突然ですが、質問です。
リンゴジュースがいいですか?
オレンジジュースがいいですか?
はい。答えはでましたでしょうか?
あなたは、リンゴジュースとオレンジジュースのどちらを選びましたか?
また、それはどうしてですか?
選ぶのにどのくらいの時間がかかりましたか?
リンゴジュースを選んだあなたは・・・
というような心理テストではありません(笑)
あしからず。
私はよく子どもたちにも
「3秒で決めて!1・2・3!」
といいます。
ある意味、日常生活の中で素早く決断する訓練を積み重ねているのです。
「何か飲む?飲まない?」
「リンゴジュースがいい?オレンジジュースがいい?」
「右と左、どっちの道から行く?」
といった簡単なものから、お休みの日に
「今日はどこかにでかける?」
といった少し高度なものまで。
もちろん、じっくりと考えることの重要性を説く方もいらっしゃるでしょう。
それに対して異論はありません。
だけど、普段の生活の中で「よりよい答え」を求めて、
悩まなくてもいいところで時間をかけてくよくよと悩んでいる方が多いのも、
また事実だと思うのです。
さっきもいったように、これは訓練です。
実は、私もレストランのメニューをみて、
あーでもない、こーでもないとなかなか決められない人でした。
自分にとって「よりよい答え」を求めて、
チキングリルか和定食か、時間をかけてじっくりと考えていたのですが、
今思うと、どちらを選んでも、さほど違いはなかったと思います。
一緒にいる夫がイライラするというオプションはもれなくついてきていましたが(笑)
さてさて、ではこれが、
進学や就職といった、人生の選択だったらどうか?
これも、あまり実は変わらないのではないかと思います。
だって、どれだけ悩んでじっくりと答えをだしたって、
その後の人生がどうなるかまで補償されたものではないですから。
人生で約束されたものなんて、何もありません。
あるのは、自分自身だけ。
この質問で何が大切だったか・・・。
それはあなた自身の「選択」とそれが正しかったと信じる力です。
私たちの人生は、ほんのささいな選択の連続です。
すぐに決断し、すぐに動く。
ダメだったり、間違えたと思ったら、すぐにリカバリーする!
それだけでいいんです。
「よりよい答え」ばかりを求めて、その場から動けなくなっていませんか?