BBCの中国語版では、日本で正月にモチを食べて、モチが喉につまり二人が死亡したとの記事を載せていますが、食べ物で窒息する事が、外部の人間には分かり難い様で、モチとはどんな物か、何故本来は美食である食べ物が、喉に閊え窒息死するかについて記事にしています。モチや餅つきの写真も掲載されており、雑煮に付いての説明もあります。
そのBBCの記事を元に中国のメディアでも、日本では今年の正月、モチを喉に詰まらせ二人が死亡した記事を転載しています。当然、中国にもモチ(中国語では、糍粑・粑粑と云う)は、あるのでモチに付いての説明はありません。モチを説明しなくても、どの様な食べ物か分かるからです。
中国の検索エンジン「百度」で中国でもモチを食べて死亡した例があるか検索したところ、2015年に武漢市と2016年台湾でそれぞれ一例あるのみです。そう云う意味では、中国にもモチは在るものの、モチを食べて死亡すると云う事は例外中の例外と云えるかもしれません。
私が今滞在中の大理州に住む白族は、このブログでも何度も触れた様に冬至にモチを食べるので、冬至の前後には農貿市場やスーパーではモチが並んでいますが、モチを食べて不幸にも亡くなったという様なニュースは見かけません。