西京極 紫の館

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ここまでわかった!本能寺の変  「歴史読本」編集部/編  新人物往来社

2013年06月15日 14時19分27秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
信長襲殺の黒幕はいるのか?  日本最大のクーデターとしてトップレベルの知名度を誇る「本能寺の変」。実行者・明智光秀の背後に黒幕がいたとする説は根強く、多くの人物の名が挙げられてきた。“戦国の覇王”織田信長を葬り去った黒幕は本当にいたのか?本書は足利義昭、朝廷・天皇、本願寺など「本能寺の変」の黒幕と目されてきた勢力と光秀の動向を改めて検証し、事件の真相に迫るよすがとなるよう編集した。本書を読み終えたとき、あなたの「本能寺の変」が変わるかもしれない。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ★★★★★
  独創性 ☆☆★★★
 読み易さ ☆☆☆★★

【西京極の読後感想】
このところ仕事で東京出張する事が多く、新幹線で移動する間に読書をする為、本の消費が早い。この本も駅の売店で、往復の間に読めそうな本がないかと探して手に取ったもの。内容的は各種歴史的資料を基に研究者が本能寺の変の黒幕が存在するとしたら私はこう考える、この可能性が高い、などと論じているもので、結論などというものは書かれていない。ただ僕自身が知らなかった事実として、本願寺教如が石山合戦後に織田政権打倒に向け積極的に諸国遊説していたことや、光秀の家老である斎藤利三が信長と断交し交戦状態だった長宋我部氏と深い姻戚関係にあった事などは為になった。それが本能寺の変に直結した訳ではないとは思うけど、ね。僕個人は秀吉謀略説がミステリーっぽくて面白いとは思っていますが…

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