日の本の下で  究極の一点 Ⓢ への縦の道

『究極の一点』Ⓢ 
神のエネルギーの実在を『フライウェイ』の体験を通して知り、
伝えるデンパ(伝波)者

忍耐と反省と努力が美徳であった時代はエネルギーの転換と共に消え去ってゆく。

2016年02月04日 | フライウェイ スピリチュアル  宗教  運命 病 生と死

ピーピー ガーガー デンパの時間です。

 

一昨日だったか漫画家 故水木しげる氏のお別れの会に黒いハコフグの帽子を被って

参列しているさかなクンが話題になっていました。

 

黒のハコフグは喪服用というのではなく、TVの撮影時のクロマキー用に予め持っておられたようだと

記事には出ていました。

 

さかなクンは凄いなぁとその記事の写真をみてあらためて思いました。

 

一般的な儀礼としておふざけとも受け取られかねない姿で

自分なりのスタイルで故人とのお別れする事は勇気がいる事だと私は思います。

 

弔いというのは、亡くなった故人に弔う側の各々の人それぞれが真心をこめるものなので、

縁もゆかりもない他人がとやかく言う必要はなく、

また故人や親族もお弔いに来てくれただけで普通は有り難く思うものだと私は思います。

 

さかなクンはさかなクンになっていなければ、妖怪クンになっていたかもしれないほど

子供の頃から水木先生の漫画が好きだったそうです。

 

その記事を読んで改めてさかなクンの描いた魚の絵を見ると

どことなく、水木先生の絵の持つ愛情のこもったリアリティーに似たものを感じます。

 

さかなクンは現在は東京海洋大学の名誉博士であり、2010年に

絶滅種のクニマスの再発見に大きな貢献をした事でも知られています。

 

「好きこそ物の上手なれ」という諺がありますが、

さまざまな苦労もあったであろう、さかなクンの人生を思う時に

きっと御本人はたいして苦労とは思っておらず、

好奇心の思うがまま魚たちと夢中で生きてこられたのだろうなあと

TVの向こう側でいつもハイテンションに楽しそうに話をしているさかなクンを見ると

どこか羨望のまなざしになっている自分に気がつきます。

 

人はみんながみんな、自分が好きな事を職業にできるわけではありません。

そして、好きである事とその事に才能がある事はまた別な話です。

 

得に芸術や芸事は、いくら好きだからといっても職業としてお金を稼ぐには

それなりの先天的な才能に恵まれていないと無理な事は紛れもない事実だと思います。

 

水木しげる先生が著書の中で書かれている『幸福の為の七か条』の中に

 

『才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ!』」というのがあります。

 

93歳まで小手先の才能や努力だけでは生き残れない漫画の世界で

長く生きられた方の金言だと思います。

 

 

ここからがデンパ話。

これからは益々努力が人を裏切るように感じる時代になってゆくでしょう。

別の言い方をすれば、持って生まれた才能の有る無しがより明確に作用する時代になったとも言えます。

 

時間をかけ、我慢や忍耐をして努力しても得られる成果は、

才能のある人が行った行為には到底かなわないのがより明白になってゆきます。

そしてそれは、芸術や芸事スポーツはもちろんの事、

一般の人々の職業選択でも今まで以上に顕著に現れるでしょう。

 

我々くらいまでの世代にとって忍耐や我慢する事は美徳であり、

『石の上にも三年』の諺のとおり社会生活を送る事が目標達成や自己実現には必須の事でした。

 

しかしエネルギーが転換した現在は、

精神的に我慢や忍耐をして努力をしても大きな成果を得る可能性は

好奇心のおもむくままや、才能に溢れた仕事の成果に比べれば

低い結果しか得られない実感をより多くの人が感じるようになってゆくでしょう

そしてその流れは止めようもなく益々強くなってゆくのです。

 

我慢や忍耐をして努力をした行為が成果を生んだ時代は終わりをつげて、

いかに自分の才能を早く見極めて、自分の才能にあった仕事や行為をするかによって

得られる成果がシビアに決まってしまう世界がやってきたのです。

 

人が努力を努力と思わないで熱中できるのは、その行為が好きであったり

好奇心を最大限満たしてくれている時だと思います。

 

さかなクンのように稀にその好奇心と才能が合致した人というのは確かに存在します。

しかし多くの人がそのような人生を歩めるわけではありません。

ですが、これからの時代、忍耐や我慢が成果に結びつきにくくなってゆく以上、

自身の好奇心を満たして努力を努力と思わないですむような仕事を選び、

その事が才能と結びついている事が

人生をより豊かに過すキーポイントになってゆくのは間違いありません。

 

どんな人にも必ず他者より秀でた才能といえる資質はあります。

それを見極める事を放棄しないで、少年少女の頃から真剣に向き合って生きてゆけば、

人生がより豊かで思いもよらない可能性に満ちたものになる事を

より確実に実感できその事がシビアに結果として現る時代になったのです。

 

繰り返し言いますが、忍耐や我慢してエネルギーを為て事をなす時代は終わったのです。

これからは益々エネルギーが淀みなくながれる事が強く働く世界になってゆきます。

それは感情面ではより強く現れ、感情の渦に飲み込まれると良い成果を生む事はむつかしいでしょう。

 

インターネットやsnsでの感情のやりとりは、

衝突や対立を生む原因を増やす負の要素が大きいので、

仕事や人生をスムースに導きたいのであれば、

インターネットやsnsの使用は感情を抜いた、情報のやりとりに

徹底するのが、その本来の力をプラスとして十分に活用できると忠告しておきます。

 

時代は、スポ根も怒りのサイヤ人も通用しないエネルギーに明確に転換したのです。

 

時間をかけて何かを為す事より、最初に何に意識や焦点をより正確に合わせるかによって

事象の成果や結果が大きく決まってしまうのです。

言葉を変えれば

あいまいな才能の上に長い時間をかけて地道に努力した成果が、

より正確に才能を使う事に一瞬で凌駕されてしまう事が明らかにされる時代になったのです。

 

旧時代の道徳や美徳に縛られた世代には納得がゆかないかもしれませんが、

エネルギー転換によって

個人が時間をかけてエネルギーを蓄え物質的に豊かな成果を上げてきた時代は

いかに正確に焦点を合わせて、エネルギーを淀みなく流す事によって

より物質的にも精神的にも多くの成果をなす世界へと変容しました。

 

その事は我慢や忍耐、反省や努力が現実の成果を得る手段として

限りなく無力化した世界に突入したんだという厳しい認識を多くの人々が実感として得る事となり

今までのように外の物質的な事柄へのアプローチだけでは思うような成果も

精神的な満足も得ること出来ないという

人類全体の体験の積み重ねとなって証明されてゆくでしょう。

 

人類はお金や外の物質によらず、

個々の内的世界にいやがおうでも向き合う事なくして人生で満足を得ることが難しい精神文明に突入しました。

そしてその最先端に日本があるのだと言う事を伝え

今日のデンパ話を終わります。