黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

家族会議

2009年04月29日 | はるの成長日記
今日は私だけで外出です。

私の実家で今後のことを話し合う家族会議です。


途中、手土産を買うために三宮に立ち寄りました。



今度セミナーを開催する神戸国際会館です。
駅から近く、地下道でつながっていて、
もし雨が降ってもぬれずに会場までいけます。
といっても、私は晴れ女なのでその点心配はいらないかもしれないですが。

実家に行くときはいつも車なので久しぶりにバスに乗りました。
途中、妹から「お父さんの病院を今でてきたから、今から向かいます」とメール。
ん?と思って車内を見渡すと、
いました、いました。
同じバスに妹も乗っていました(笑)

実家につくとすぐ、今回の父のことでお世話になった近所の方へ菓子折を持ってお礼をいいにいきました。
弟が同居しているとはいえ、昼間は仕事で家を空けていますし、
今回のように救急車を呼ぶような事態になったとき、
すぐに駆けつけてくださる方がいるのは本当にありがたく心強いです。

ご挨拶、といってもそこは昔馴染み。
そう堅苦しいものではなく、幼馴染のお兄ちゃんのお嫁さんに初めて対面したり、
今は家をでているものの、ちょうど実家に帰っていた幼馴染にも会えて、
「きゃ~何年ぶりぃ?全然変わってな~い!!」とお互いに大盛り上がり。
ちょっとご挨拶、のつもりが、どうぞどうぞと招き入れられ、
結局女5人、2時間ほども話に花が咲きました。

ちょうどこの日、父のリハビリ病院が家から5分ほどのところに決定し、
一安心しました。
これから3か月はそちらの病院でリハビリに励んでもらいます。

弟たちも実家に集まり、これからのことの相談です。
ひとまずリハビリ病院が決まったことで、3か月の猶予はできましたが、
逆にいうとそれまでにしなければいけないことや、
考えておかないといけないこともでてきました。

今日の話し合いでは、結局父のことは3ヶ月後、
どのくらい身の回りのことができるかにもよるので、
いろんなケースを考え、それごとに対策を用意し、
経過を見守るということになりました。

「お母さんはどうしたいの?」
「○○(弟)はどう思っているの?」
「みんなはどう思う?」
「そのことについては、他に案がある?どうしたらいいと思う?」
とそれぞれの思いを引き出していきました。

家族や兄弟といえど、いろんな意見や考え方があって当然です。
それを尊重しながら心を傾けて聞いていくと、
不思議と違う考えも受け止められます。

そして、お互いの配偶者も入れず本当に家族だけの集まりは滅多にあるものではなく、
家の整理がてらに、母が私たちにへその緒と母子手帳を渡してくれました。
それをみながら、弟が0時0分生まれであることや、
いつ水ぼうそうやおたふくかぜになったとか、
兄弟3人そろって百日咳にかかったことなど、
いろんな話が出てきたり、懐かしい写真をみたりで盛り上がりました。

やっぱり、家族や兄弟は仲がいいのが一番です。
これからは、何か不安なことや心配なことがあったら、
私たちに頼っておいで、と母にも伝えることができました。
兄弟4人、力をあわせてこれまで育ててくれた両親を支えていきたいと思います。

父が倒れた時、母は動転して救急車を呼ぶのが遅れました。
救急車をタクシー代わりに使う人が増えて、
簡単に救急車を呼ばないようにという広報も高齢者向けにされていたそうで、
母は一瞬どうしていいかわからなかったようです。
父の病名や症状を考えると、「即、救急車!」という状況だったので、
一報を受けた時は、私も思わず
「どうしてすぐ救急車呼ばなかったの!お父さんに何かあったらどうするつもり!」
と母を責めてしまったのですが、日が経ち落ち着いてくると、
母もそのことを気にしていたようで、
「お父さん、あの時すぐに救急車を呼べなくてごめんね。」
と父に謝ったのだそう。
父は、
「そんなん、かまへんかまへん。気にせんでええで。」
といったそうです。
ふたりの絆を感じました。

私と夫も、そんな夫婦になれるでしょうか。
来月結婚10周年を迎えます。
もう10年とおもっていましたが、
父と母をみていると、まだまだひよっこ夫婦です。



これは私が中学の時に通った道。
何だか懐かしくなって写真をパチリ☆