黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

普通にこだわっていたら、普通にしかなれない

2009年12月02日 | はるの成長日記
「普通そうでしょ」
とか
「普通じゃない」
とかいう人がいる。

よくよく聞いてみると、
その人がいう普通って、その人が知っている世界だけの話だったりする。
自分が知らない世界のことは、「普通じゃない」に入れられちゃうんだな。
これが。

普通に、普通に、といっていたら、普通にしかなれないな~と思う。


そもそも、その普通っていうのがよくわからない。

類義語に「常識」ってのもある。

人に対して
「あの人って常識ないわね」
なんていうとき、
その常識は、その人自身のマイルールやものさしだったりすることがあるので、
注意が必要だ。
うっかりしてると、その人のジャッジで「非常識」に入れられてしまうこともあるから。

新卒で入社した会社で11年勤めて、
出産を機に退社し、その後いろんな会社を経験してきて思うことは、
会社によっても、その「常識」って大きく違うってこと。
ある程度、社会経験を積んできているつもりでも、
ところかわれば、びっくりするようなことにも出会う。
いや、ほんと。
今まで「常識」だと思っていたことが、どれだけ会社によって違うか。
いろんな「常識」を受け止めてきたことは、
ある意味私の強みだと思う。

「うちの会社ってヘンなんです」
という人は、最初からそう決めつけずに、
もっと視野を広くしてみたら、いろんなことがみえてくるかも。
ヘンな会社って、世の中にはいっぱいあるから(苦笑)
笑えるものから、笑えないものまで、バリエーションは豊富にあります(爆)


コーチという仕事は、ニュートラルさが必要だ。
自分の価値観を知った上で、
セッションするときには、
自分の「普通」や「常識」や「価値観」の鎧を脱いで、
クライアントさんの「普通」や「常識」や「価値観」を受け止める。

受け入れる、ではなく、受け止める。

自分以外の世界を受け止めることによって、
可能性は無限に広がっていきます。