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10年ひと昔というので愛知の公立高校の偏差値・内申点のボーダーを比べてみました

2023年03月14日 | 偏差値・内申点の目安
ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。

五条、小牧南、丹羽というかつての新設校が軒並み定員割れという結果になった2023年度の公立高校入試ですが、ふと10年前はどうだったか調べてみました。

<2012年ボーダー>


<2023年のボーダー>


五条・・・内申35、偏差値57
小牧南・・内申27、偏差値47
丹羽・・・内申29、偏差値48

五条の凋落ぶりがすごいですね。

小牧南は、10年前からすでに危機的状況にありました。

丹羽もオール3では受からないかもというレベルでしたが、今は定員割れです。

細かく見ると、千種、瑞陵、桜台、西春、旭野という序列も変わってます。

名東と天白も、この時代は今以上に競争率が激しかったと記憶しています。

中堅校もそれなりに「内申点がないと公立高校に入れない」という傾向があったのですが、2023年では軒並み定員割れしています。

少子化の影響もありますが、多くは中堅の私立高校に流れているためです。

この数年で、愛知の公立高校は急速に定員割れが進んでいます。

受験のプレッシャーから解放されることが、果たして良いのか悪いのか一概に言えませんが、中下位層の子にとっては「勉強圧」がなくなることがあまりいい方向へ向かっていない気がします。


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