全会一致という独裁について

こんにちは、
梅雨明け前に、40℃を超える暑さがやってきました。
観測史上はじめて、ヤバイ暑さですね。
ちなみにこの「ヤバイ」は、江戸時代から使用されていたらしいですね。

さて、前にも記載しましたが、全会一致という独裁について記載したいと思います。
ロシアによるウクライナ侵略が起こり、近隣諸国もロシアの侵略により、自国民の生命、
領土が失われる危険性を考え、団結して侵略国と戦う集団NATOに加盟する事を
決めて、申請をしました。ＮＡＴＯのストルテンベルグ事務総長は、この申請を受け、
歓迎すると言っていますが、トルコがこの加盟申請に反対しています。
一か国でも反対したらこの申請は、受理されない全会一致が条件だ。
つまり、自分に都合が悪い場合は、反対すれば、決定できない。
まさしく独裁だ。

これは、ＮＡＴＯ加盟に限らず、国連の安全保障理事会でも常任理事国の一か国でも
反対すれば、決議は採択されないという強力な拒否権があり、権利の乱用になっている。
そもそもこの常任理事国には、民主主義国家と権威主義国家が入っている為、
意見の一致は、かなり困難になり、国連の安全保障理事会は、必要かどうか疑問である。
少なくともロシアは、除名する必要があり、できなければ、安全保障理事会は必要ないと思う。

先日のスイスのジュネーブで開催されていたWTO(世界貿易機関)も全会一致が条件の為、
長年、なにも決まらず機能不全となっていたが、およそ6年半ぶりに閣僚宣言を採択し閉幕した。

世界では、宗教や哲学、政治など各国で異なる中、それぞれの国が集まり、意見を言い、最終的に
物事を決め、まとめていく場合に、全会一致でなければ採択できないとなれば、ほとんどが決まらないと
思う。特に、利害関係が発生している場合は、決まらない。日本政府は、世界に、この全会一致という
決め方を変更していく動きをしてほしいと私は思います。

PS
猛暑になります。現場作業は、細かく休憩をとり、水分、塩分補給が必要ですね。
今年も、暑い夏を乗り切りましょう。

 

ロシアへの経済制裁の終わりはない

こんにちは、
梅雨に入り、一時的に激しい雷雨やひょうが降るなど異常気象と
なっていますが、昨日は、久々の青空で気持ちが良い天気でしたね。

さて、ロシアとウクライナの戦争が東部ルハンスク州の要衝都市
セベロドネツクで激しくなっています。ロシア軍は、制圧に向け
大隊を送り込み、総攻撃をかけてくるとの報道がされています。

ロシアのウクライナ侵略から、アメリカ、EUをはじめとする世界の国々が
ロシアへの経済制裁を行っていますが、今でもモスクワ市民の生活は、
深刻な状況になっていません。なぜ、経済制裁の効果が発揮されないかは、
過去のブログ記事に記載しました。ロシアからの原油や天然ガスに
依存しない国造りを進めていき、徐々にでも経済制裁の効果を発揮させる事が
大切であり、ロシアの残虐な侵略行為に対する罪は非常に重く、今後、
制裁解除を考えないことが重要だと思います。

最近のニュースでは、プーチンは、がんの病気を患っており、余命宣告も
されているとの報道が出ています。プーチンの後任は、誰なのか?
私は、一時的にでも、前大統領のメドベージェフが引き継ぐ可能性があると
思っています。この人に代わってもプーチンの意思を引き継ぎ、残虐行為を
繰り返すと思います。現在、ロシアの安全保障会議副議長を務めており、
メドベージェフ自身のＳＮＳに「私が生きている限り、彼らを消滅させるために
何でもする」と書き込んでいると報道されています。この人間もプーチン大統領の
最側近の一人として、戦争犯罪人として罰を受ける必要があります。

ウクライナ軍がセベロドネツクでの戦いに勝利する為に、アメリカ、NATOなど
武器の提供を急いでほしいですね。また、南部ヘルソンを一日でも早く奪還できる
事を願っています。ウクライナに勝利を!

日本の経済は、3重苦を乗り越えられるのか・・・

こんにちは、

コロナウイルス感染拡大防止の為、日本への入国者数の制限をしていましたが、
6月１日から入国者数上限を１万人から２万人に引き上げています。
徐々に、経済回復に向かって進めていますが、コロナ感染拡大前の2019年10月１日に
消費税の税率を８％から10％へ引き上げた結果、その年の国内のGDP(国内総生産)10－12月期は、
6.3%マイナスとなりました。そこにコロナウイルス感染が日本に入ってきて、感染拡大が起こり
日本経済も大きなダメージを受けました。

さて、日本政府は、戦後の経済成長の柱として、現在まで、住宅建築に力を入れてきたと思います。
住宅取得にあたり、住宅取得控除期間の延長、エコポイント、グリーンポイント、フラット35や
優良住宅の借入金利の引き下げなど、いろいろとな政策を行ってきました。
一般的に、住宅建築は、一番高価な買い物となり、建築件数が増加すれば、これに附随する
家具、家電製品、外構工事なども発生する為、日本経済や建築関係の雇用者数も増加し、
伸びていく事になります。
最も新設住宅戸数が多かった年は、1973年（昭和48年）の190万戸で、現在は、人口減少もあり、
86万戸程度ですかね。今後は、更に減少していくと予測されています。

コロナウイルス感染が世界各国で、収まり始めてから、食料品やガソリン価格などが値上がり、
ウッドショックという木材価格の高騰も発生しました。これにより、一番価格の高くなる住宅建築の
費用も値上がりが発生しています。更に、今年からロシアのウクライナ侵略が起こり、日本を含めた
多数の国々がロシアに経済制裁を行った事で、ロシアから木材が入ってこなくなりました。
合板などの価格は、7割も値上がりをし、夏には、在庫切れとなる材料も出てくる可能性もあります。
建築は、木材だけでなく、鉄骨もあります。アイアンショックという鉄の価格も高騰しています。
日本は、豊富な森林資源がある為、林業の成長産業化の実現を急ぐ必要があります。

次に、日本人の考え方、生き方、働き方、ライフスタイルが変化し、人口減少、少子高齢化に伴い、
人手不足になっています。特に、昭和時代につくられた橋、高速道路などの補修や防災対策の
河川の護岸工事、建築工事などは、現場作業となり、一番の人手不足になっています。
土木、建築業界の人手不足解消の対策が必要です。

更に、バブル崩壊から失われた30年と言われる長期的な日本経済の低迷が続いています。
日本の企業の中では、トヨタ自動車が有名ですが、これからは、電気自動車などが多数発売され、
今までとは違う異業種の企業が自動車産業にも入り込んでくる為、世界のトヨタですら安泰ではないと
思います。また、半導体不足、鉄の値上がり、品不足などの影響により、計画通りに自動車の生産が
できない状況になっていると思います。日本経済をリードしていく新たな産業や技術の進化により、
世界の競争力に勝てる分野をつくり、成長させていかなければ、先進国の中から、取り残されて
いく事になる可能性があります。
最近、岸田総理は、日本国民に貯蓄から投資へとメッセージを発していますが、中学や高校などで、
お金や投資の教育をしてきていない状況で、いきなり、投資と言われても、多くの国民は、
対応できないと思います。
今後、学校教育でも積極的にお金、投資の教育をしていくべきではないでしょうかね。

国税局職員が詐欺で逮捕 「喝」 だ!

こんにちは、

最近は、お金に関する事件が多いですね、
山口県阿武町で、新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って
1世帯に振り込んだニュースがありましたね。1世帯あたり10万円の給付金ですので、
4630万円を振り込む間違いは、チェックすれば、すぐわかると思いますので、
ＮＯチェックでしょう。この部署の責任者も業務怠慢で罰を受けるべきでしょうね。

また、新型コロナウイルス対策として国が支給していた持続化給付金、約10億円を
だまし取った詐欺の疑いで、谷口容疑者家族の母親とその息子2人が警視庁に逮捕されました。
主犯格の谷口容疑者は、逃亡中で指名手配が出ています。
しかし、10億円まで、詐欺だと気が付かないものなのでしょうか？この10億円は、今後、
どの程度回収できるのでしょうかね？

さて、この持続化給付金の詐欺で、国税局職員も逮捕と報道されました。
この国税局職員と詐欺グループで、これまでに大学生など約200人に不正に給付金の申請を
させた疑いがもたれています。詐欺の金額は、2億円と報道されています。

国税庁職員の仕事は、納税義務者である個人や会社等を訪れて、適正な申告が行われているか
調査・検査を行うと共に、申告に関する指導、納期限までに納付されない税金の督促や滞納処分を
行う立場にある者が、国民の税金をだまし取るという理解不能、許しがたい犯罪行為ですよね。

この詐欺事件が裁判で確定した場合は、この人を監督する立場にある人は、責任がありますよね。
この職員を含め国税庁で働く人達に、倫理とは、法律とは、公務員とは、国税局で仕事をする
という事は等々、教育しなければ、再び、不祥事が起こる可能性があります。

今後は、国民の信頼を裏切ることが無いようにして頂きたいですね。

ドンバス地方での激戦、ウクライナ軍に兵器の提供を早く!

こんにちは、
ロシアは当初、ウクライナ全土を侵略する為、首都キーウに攻撃をかけたが、ウクライナ軍からの
激しい抵抗を受け、ロシア軍を移動させた。今では、ロシアのラブロフ外相は、ドネツク州とルハンスク州から
ウクライナ軍を追い出すことが優先事項だと言っている。この為、今度は、ドンバス地方で、
ウクライナ軍と激戦が行われており、ロシアは、アゾフスターリ製鉄所の制圧に協力させた残虐行為で
知られるチェチェン共和国の特殊部隊「カディロフ部隊」を今度は、ドンバス地方の戦いに参戦させ、
ロシア軍と一緒に、総攻撃をかけている。
この総攻撃は、早く、ドンバス地方を制圧する必要があり、時間がかかれば、ロシア国内の経済に
大きな打撃となる事を考えているように思う。もしかしたらドンバス地方を制圧したタイミングで、
ロシア側は、停戦交渉を進めようと計画しているのではないか。
現在、セベロドネツクがあるルハンシク州では、7割がロシア軍の支配下にあり、ウクライナ軍は、
かなり追い込まれている。
このままでは、ドンバス地方は、ロシアに制圧されてしまう為、ウクライナ軍に早く、武器の提供を
してほしい。特に、高機動ロケット砲システムを提供して、反転攻勢をかけ、カディロフ部隊に、
かりを返し、領土奪還をする必要がある。以前、ヘルソン奪還とブログに記載した通り、
今、南部のヘルソンでは、ロシア軍に攻撃をかけている。勝利を！

2月末からウクライナへの侵略が始まり、3ヶ月を過ぎてようやく、ロシアへの経済制裁の影響が出てきた
ように思う。デリバティブ（金融派生商品）を扱う世界の大手金融機関で作るクレジット・デリバティブ決定委員会は
6月1日、ロシア国債が「支払い不履行」に当たると認定したと報道され、デフォルトと見なされる可能性が高い。
しかし、ロシア側も回避策を検討していると報道されている。この事よりも、航空機や高速鉄道などの
交通インフラ部品が枯渇する可能性が高まっていると報道されている為、今後、ロシア経済、ロシア国民の生活に
大きな影響が出てくると考えます。プーチンも予想外に長期化したウクライナ戦争により、多大な経済的損出、
大勢の軍の犠牲者を出すことになった状況を終わらせなければならないと感じ始めているのではないか。
国連総会では、ロシアを141の国が非難し、ウクライナへの軍事支援国が、前代未聞の47カ国が参加する
ことをマクロン大統領や国連は、プーチンやロシア閣僚に、何度も伝えるべきだと思う。

ウクライナに栄光あれ！