南方週末という新聞によれば、春節前に成都や上海で個人資本の本屋が、相次いで倒産したそうです。また、光合作用という全国に店を展開していたチェーン店も二ヶ月前に営業停止に追い込まれたとのこと。2010年からでも北京、上海、広州などの大都市で個人経営の本屋の倒産が相次いでいるとのことです。今年は、比較的規模の大きい個人資本のチェーン店の本屋も何軒か倒産したとの事です。
個人資本の本屋が相次いで倒産や営業停止に追い込まれた理由としては、不動産価格の高騰により、家賃が高騰したことや特に、最近ではネット上の本屋で本を買う人が増えたことなどがあげられるそうです。例えば、上海の嘉定区にある書店の場合は、以前は店の家賃が一月1500元だったのが不動産価格の値上がりで、現在は一月6000元になったそうで、他の地域ではもっと家賃が高いそうです。
私が住んでいる貴陽市では、今のところ本屋の倒産というニュースは見かけませんが、気がかりなニュースです。
貴州には有名な西西弗書店という個人経営の本屋がありますが、この本屋は1993年に第一号店を貴州省遵儀市に出してから、その後順調に店を増やし現在では中国国内に20店舗まで拡大し、中国西南地区では最大の民間資本の本屋となったそうです。
この西西弗書店は貴陽市内だけでも4店舗あり、私が今住んでいる近くにもあるので良くこの本屋には出かけます。特に、この本屋の品揃えが気に入っており、本棚に並んでいる本を眺めるだけでもなかなか楽しめます。
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