)

何かの間違いじゃないかと思って何度も見直しましたが、

見直せば見直すほど

美和高校に至っては第1回の志願倍率がなんと0.05倍、

つまり、たった2名しか希望者がいなかったなど

とんでもないことがわかりました。



これらはここ数年、

2000人規模で定員割れしている公立高校のてこ入れのため

明和や半田などの中高一貫校の新設と併せた

公立高校の改革の目玉となるはずが、

初年度から大コケ確定となってしまいました。

特に、津島高校の国際探究は

来年度開校する津島中の進級先?にもかかわらず、

第1回が希望者20名(志願倍率0.5倍)

第2回が8名増えて28名(同0.7倍)と

なんと定員割れが確定的となってしまったのです。



そもそも、

昨今の公立高校の不人気問題には2点課題があります。

1点目は、交通の便が悪い僻地にあるということ。

津島高校は名鉄津島線の津島駅、

ではなくもう一つ先の日比野駅

そこから歩いて18分(1.3㎞)と、とても恵まれているとは言えない立地。

美和高校も惟信高校も電車で通うには難しいところにあります。

つまり、3校とも交通の便の悪いところにあるのです。

もう1点は、愛知の公立高校にありがちな

詰めこみ教育よろしく

国公立大至上主義に代表される「自称進学校」の校風です。

この中では津島高校がそれにあてはまりますが、

推薦は逃げ

一般が王道

という大学受験のスタンスが多くの受験生に敬遠されていることは周知の通りです。

例えば、同レベルの私立高校なら

総合型選抜や学校推薦型選抜で

どんどん大学へ合格者を送り出しているにもかかわらず、

公立の中途半端な“自称”進学校が

旧態依然とした詰めこみ教育と

一般選抜至上主義を貫いています。

この2点が昨今の公立不信の根本的な原因にもかかわらず、

そこにてこ入れせず、まるで延命措置のための学科新設

としか思えない迷走ぶりです。

確かに、少子化で入学者が減っているから

先生を「リストラ」するわけにはいかないのかもしれませんが、

なぜみんなが行きたがらない高校に

しかも、「○○探究」というわけのわからない学科をつくって

いったいだれが行くんだろうか?

全く謎です。

各高校のHP等をちらっと見てみましたが、

探究といいつつも

探究の授業は週に数えるほどしかなく、

大半は、普通科の高校と同じく

数学

物理

化学

古典

漢文

歴史

当然、英語

を学ばなければいけません。

これならふつうに総合学科や商業科などの高校へ行った方がよいでしょう。

例えば、美和高校の地域探究は

大学受験に有利!

とうたってますが、

だったら私立の高校へ行って指定校などで入った方がはるかに楽です。

なにが「オシ」なのかもわからない高校に一体どんな子が行くんでしょうか?

そもそも、

志願者が2名とか

倍率0.3倍とか

ほんとに新設(開校)できるのかすらあやしくなってきました。

この数字を見てそういう高校に行きたいかと言われると、

正直、、、ですよね?

実際、惟信高校の未来探究は

第1回の希望者が28名から、第2回は12名と16名も減っています。



津島の国際探究や美和の地域探究では

希望者は若干増えましたが、それでも定員割れは確定的です。

そもそも数学とか理科とか歴史とか

教科の勉強にあまりコミットできない層の子が通う高校に

こんな「見た目専門学科」なのに

「中身は普通科」という何とも中途半端な進学校??をつくって

いったいどうしようと言うんでしょうか。

学び舎である高校なのに

定員割れで学ぶ仲間がいない、、、

しかも、全入なので基礎学力もままならない子たちと

一緒に学んでお互いが高めあえるか?

と言われれば、、、

ですよね。

入学してからかわいそうなことにならないように

なんとかならないものかと思っています。

各家庭でできる対策は

やっぱり

かしこい進路選択、

かしこい志望校選びですよね。

■↓高校生のテスト勉強の仕方は↓
87.8%が偏差値10以上アップ! [いとう式]高校勉強法(大和出版)


■LINEでお問い合わせ


■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする