このブログでも何度か触れた様に、ドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」で微州の毛豆腐が取り上げられた事で、中国では毛豆腐は全国的に知られる様になるとともに、すっかり有名になった様です。
私は、貴州省に4年程滞在していたのですが、毛豆腐が貴州省の農貿市場等で売られていたかは判然としません。貴州省でも毛豆腐が売られていたのかも知れませんが、その頃はそもそも毛豆腐の存在を知らなかったので、農貿市場等で売られていたものの気が付かなかったのかも知れません。
雲南省の大理州や保山市等でも、その毛豆腐が売られているのを良く見る事が出来ます。雲南省の一部の地域では、この毛豆腐は良く見かけ、極々ありふれた食材の様です。今私は大理市に滞在中ですが、大理の農貿市場では一年中を通して、毛豆腐はみる事が出来ます。無論、食堂等でも食べる事も出来るし、私も何度か食べた事もあります。
注意してみると豆腐を稲藁の上に置いていますが、どうもこの様に稲藁の上に置いておくと自然に発酵して豆腐に毛カビが生え、例の毛豆腐が出来る様です。
藁の下に毛豆腐が見えます。
毛カビが生えて、ある程度時間が経っと変化する様で、表面から毛カビが見えなくなります。
矢張り毛豆腐の下に藁が敷いてあります。
この頃が一番毛カビが生えている頃。
次第に時間と共に、豆腐の表面の毛カビは消えていく様で より発酵が進んだ状態の様です。
時間の経過と共にこの様になる様です。