黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

ワールド・ビジョン・カフェのその後

2009年12月04日 | はるの成長日記
先日、ワールド・ビジョン・カフェに参加した後のこと、
花がホアンちゃんとチャンちゃんにお手紙を書きたいといいました。
折角、その気になっているので、
もしかしたら、ふたりの手元には届かないかもしれないことと、
お返事はこないかもしれないことを伝えて、
花も納得の上で手紙を書いてくれました。

誤解されてしまうと困るので申し添えますと、
お手紙が届かないかもしれないといったのは、
基本、支援しているチャイルド以外にはお手紙を書けないからなのです。
ワールド・ビジョン・ジャパンさんがいい加減な運営をしているからではありません。

それでも、自分の意思でふたりに手紙を書きたいといった花の想いと、
想いを誰かに伝えたいというその行動を後押ししてあげたかったのです。


昨日、帰宅すると1件の留守電が入っていました。
ワールド・ビジョン・ジャパンさんからでした。

オリヴァちゃんとホーンちゃんの支援をしていることへのお礼と、
このたびのワールド・ビジョン・カフェへの参加のお礼。
そして、手紙がちゃんと届いたことと、
花の手紙を現地語に翻訳してホアンちゃんとチャンちゃんに渡してくださったこと。
ふたりがとても喜んでくれたこと。
花ちゃんにもどうぞよろしくお伝えくださいとメッセージが残されていました。

まさかお電話をくださるとは思っていなくて、
びっくりして花を呼んで、ふたりで一緒に再度メッセージを聞きました。
遠く離れた国の子どもたち同士が、こうして交流でき、
お互いのことを思いあえることは、とても貴重な体験だと思います。

ワールド・ビジョン・カフェに参加したあと、お風呂に入りながら、ふと
「私たちはこんな風にたくさんのお湯を使ってお風呂に入れるけれど、
世界の国の中には、飲み水にも困っている国があるんだよね」とつぶやきました。
すると、花が
「そうだね。お水、大切に使わないといけないよね」
といいました。
口うるさく「水を大切にしなさい」「もったいない」「無駄に使わない」と叱るよりも、
実際に自分で体験して、考えて、気づくほうがよっぽど心に響き、
身についていくのを感じました。


さてさて、今日は友だちから嬉しいメッセージが届きました。
なんと彼女も最近、チャイルドの支援を始めたそうなのです。
彼女のチャイルドもお子さんと同じ年なのだとか。
早速、今から貯金していつかチャイルドに会いに行こう!という話もでているそうです。

こういう社会の情勢にも関心を持っていてくれる子どもがいると、
地球の未来は安心できますね。
こういった支援には時間がかかります。
だからこそ、ずっと想いを受け継いでくれる人が必要なのです。