黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

フィルターを通さずそのままを受け止める・伝える

2009年04月10日 | はるの成長日記
粟谷裕子コーチのブログでおもしろい記事がありました。

言葉の使い方

この場合は「短所と長所」という言葉を「弱みと強み」という言葉に置き換えていました。

読んでいると、あらら・・・と思ってしまうかもしれませんが、
意外と普段の生活の中でもこういうことってよくあります。

相手のいった言葉を、似たような違う言葉に勝手に脳内変換しちゃうんですね。


普段の日常の会話の中では、これに感情がからむからもっとややこしくなります。

子ども達に「早くお風呂はいりなさーい!」といいながら、
(もうっ!テレビ見るのやめて早くお風呂に入れてよ!)と夫に対して思っているなら、
伝える相手までずれてしまっているので、コミュニケーションがもつれています。

お姑さんから「いつ電話をかけてもつながらなくって」といわれたら、
(いつも遊び歩いてって思われてる?!)
いえいえ、ただ単に電話をかけても繋がらなかったって、いっているだけです。

お隣さんから「いつもお子さん元気ですね」といわれたら、
(もしかしていつもうるさいと思われているのかしら?)
元気=うるさい、はあなたの価値観かもしれません。


もちろん、中には言外の意を汲み取りなさいよ!って人がいるかもしれません。
だけど、それはその人のコミュニケーションの形なので、
それを押し付けられる必要はありません。

ただ、その方法を自分がとると、
相手にはきちんと自分の意図が伝わらないことは理解しておく必要があります。

時と場合により、どれを選択するか決めるのも自分自身ですが。

自分の心の動きを、ちょっとみつめてみると面白いかもしれません。
結構いろいろと変換してしまっていますから(笑)