日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

心とフトコロが寒いときこそ

2016年12月17日 | Memories of ZUKA
16日にタカラヅカニュースで
この記事を見つけた



先のニュースを見逃したらしくて
ライブ中継があることを初めて知り



イープラスのプレオーダー期間は
終わっていたので
先着順の一般発売に挑戦することにした



劇場での公演の先着順発売は
インターネットで申し込む時に
なかなかつながらないという印象だけど
ライブ中継の場合はすぐにつながった

「双頭の鷲」を見てから
このCDがヘビーローテション



今年最後にもう1度
轟悠の歌う姿を見て
自分へのクリスマスプレゼントとすることに



遠方から劇場へ行くよりは
格段に費用が少なくて済むとはいえ
安くはない金額
来年の春以降の職が不確かな身で
宝塚を見に行くことは
アリとキリギリスのキリギリス的行為
3月が近づくにつれ日々不安が募る

大阪市西成区釜ヶ崎の"こどもの里"に
密着したドキュメンタリー映画を見た
映画の中で歌われる歌のフレーズ

心とフトコロが寒いときこそ胸をはれ
心とフトコロが寒いときこそ胸をはれ



きっと何とかなる

山下公園

2016年12月16日 | Memories of ZUKA
日帰りヅカ旅は基本トンボ帰り
でも山下公園は
神奈川芸術劇場からすぐだったから
地図の中に緑色のエリアを見つければ
心ときめいてしまう公園好きの私は
まだ雨の残る中を山下公園へ向かった

中央口を入ったところ
水の守護神像
向こうに横浜マリンタワー



噴水の横には
大阪の中之島公園を思わせるバラ園が広がってた
雨が降ってて寒くて
ゆっくりバラを眺める余裕なかったけど



バラ園のそのまた向こう



メタセコイアらしい木が並んでて
いい感じ
シンメトリー



のぼって振り向いたところ
あの遠くの櫛形の建物
なんてったっけ



氷川丸と
海面にぷかぷか浮くカモ
カモって淡水にいるイメージだけど



ちょっと調べてみると
スズガモらしい
冬鳥として渡来、越冬する とある
ヒュルリ〜ヒュルリララ〜



オスは頭が緑色のつやを持つ黒色。
胸は黒い。
背は白地に細かい波状斑がある。
脇と腹は白く、上下尾筒と尾は黒い。
クチバシは青灰色で先端は黒い。
目は黄色。



メスは黒褐色。
背、脇は褐色で淡色の羽縁がある。
クチバシの基部に幅の広い白色部がある。



赤い靴はいてた女の子の像
色づいたイチョウと一緒に







平日の昼間
こんな天気で寒かったから
人もまばらだったけど



混むときは混むんだろうなあ





最後はこれで
"ざん切り頭発祥の地"だって



そうそうこれも
これは公園ではなくて
神奈川芸術劇場の外側に展示されてた





今回のヅカ旅で神奈川芸術劇場に向かう時
JR横浜線への乗り換えで
桜木町という駅名を目にし
その後また乗り換えて
みなとみらい線に乗った

そして同じ経路を帰りながらふと
遅ればせながら気づいた
この名前の由来はここか



今回の公演で桜木みなとは
亡き国王の古い友人で
王妃に思いを寄せる役だった

轟様 〜Yu Todoroki〜

2016年12月15日 | Memories of ZUKA
前回轟悠の出演する公演を見たのは
2005年
檀れいの退団公演だった
日本物のミュージカル「長崎しぐれ坂」と
ショー「ソウル・オブ・シバ」



「ソウル・オブ・シバ」は
大好きなショーのひとつ
轟悠の演じるシバ神は
神々しいと言ってもいいくらいだった



ショーの終盤でシバ神が歌う「天空」
安蘭けいが韓国公演で歌ったのを
CDで聴いたけど
この歌ばっかりは轟悠でなくちゃと思った
安蘭けいは大劇場公演では
オーキッドという役で出ていて
その歌唱力を存分に発揮しているわけだけど
中でも「嫉妬」がすごくいい



プログラムを見たら
今回の公演の主題歌も
「天空」と同じ斉藤恒芳作曲だった
実咲凜音とのデュエット曲で
互いの胸に互いの手を当てる振付が
印象的だった





「ソウル・オブ・シバ」を見た頃は
宝塚を決まって一緒に見に行く人がいて
冗談まじりの本気で
"轟様"と
様付けで轟悠を呼んでいた

今回の公演
轟様はやっぱり
轟様だった

迫力があって
それでいてどこか儚げで

轟悠の演技
実咲凜音との愛の行方に
釘づけになった



檀れいは退団公演だったし
今回の実咲凜音も退団間近の公演
退団するにあたって
最後に轟悠と共演したいって希望が出たのかな

でも考えたら実咲凜音は
今年エリザベートを演じたし
轟悠の相手役として雰囲気も合って
適任だからかな

轟悠はどこか特別な存在だと思う
トップはトップに就任した時点で
退団が確定してしまうし
他のジェンヌもいつ退団するかわからない
専科のベテランジェンヌでさえそうだけど
理事も務める轟悠は
ずっと宝塚にいてくれる人
そう思うと なぜだか安心する



最近見たドキュメンタリー映画で
イングリッド・バーグマンが言ってた
スクリーンは年齢がそのまま出てしまうけど
舞台は10才や15才は若く見せられるって



イングリッド・バーグマンは
3回結婚し 4人の子供を生んだ
でも どれだけ家庭が幸せな時でも
それだけでは自分の半分が死んだようと言った
病でこの世を去るまで
女優として生涯現役を貫いた





轟悠にも長く舞台に立ってほしい

印刷物で見る轟悠に比べ実物は
年齢(推定の)相応のようなところも見えた
でもそれがかえっていい感じで
矛盾するようだけと
多感な少年の役だって
まだできるんじゃないかと思った
見た目だけじゃなくて
内面からにじみ出るものが肝心



舞台に立つ轟様を間近に見た体験は
一生ものだ


双頭の鷲 〜L’AIGLE A DEUX TETES〜

2016年12月14日 | Memories of ZUKA
今日 休みを取って行って来たのは







例によってフライヤー惚れした



まずフライヤーに惚れて
ジャン・コクトー原作
ピエール・ベルジェ氏も関係してるとなったら
見ないわけにはいかなくなった



ピエール・ベルジェは
イヴ・サンローランのパートナーだった人だ
近年サンローランを取り上げた映画を3本見た





抽選方式の
バウホール公演に申し込んで
はずれたので
神奈川芸術劇場公演に申し込んだら
当たった



1階1列と出て
最前列ってことになるようだけど
まさかねえと
実際に劇場で席に座るまで半信半疑だった



緊張した
あんまり舞台が近いから

でも どれだけ舞台に近くても
舞台の上は別世界
近くて遠い 不思議な感じがした



ミュージカルよりもショーが好き派の私だけど
ストレートプレイに近い雰囲気のこの作品に
すっかり引き込まれてしまった



ジャン・コクトーが
エリザベート暗殺事件に着想を得て書いたという
戯曲のミュージカル化
エリザベートを思わせる王妃と
ルキーニを思わせる暗殺者
2人の間に愛が生まれたら…



1946年に書かれたコクトーの戯曲は
ミュージカル「エリザベート」とは
全く関係ないことになるわけだけど
ルキーニ張りのストーリーテラーが登場したり
そのストーリーテラーが客席に現れて
観客を巻き込んでの場面から
第2幕がはじまったりして
「エリザベート」を思わせるところがあったのは
植田景子の成せるわざかな



もぎりを通った所に
翌日(15日)の千秋楽のチケットの
販売ブースが出てて
まだ若干チケットがあるって言ってた
仕事があるし遠方から来てるんだから
我慢我慢と思って通り過ぎた

本公演以外の公演も
本公演にはない良さがあっていいなあと思った
でも これ以上守備範囲を広げるわけには…
ヅカ貧乏もそうだけど
職場の相方が既にあきれ気味

中国風の庭のもみじ再び

2016年12月13日 | 散歩道
池のほとりの真っ赤なもみじのあたりから
林の向こう 運河の向こうを覗き見ると
中国風の庭が見える



よしよし もみじがまだ赤い
庭の半分くらいはもう陰に入ってるようだけど
とにかく行ってみようということに

途中の林のもみじ
黄色に差した赤に はっとなる



竹林のそばに咲いた冬のユリ
昨年も同じ頃同じ場所に咲いてたような



またまたラクウショウ
空も運河も青い中に明るく映える



ガマズミにも目を奪われつつ
中国風の庭を目指す



この向こうが中国風の庭
木立の向こう
ちらりと覗くもみじに気がはやる



庭へ入って右手の小道を行くと



行くと



出た
もう完全に陰の中に入ってるのに
この明るさ
今年のお気に入り
緑まじりのまだらな色づき



ちょっと下がって
右側の木も





まっすぐ行って急な階段のぼれば
あずま屋



左へ曲がると



振り向けば



階段のほうへ



のぼりきって見下ろす



あずま屋の傍にももみじ



反対側の階段を下りて
左へ曲がるとさっきの小道







中国風の庭から運河に突き出たもみじ



最初の小道を戻って
そろそろ次へ行きましょか



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今日(14日)は
いつもと違う行動を取ってます
それについては また明日