こんにちは、少し肌寒くなりましたので、体調管理が大切ですね。
さて、先日の石破総理の衆議院解散により、総選挙が行われ、
自民党が191議席で56議席減、公明党が24議席で8議席減となり、
与党は過半数割れとなりました。今回の選挙は自民党議員の政治資金規正法違反
と裏金による政治不信、与党の増税ありきの政治に対して国民の判断がくだされた結果だと
思います。私は、今回の選挙でこの自民党の191議席は、まだまだ多いと思いました。
バブル崩壊から30年以上デフレ経済が続いており、そのデフレの中で2回の消費税を
上げた自民党、公明党の連立政権に対して、自民党は半分程度まで議員数を減らしても
不思議ではないと思います。この191議席は多いと思いますね。
この選挙で議員数を増やしたのは、立憲民主党、国民民主党、れいわ新選組ですが、
野党第一党の立憲民主党は、自民党の自滅から立憲民主党に票が流れた結果であり、
立憲民主党自体に期待度が高まったとはあまり思えません。それは、他の野党と比較しても
比例票が伸びていません。今回の選挙で、立憲民主党は、消費税減税を打ち出していません。
そもそも民主党時代に野田元総理は、自民、公明と3党合意で消費税増税に合意しています。
従って、自民と公明党が過半数割れを起こしても野党が一丸となる事が出来ていません。
今回、国民民主党が議員数を7から28議席と4倍増加させ、キャスティングボードを握っています。
毎日、報道されています年収103万円の壁の引上げが国民民主の掲げている政策の一つです。
今までの自民党と公明党だけで絶対安定多数を占めている状態では、野党の意見を聞かなくても
予算や増税など政治を動かすことが出来ましたが、やっと野党の意見を無視できなくなった今回の
選挙結果は、民主主義国家の日本にとって良かったと思います。
国民民主党の103万円の壁の金額を上げる政策も良いですが、以前より言っているガソリン価格の
値下げとなるトリガー条項の凍結解除を多くの国民は望んでいると思うので、必ず実現してほしい。
また、他の野党、れいわ新選組も含め協力して、本丸である消費税減税、財務省改革にも切り込んで
ほしいと願っています。
これから与党との話し合いにより増税から減税になる政策を決められるか重要な局面に於いて、
国民民主党の玉木代表の不倫問題が出ました。謝罪会見をしていましたが、そもそも多数の国民の
支持をうけて国会議員になっているわけであり、給料をもらっている為、公人としての行動に
責任を持つ必要がありますよね。ここは、私は、榛葉幹事長に代表を引き継ぎ、一度身を引いた方が
良いと思いますね。いずれにしても野党も政策で一致できるところは協力して、政治改革を進めて
ほしいですね。
PS
最近、再び、レトロブームになってきてますよね。
現代の若い人にも昭和の良き時代を知ってほしいですよね。
カセットデッキで音楽を聴くのも懐かしく感じます。