西京極 紫の館

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新八犬伝(起承転結 全4巻) 石山 透/著  角川書店

2017年06月24日 14時02分40秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓の祟りに立ち向かうため、伏姫は犬の八房とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後「孝」の珠を持つ犬塚信乃は、父の形見名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるがそれらはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと、大人気を博した人形劇を、脚本家自ら書き下ろした完全小説版!

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆★★★
  独創性 ☆☆★★★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
僕が小学生だった時にNHKで放送されていた「新八犬伝」。仲間内で流行った台詞「たぁまずさがおぉ~んりりょうぅ~」とか「いざとなったら珠を出せ」とか。懐かしくてストーリーを思い出したくて買いました。読んでみると小説というよりはプロットそのままって感じ。矢継ぎ早に事件が起きてはすぐ解決の繰り返し。読み易くはありましたが、深みはあまりありません。当時の人形劇をご存知の方ならその辺を承知の上でお読みくださいませ。

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