昨日は、近くの教会で開かれたクリスマスコンサートへ行ってきました。
きっかけは、友達がここの教会のゴスペルクアイアの一員になったこと。
そのご縁で、去年もクリスマスコンサートのことを教えてもらって、
参加するのは今年で2度目。
去年もとってもよかったので、
「今年はいつやるの?」と私の方から案内を催促しちゃいました
町にある本当に小さな教会(音楽が鳴るので注意してください)なのですが、
今年も開場前から行列ができるほどの盛況ぶりでした。
今年はちょうどクリスマスコンサートを始めて10年目にあたるということで、
先着順でプレゼントをいただきました。
チョコレートとゴスペルのCDが入っていました
プレゼントがあることを教えてくれた友達に感謝
子どもにはお菓子の詰め合わせ。
これだけで風のテンションもあがりました
まずは合同クアイアの賛美から。
もちろん友達も出演しています。
出だしの一音から衝撃
一音目のインパクトと同時に、クアイアの皆さんの笑顔に圧倒されました。
なんかねそれは「笑顔で歌いましょう」という取り決めであるとか、
テクニックでの笑顔ではなくって、
本当に「嬉しいっ」って気持ちが伝わってきたんです。
圧倒的なパワーで。
よく知っているはずの友達をみていても、
「この子ってこんな表情をするんだ・・・」と思ってしまうほどの、
輝く、圧倒的な笑顔。
歌えて嬉しい!なのか、イエス様が誕生して嬉しい!なのかは、
その人それぞれなのかもしれませんが、
ともかく、一人ひとりが曇りない輝く笑顔で見とれてしまいました。
次は、カリフォルニアからいらしたエルロット・ジャクソン牧師と、
日本全国で活躍しているゴスペルディレクターの山本真一郎さんのコーナー。
山本真一郎さんのコンサートはもう何度も拝見しています。
その低く渋いお声は素晴らしいです
そして、バイオリンの西村尚美さん。
続いて、Chakoさんのライブ。
Chakoさんのライブは迫力でした!
見た目は今風のお姉さん。明るい髪の色に、きれいに巻かれた髪が印象的。
だけど、そのMCからは本当に心から信仰されているのが伝わってきました。
「神様~苦しいよ。助けてよ~」
そんな感じで、いつでも心のそばに神様がいる日常を送られている感じがしました。
エルロット・ジャクソン牧師や山本真一郎さん、Chakoさんを見ていて感じたのですが、
「歌う」という行為は誰にでもできることですが、
この方たちは「歌う」という才能を持って、
教えをつたえるという使命を神から与えられた存在なのだと。
ミッションに生きるとはこういうことなのだと、
まざまざと見せつけられた感じがしました。
この方たちのできることは「歌う」ことだけれど、
人それぞれいろんな特技や秀でたところがあって、
それをいかにミッションに役立てるかということだよな~と
ひとり納得。
最後は出演者全員による賛美です。
曲目は「OH! Happy Day」
ここで、山本真一郎さんがお客さんにインタビュー。
「クリスマスは主なるイエス・キリストが誕生した日なので、
それを祝って今から“OH! Happy Day”という曲を歌うわけですが、
今日はどんな日ですか?」
一人目のお客さんは「いきなり聞かれてもわかりません」という答え。
次に当たったお客さんの答えは「天皇誕生日」
ここで大きな笑いが起こりました。
「そう、確かにそうですね~。ではもう1回いいます。
今から“OH! Happy Day”という曲を歌うわけですが、
今日はどんな日ですか?」
と、その隣の方に問いかけると、
「“OH! Happy Day”!」という答え。
あ、そうか!そういうことなのね!
私も「天皇誕生日」しか浮かびませんでした
前フリを聞いていても、イエス・キリストの誕生を祝うと同時に
天皇の誕生も祝いましょうという意味???なーんて思っていました。
最後の合唱は大盛り上がりで、心が洗われたようないい気分で
ちょっぴりスキップしながら帰宅しました。
実のところ、午前中からおでかけの続いていた風は疲れがでたのか、
途中横になってうとうと。
いただいたお菓子が気になるのか、
「ねぇ、ママまだ?まだ帰らないの?もう帰ろう?いつ終わるの?」
とつぶやいていました。
もうっ!折角聴いているのに静かにしてよ!という思いも確かにありました。
けれど、途中で気付いたんです。
去年は、やはり同じようなことを言い出して、途中で退席して帰りました。
だけど、今年は最後まで聴くことができました。
すごい成長だ!
最後の合唱では、ちゃんと起きて一緒に手を叩いて楽しんでいました。
コンサートが終わってから、私が風にかけた言葉は、
「どうして静かにしていられないの!」
「もう!いい加減にしてよ!」
「ママだって楽しみにしていたのに、
あなたがうるさくいうから楽しめなかったわ」
ではなく、
「風くん、頑張ってくれてありがとう。
おかげでママも最後までお歌聴くことができたよ。」
でした。
これだけでも、私自身の成長を感じます(笑)
帰宅してお風呂に入りながら、
「今日も楽しい一日だったね。風はなにが楽しかった?」と聴くと、
「お歌が楽しかった」という答え。
風も風なりに楽しんでいたのです。
そういえば、牧師さんのコーナーでは、むくっと起き上がり「外国の人や~」
バイオリンのコーナーでも、むくっと起き上がりじぃーっと見入っていましたっけ。
興味はあったんだよね。
だけど、眠かったんだよね。
花はというと、ゴスペルも楽しみにしていたのですが、
直前にはまってしまったお手玉の練習がどうしてもしたかったようで、
本人の意思でお留守番を選びました。
だから、花だけプレゼントのお菓子がないのは仕方のないこと。
私はなにもいいませんでしたが、
風はちゃんと花にもお菓子をわけてあげていたようです。
教会では「花ちゃんには内緒だよ。
花ちゃんには『これは風くんのだよ』ってちゃんといってね」
なぁんていってたのにね。
今日も幸せな一日を過ごしました。
感謝☆