よく質問があるのですが、愛知公立高校(普通科)の偏差値・内申点の目安の数値が低すぎないかというもの。
可能性が50%くらいの合格可能ラインを、一般的には「合格ボーダーライン」といって、ネクサスではそれを目安にしています。
ようは、受かるか落ちるか五分五分のラインです。
全県模試のデータには、合格者の平均偏差値や内申点、最高偏差値、最低偏差値などが載っています。
それも指標の一つでしょう。
ただ、それだと合格者の平均学力はわかっても、「最低限どれくらいあれば受かるのか」ということまではわかりません。
例えば、2023年度の西春高校。
合格最低ライン内申32の偏差値54くらいで、前の年の内申35の偏差値56よりも下がりました。
これは、今年第一志望が少なく、実質倍率がかなり下がったためです。
もちろんこれは結果論なので、来年度もこのラインが「合格ボーダーライン」とは言えません。
ただし、次の年も同じ募集定員、同じくらいの志願者・倍率だった場合、
内申32の偏差値54の人でも合格できる可能性はあります。
(実際、2024年度は募集定員を減らしました)
このようにあくまでも合格可能性という条件で見れば、合格者の平均内申点・偏差値も必要ないというわけです。
(ただし、ギリギリ合格できてもついていけない恐れはあります)
もちろん、これは合格を保証するラインでもありません。志望校を選ぶ際に、あくまでも参考・目安にしてもらうためのものです。
時々、全県模試の偏差値は「あてにならない」という方がいますが、これは半分正しくて半分間違いです。
例えば、偏差値60のAさんと偏差値50のBさんがいたら、Aさんの方が学力が高い可能性があるでしょう。
ただし、あくまでも「~でしょう」という話です。
たとえ偏差値50であって、これには誤差がつきものですので、実際には45~55くらいのブレがあります。
つまり、Aさんがたまたまケアレスミスを連発して偏差値55レベルの得点しかとれないということもあれば、逆に、Bさんが絶好調で偏差値55レベルの得点をとるということもあります。
入試という一発勝負で、このような可能性はゼロではないですが、基本的にはAさんの方が学力が高いと考えるのが妥当です。
また、
「偏差値いくつ以上あれば受かりますか?」
という質問を受けることもあります。
ところが、模試の偏差値というのはただの過去のデータです。
受かるかどうかは内申点と当日点の結果次第なので、未来の話はあくまでも可能性(確率)の話しかできません。
つまり、今まで模試でこれくらいの点数をとってきた人はこれくらいの偏差値になるので、当日点も同じ偏差値帯の人と同じくらいとれる「かもしれない」ということしか言えないのです。
あくまでも目安です。
以上から、例年、西春高校は内申35・偏差値56以上はないと(5割くらいの確率で)受からないとされていたのが、2023年度は内申32・偏差値54くらいの人でもチャンスがあったはずです。
実際に受験する場合に、合格可能性が10%であっても「受けたい」という人もいるかもしれませんが、これではあまりにも(受かるという)現実味がありません。
では、どれくらいの可能性なら挑戦しますか?
人によって基準はまちまちでしょうが、50%くらいの可能性があれば「挑戦したい」という人もいるでしょう。
そういう人の参考になればと思っています。
なお、合格可能ボーダーラインはあくまでも目安であって、
合格最低点でもなければ、合格を保証するものでもありませんので悪しからず。
■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
可能性が50%くらいの合格可能ラインを、一般的には「合格ボーダーライン」といって、ネクサスではそれを目安にしています。
ようは、受かるか落ちるか五分五分のラインです。
全県模試のデータには、合格者の平均偏差値や内申点、最高偏差値、最低偏差値などが載っています。
それも指標の一つでしょう。
ただ、それだと合格者の平均学力はわかっても、「最低限どれくらいあれば受かるのか」ということまではわかりません。
例えば、2023年度の西春高校。
合格最低ライン内申32の偏差値54くらいで、前の年の内申35の偏差値56よりも下がりました。
これは、今年第一志望が少なく、実質倍率がかなり下がったためです。
もちろんこれは結果論なので、来年度もこのラインが「合格ボーダーライン」とは言えません。
ただし、次の年も同じ募集定員、同じくらいの志願者・倍率だった場合、
内申32の偏差値54の人でも合格できる可能性はあります。
(実際、2024年度は募集定員を減らしました)
このようにあくまでも合格可能性という条件で見れば、合格者の平均内申点・偏差値も必要ないというわけです。
(ただし、ギリギリ合格できてもついていけない恐れはあります)
もちろん、これは合格を保証するラインでもありません。志望校を選ぶ際に、あくまでも参考・目安にしてもらうためのものです。
時々、全県模試の偏差値は「あてにならない」という方がいますが、これは半分正しくて半分間違いです。
例えば、偏差値60のAさんと偏差値50のBさんがいたら、Aさんの方が学力が高い可能性があるでしょう。
ただし、あくまでも「~でしょう」という話です。
たとえ偏差値50であって、これには誤差がつきものですので、実際には45~55くらいのブレがあります。
つまり、Aさんがたまたまケアレスミスを連発して偏差値55レベルの得点しかとれないということもあれば、逆に、Bさんが絶好調で偏差値55レベルの得点をとるということもあります。
入試という一発勝負で、このような可能性はゼロではないですが、基本的にはAさんの方が学力が高いと考えるのが妥当です。
また、
「偏差値いくつ以上あれば受かりますか?」
という質問を受けることもあります。
ところが、模試の偏差値というのはただの過去のデータです。
受かるかどうかは内申点と当日点の結果次第なので、未来の話はあくまでも可能性(確率)の話しかできません。
つまり、今まで模試でこれくらいの点数をとってきた人はこれくらいの偏差値になるので、当日点も同じ偏差値帯の人と同じくらいとれる「かもしれない」ということしか言えないのです。
あくまでも目安です。
以上から、例年、西春高校は内申35・偏差値56以上はないと(5割くらいの確率で)受からないとされていたのが、2023年度は内申32・偏差値54くらいの人でもチャンスがあったはずです。
実際に受験する場合に、合格可能性が10%であっても「受けたい」という人もいるかもしれませんが、これではあまりにも(受かるという)現実味がありません。
では、どれくらいの可能性なら挑戦しますか?
人によって基準はまちまちでしょうが、50%くらいの可能性があれば「挑戦したい」という人もいるでしょう。
そういう人の参考になればと思っています。
なお、合格可能ボーダーラインはあくまでも目安であって、
合格最低点でもなければ、合格を保証するものでもありませんので悪しからず。
■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます