6話なのにまだ私の妄想の肝心なところが始まってない!
どんどんありえない方向へ行きますよ
そうですねぇ・・・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』+『スター・ウォーズ』
みたいなノリで
なんじゃ、そりゃ?ですか?
ではどうぞ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
妄想ドラマ 『Dive into the future』 (6)
潤たちは智の言葉に、それしか道はないのだと覚悟を決めた。
それからの3日間で5人は警備ロボットのことや、脱出ルートなど必要な知識を詰め込んだ。
そして、5人の力を最大限にいかすための能力開発テストが行われた。
智と和也が、2009年では考えられなかった能力を秘めていたことがわかり、メンバーを勇気付けた。
「誰かリーダーを決めたほうがいいな。チームワークが必要だ」
神無月に言われて雅紀は迷わず智を指名した。
「大野さんがいいと思う。いざという時の決断力があるから」
「そうだな。俺も賛成だ。彼の一言でみんなが決断したわけだし」
潤が言うと翔と和也も同意した。
「俺はみんなをまとめたり、的確な指示をだしたりはできないよ」
「参謀は櫻井くんがやれば大丈夫だ。大事なのは4人が君がいいと言ってることだよ」
神無月に言われて智は承諾した。
「あの、呼び方も決めない?とっさの危機に大野さんとか松本さんとか言ってられないだろ?」
翔の提案に5人の呼び方も決めた。
「俺は普通に潤でいいよ。あとはリーダー、翔、和也は言いにくいからカズ。
雅紀も短くする?マーとか?」
潤がニヤニヤ笑った。
「えっ!俺だけ可愛すぎるでしょ?」
「じゃ、マー君がんばろうか!」和也が言うとみんなが一斉に笑った。
潤は笑いながら、きっとこのメンバーならうまくいくと自分に言い聞かせた。
警備ロボットに対抗する武器は、ロボットに内蔵されているコンピューターの
回路を一時停止させるレーザー銃のようなものしかない。
ロボットが万が一誤作動した場合の時に使うもので、今まで一度も使用されたことはない。
レーザーポインターで狙いをつけて引き金を引く。
目には見えないけど何か強力な電磁波が出ているらしい。
潤はまるでゲームのようだと思った。
これで本当に自分たちを守れるのだろうか。
しかもこの銃は二挺しかない。
練習で、一番的を外さなかった潤と雅紀が持つことになった。
山辺がやってみせたシールドは、人間が持っている超能力を増幅させる装置を
使って作り出したが、彼ほど強力なものは100万人に一人くらいしか作れない。
手首に腕時計くらいの装置をセットする。
ほとんどの人間が作れるシールドは、蚊を寄せ付けない程度だ。
ところが、智には山辺を上回る力があった。
ただ訓練している時間がないので不安定だし、7,8秒しかもたない。
それでも必要な時には身を守れるだろう。
和也には別の能力があった。
それは前から本人も気がついていたが、偶然が重なっただけなのかもしれないと
思っていた予知能力。
判断に迷った時には心強いはずだ。
そして翔には地図が渡された。
昔のような紙の地図はここにはなかった。
それは3Dの映像で見ることが出来る地図で、小型のノートパソコンのような形
をしていたが、重さはわずか300グラムほどしかない。
4日目の朝、5人は用意されたオレンジ色の揃いのツナギに着替えた。
しっかりした生地なのに身体にフィットして、驚くほど伸縮性があり動きやすい。
「派手な色だなぁ。警備ロボットは色は分からないと知っていても、
なんか目立つんじゃないかとドキドキするよ」
雅紀の言うように、警備ロボットは人間のような形をしているが、色は認識しない。
オレンジを選んだのは自分たちが危険に出会った時、お互いを見失わないためだ。
ロボットのカメラは進行方向280度、動くものを捕らえ形と温度で判断する。
体温があるものを形状で人間と動物に分ける。
動物は放置、人間は捕獲。
そして車やヘリのような輸送機は、警告に従わないと攻撃してくる。
ただし、これは普段の警備の場合で、今はいきなり人間を攻撃してくるかもしれない。
脱出を試みた人たちが帰って来なかったので情報がないのだ。
「そろそろ行きますか?」
智の言葉に4人は黙ってうなづくと、食料や水の入ったリュックを背負った。
「頼むよ。君たちにすべてがかかっているんだ。きっとうまくいく」
「必ずやり遂げてみせますよ。だからあなた方も約束を果たしてくださいね」
5人は神無月や研究所のスタッフと握手を交わして建物を出ると、庭を囲んでいる
低い塀の傍にスタンバイした。
振り返った潤の目に、今にも泣きだしそうな楓が映った。
非常事態モードの警備ロボットはどんなルートで回っているのか分からない。
3体が5分おきに通り過ぎた後、
研究所のマスコットとして飼われているラブラドールのモモが
投げられたボールを追って外に走り出た。
ボールを加えて戻ってきたがロボットの気配はない。
智が和也を見た。
「危険は感じない」と答えた。
「行くぞ!」
智の合図で5人は数秒を置いて、次々に森の中に消えた。
----------つづく--------
やっと出発できたー
後はミントに地味!って言わせないようにね
どんどんありえない方向へ行きますよ

そうですねぇ・・・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』+『スター・ウォーズ』
みたいなノリで

なんじゃ、そりゃ?ですか?
ではどうぞ!
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妄想ドラマ 『Dive into the future』 (6)
潤たちは智の言葉に、それしか道はないのだと覚悟を決めた。
それからの3日間で5人は警備ロボットのことや、脱出ルートなど必要な知識を詰め込んだ。
そして、5人の力を最大限にいかすための能力開発テストが行われた。
智と和也が、2009年では考えられなかった能力を秘めていたことがわかり、メンバーを勇気付けた。
「誰かリーダーを決めたほうがいいな。チームワークが必要だ」
神無月に言われて雅紀は迷わず智を指名した。
「大野さんがいいと思う。いざという時の決断力があるから」
「そうだな。俺も賛成だ。彼の一言でみんなが決断したわけだし」
潤が言うと翔と和也も同意した。
「俺はみんなをまとめたり、的確な指示をだしたりはできないよ」
「参謀は櫻井くんがやれば大丈夫だ。大事なのは4人が君がいいと言ってることだよ」
神無月に言われて智は承諾した。
「あの、呼び方も決めない?とっさの危機に大野さんとか松本さんとか言ってられないだろ?」
翔の提案に5人の呼び方も決めた。
「俺は普通に潤でいいよ。あとはリーダー、翔、和也は言いにくいからカズ。
雅紀も短くする?マーとか?」
潤がニヤニヤ笑った。
「えっ!俺だけ可愛すぎるでしょ?」
「じゃ、マー君がんばろうか!」和也が言うとみんなが一斉に笑った。
潤は笑いながら、きっとこのメンバーならうまくいくと自分に言い聞かせた。
警備ロボットに対抗する武器は、ロボットに内蔵されているコンピューターの
回路を一時停止させるレーザー銃のようなものしかない。
ロボットが万が一誤作動した場合の時に使うもので、今まで一度も使用されたことはない。
レーザーポインターで狙いをつけて引き金を引く。
目には見えないけど何か強力な電磁波が出ているらしい。
潤はまるでゲームのようだと思った。
これで本当に自分たちを守れるのだろうか。
しかもこの銃は二挺しかない。
練習で、一番的を外さなかった潤と雅紀が持つことになった。
山辺がやってみせたシールドは、人間が持っている超能力を増幅させる装置を
使って作り出したが、彼ほど強力なものは100万人に一人くらいしか作れない。
手首に腕時計くらいの装置をセットする。
ほとんどの人間が作れるシールドは、蚊を寄せ付けない程度だ。
ところが、智には山辺を上回る力があった。
ただ訓練している時間がないので不安定だし、7,8秒しかもたない。
それでも必要な時には身を守れるだろう。
和也には別の能力があった。
それは前から本人も気がついていたが、偶然が重なっただけなのかもしれないと
思っていた予知能力。
判断に迷った時には心強いはずだ。
そして翔には地図が渡された。
昔のような紙の地図はここにはなかった。
それは3Dの映像で見ることが出来る地図で、小型のノートパソコンのような形
をしていたが、重さはわずか300グラムほどしかない。
4日目の朝、5人は用意されたオレンジ色の揃いのツナギに着替えた。
しっかりした生地なのに身体にフィットして、驚くほど伸縮性があり動きやすい。
「派手な色だなぁ。警備ロボットは色は分からないと知っていても、
なんか目立つんじゃないかとドキドキするよ」
雅紀の言うように、警備ロボットは人間のような形をしているが、色は認識しない。
オレンジを選んだのは自分たちが危険に出会った時、お互いを見失わないためだ。
ロボットのカメラは進行方向280度、動くものを捕らえ形と温度で判断する。
体温があるものを形状で人間と動物に分ける。
動物は放置、人間は捕獲。
そして車やヘリのような輸送機は、警告に従わないと攻撃してくる。
ただし、これは普段の警備の場合で、今はいきなり人間を攻撃してくるかもしれない。
脱出を試みた人たちが帰って来なかったので情報がないのだ。
「そろそろ行きますか?」
智の言葉に4人は黙ってうなづくと、食料や水の入ったリュックを背負った。
「頼むよ。君たちにすべてがかかっているんだ。きっとうまくいく」
「必ずやり遂げてみせますよ。だからあなた方も約束を果たしてくださいね」
5人は神無月や研究所のスタッフと握手を交わして建物を出ると、庭を囲んでいる
低い塀の傍にスタンバイした。
振り返った潤の目に、今にも泣きだしそうな楓が映った。
非常事態モードの警備ロボットはどんなルートで回っているのか分からない。
3体が5分おきに通り過ぎた後、
研究所のマスコットとして飼われているラブラドールのモモが
投げられたボールを追って外に走り出た。
ボールを加えて戻ってきたがロボットの気配はない。
智が和也を見た。
「危険は感じない」と答えた。
「行くぞ!」
智の合図で5人は数秒を置いて、次々に森の中に消えた。
----------つづく--------
やっと出発できたー

後はミントに地味!って言わせないようにね
